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本編

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 耳に口付け、手をドレスの中へと沈めていき、首筋や、剥き出しの肩へと舌を這わせ、リラの素肌を堪能していくエドワルド。

 胸を直接愛撫されて、リラの思考がまとまりにくい。それでも何とか口にする。


「でっ、でも……エドワルド様、嫌じゃ、ない?」

「?私は嬉しいよ?何が嫌だと思うのかな?」


 エドワルドはリラの柔らかな胸をもてあそび、先端を見付けて更にそこを刺激しながら返事をする。

 息を切らせ、途切れ途切れに答える姿はなまめかしい大人の物だ。


「だっ……だって、よく、分からないのです、もの。結婚前なのに、かっ、感じる?事は……はっ、はしたなくない?です、か?」


 なのに、その口からは、初々しい言葉と戸惑い、恥じらいを多く含んだ素直過ぎる言葉が並ぶ。

 そのアンバランス差が、エドワルドの中の欲情を刺激するとも知らずに。


「……私がそうさせているのだから、嫌になる訳が無いよ。リラならどんな姿だろうと、何をしようと、私を捨てない限りは受け入れるよ。はしたないなんて思わないし、リラがこういったお誘いをしてきても、私は喜んで受け入れる」


 尖ってきた胸の先端を、てのひら部分で押し回し、手をドレスから引き抜くと、素早くドレスを引き下げて、リラの両胸を空気に晒す。


「やっ?!」


 リラが腕で隠そうとするのを、その腕を掴んで阻止するエドワルド。


「リラ、隠さないで。ずっと想像していたんだ。でも、本物は想像よりも大きくて綺麗だ」

「むっ、胸なんて、大きくても役に立ちません!」


 リラは恥ずかしくて堪らない。


「そんな事無いよ。リラのここは柔らかくて気持ち良い。顔を埋める事も出来るし、あれ・・を挟む事も出来る」

「あっ、あれ???」

「今はまだ知らなくても良いよ。その内ちゃんと教えてあげるから」


 エドワルドはそう言って、リラの腕を掴んだまま、身を屈めて、エドワルドが贈った首飾りの下にある、胸の谷間部分をペロリと舐める。


「ひゃんっ!」

「リラ、腕を離すけれど、隠してはいけないよ?手はこっち。私の頭を抱えるか、そのまましがみ付くか。好きにして良いけれど、髪を引っ張るのは無しだよ?良いね」


 リラの腕を肩に置き、そのまま両手でリラの両胸を下から優しく掴み揉む。その先端を存分に味わえるように顔をリラの右胸へと寄せる。

(ああ、ずっと味わってみたかった彼女の胸。とても美味しそうに色付いている)

 エドワルドは唾を飲み込み、その先端に舌を押し当てると、リラの身体がビクンッ!と大きく反応を示した。
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