17 / 805
SS置き場
お気に入り2500人突破記念♪感謝のSS ~アレクシス国王陛下の受難~
しおりを挟む
アレクシスは、大切な弟、エドワルドから結婚をしたい女性がいるとの言葉を聞き、心の底から喜んだ。その女性の家名を耳にするまでは。
リラ=エヴァンス。その名を聴いた瞬間、まさかあのエヴァンス家か?!と思い、エドワルドを説得するべく口を開こうとする。
何故ならエヴァンス家とは、歴代の国王陛下が誓約書を交わす、王家の見張り役であり、王家に仇なす者や、国に仇なす者を選り分け排除していく家柄だ。
国の中枢を担い、歴代の宰相も多く出ている家柄だと言うのに、王家の娘を賜る事が無く、公爵の座に就かないのは、表向きは、代々政を中枢で担う家柄の者を公爵にして、反乱でも興されては困ると言った理由付け、そして、本当の理由は、王家の血を入れて、身内になれば判断が甘くなる、緩くなる、公正な判断が出来なくなる等と言った事を防ぐ為であるらしい。
もし、エヴァンス家の当主や次期当主が王族と縁を結ぶとなれば、その者はエヴァンス家の者としてでは無く、領内の平民と同じ立場になるか、領を出て、エヴァンス姓を捨てるかのどちらかと決まっているそうだ。
その為、役割を誇りに思っているエヴァンス家の当主は、他家の貴族の娘を迎える事はあっても、王家の姫や公爵の娘を娶る事は無い。元々縁談は男からしか出せない為、何も知らない公爵が娘を薦めた所で、エヴァンス家は他に好きな相手がいると断り、権力行使をしよう物なら国王陛下が止めると言う算段だ。
そして、現当主ジルギリス=エヴァンスは、アレクシスの教育係であり、数々の精神的恐怖教育を施してきた人物だ。
今となっては、あれはアレクシスが愚王にならない為のスパルタ教育だと解るが、当時は夢で何度も魘される程に、本当に恐かったのだ。そしてそれ故に、エヴァンス侯爵家の人間とは出来るだけ深く関わらずに穏便に済ませたい。
そんな相手の娘を、王命で公爵に娶らせるなんて冗談じゃない!!
そう思ったのに、よりにもよってエドワルドが脅して来たのだ。
「兄上が結婚を認めてくれないのなら、私はリラ嬢を拐って他国に行きます。エヴァンス侯爵家への対応も勿論、クルルフォーン公爵領も政務も、全て兄上にお任せしますので、父が帰って来るまでの間、兄上が一人でして下さいね。それと、敵国には行かないつもりですが、連れ戻して別れさせる気なら、敵国を唆してでも逃げ切りますから。私は本気ですよ。彼女が手に入らないなら、彼女を殺して私も死にます」
「!!?そっ……それだけは止めてくれ!!!」
エドワルドの仕事を全て受け持つだけでも相当無理があると言うのに、その手腕が他国に行くだけでなく、敵に回す等恐怖でしかないと言うエヴァンス家までをも敵に回し、捜せば敵対国まで嗾けられると言う魔の悪循環な計画を企てるエドワルドが、悪魔にしか見えない。
(まさか、いくら結婚を奨めても頷く事の無い、女性に嫌悪を抱いて居そうな弟が!よりにもよって女性問題で!いつでも味方で居た私に、脅しを仕掛けるなんて……!!)
アレクシスは幼少の頃からエドワルドを可愛がり、母から庇い、ずっと守って来たのに、そのエドワルドが掌を返す。たった一人の女性の為に。
(……まぁ、あの家の娘を欲しがるなら、国王を敵に回すぐらいの覚悟が無いと、駄目だとは思う。思うが、実の兄を恐怖のドン底に突き落とす遣り方で無く、もっと穏便な手段を選びなさい!!)
「エヴァンス侯爵家の対応は、全てお前がするんだぞ!それが条件だからな!!」
「はい。有難う御座います兄上」
(くっ!!こんな時だけ微笑みやがって!絶対にあの子息が私の所に来るんだからな!ドス黒い笑顔で私にどういう事かと詰め寄って来るんだからな!!)
アレクシスは怯えながらも、更なる悲劇を招かぬように、渋々、嫌々エドワルドの言う案に乗った。
*****
※いつも有難う御座います!!
今回感想コメのanatananakoさんによるアレクシス視点のリクでした♪
私も前々から書きたいなぁとは思っていたのですが、エヴァンス侯爵家の裏の役割も、その時はまだ出していなかったので、ボツにしてましたが、今回はそれも出した後だったので、少し長くはなりましたが出せました~!!わぁ~い♪
エドワルドがアレクシスに縁談を持ち掛けさせたと言う最初の方の話ですが、いかがでしょうか?!
anatananakoさん有難う御座いました~!!
皆様にお楽しみ頂けたら幸いです!
リラ=エヴァンス。その名を聴いた瞬間、まさかあのエヴァンス家か?!と思い、エドワルドを説得するべく口を開こうとする。
何故ならエヴァンス家とは、歴代の国王陛下が誓約書を交わす、王家の見張り役であり、王家に仇なす者や、国に仇なす者を選り分け排除していく家柄だ。
国の中枢を担い、歴代の宰相も多く出ている家柄だと言うのに、王家の娘を賜る事が無く、公爵の座に就かないのは、表向きは、代々政を中枢で担う家柄の者を公爵にして、反乱でも興されては困ると言った理由付け、そして、本当の理由は、王家の血を入れて、身内になれば判断が甘くなる、緩くなる、公正な判断が出来なくなる等と言った事を防ぐ為であるらしい。
もし、エヴァンス家の当主や次期当主が王族と縁を結ぶとなれば、その者はエヴァンス家の者としてでは無く、領内の平民と同じ立場になるか、領を出て、エヴァンス姓を捨てるかのどちらかと決まっているそうだ。
その為、役割を誇りに思っているエヴァンス家の当主は、他家の貴族の娘を迎える事はあっても、王家の姫や公爵の娘を娶る事は無い。元々縁談は男からしか出せない為、何も知らない公爵が娘を薦めた所で、エヴァンス家は他に好きな相手がいると断り、権力行使をしよう物なら国王陛下が止めると言う算段だ。
そして、現当主ジルギリス=エヴァンスは、アレクシスの教育係であり、数々の精神的恐怖教育を施してきた人物だ。
今となっては、あれはアレクシスが愚王にならない為のスパルタ教育だと解るが、当時は夢で何度も魘される程に、本当に恐かったのだ。そしてそれ故に、エヴァンス侯爵家の人間とは出来るだけ深く関わらずに穏便に済ませたい。
そんな相手の娘を、王命で公爵に娶らせるなんて冗談じゃない!!
そう思ったのに、よりにもよってエドワルドが脅して来たのだ。
「兄上が結婚を認めてくれないのなら、私はリラ嬢を拐って他国に行きます。エヴァンス侯爵家への対応も勿論、クルルフォーン公爵領も政務も、全て兄上にお任せしますので、父が帰って来るまでの間、兄上が一人でして下さいね。それと、敵国には行かないつもりですが、連れ戻して別れさせる気なら、敵国を唆してでも逃げ切りますから。私は本気ですよ。彼女が手に入らないなら、彼女を殺して私も死にます」
「!!?そっ……それだけは止めてくれ!!!」
エドワルドの仕事を全て受け持つだけでも相当無理があると言うのに、その手腕が他国に行くだけでなく、敵に回す等恐怖でしかないと言うエヴァンス家までをも敵に回し、捜せば敵対国まで嗾けられると言う魔の悪循環な計画を企てるエドワルドが、悪魔にしか見えない。
(まさか、いくら結婚を奨めても頷く事の無い、女性に嫌悪を抱いて居そうな弟が!よりにもよって女性問題で!いつでも味方で居た私に、脅しを仕掛けるなんて……!!)
アレクシスは幼少の頃からエドワルドを可愛がり、母から庇い、ずっと守って来たのに、そのエドワルドが掌を返す。たった一人の女性の為に。
(……まぁ、あの家の娘を欲しがるなら、国王を敵に回すぐらいの覚悟が無いと、駄目だとは思う。思うが、実の兄を恐怖のドン底に突き落とす遣り方で無く、もっと穏便な手段を選びなさい!!)
「エヴァンス侯爵家の対応は、全てお前がするんだぞ!それが条件だからな!!」
「はい。有難う御座います兄上」
(くっ!!こんな時だけ微笑みやがって!絶対にあの子息が私の所に来るんだからな!ドス黒い笑顔で私にどういう事かと詰め寄って来るんだからな!!)
アレクシスは怯えながらも、更なる悲劇を招かぬように、渋々、嫌々エドワルドの言う案に乗った。
*****
※いつも有難う御座います!!
今回感想コメのanatananakoさんによるアレクシス視点のリクでした♪
私も前々から書きたいなぁとは思っていたのですが、エヴァンス侯爵家の裏の役割も、その時はまだ出していなかったので、ボツにしてましたが、今回はそれも出した後だったので、少し長くはなりましたが出せました~!!わぁ~い♪
エドワルドがアレクシスに縁談を持ち掛けさせたと言う最初の方の話ですが、いかがでしょうか?!
anatananakoさん有難う御座いました~!!
皆様にお楽しみ頂けたら幸いです!
10
お気に入りに追加
9,264
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
子ども扱いしないでください! 幼女化しちゃった完璧淑女は、騎士団長に甘やかされる
佐崎咲
恋愛
旧題:完璧すぎる君は一人でも生きていけると婚約破棄されたけど、騎士団長が即日プロポーズに来た上に甘やかしてきます
「君は完璧だ。一人でも生きていける。でも、彼女には私が必要なんだ」
なんだか聞いたことのある台詞だけれど、まさか現実で、しかも貴族社会に生きる人間からそれを聞くことになるとは思ってもいなかった。
彼の言う通り、私ロゼ=リンゼンハイムは『完璧な淑女』などと称されているけれど、それは努力のたまものであって、本質ではない。
私は幼い時に我儘な姉に追い出され、開き直って自然溢れる領地でそれはもうのびのびと、野を駆け山を駆け回っていたのだから。
それが、今度は跡継ぎ教育に嫌気がさした姉が自称病弱設定を作り出し、代わりに私がこの家を継ぐことになったから、王都に移って血反吐を吐くような努力を重ねたのだ。
そして今度は腐れ縁ともいうべき幼馴染みの友人に婚約者を横取りされたわけだけれど、それはまあ別にどうぞ差し上げますよというところなのだが。
ただ。
婚約破棄を告げられたばかりの私をその日訪ねた人が、もう一人いた。
切れ長の紺色の瞳に、長い金髪を一つに束ね、男女問わず目をひく美しい彼は、『微笑みの貴公子』と呼ばれる第二騎士団長のユアン=クラディス様。
彼はいつもとは違う、改まった口調で言った。
「どうか、私と結婚してください」
「お返事は急ぎません。先程リンゼンハイム伯爵には手紙を出させていただきました。許可が得られましたらまた改めさせていただきますが、まずはロゼ嬢に私の気持ちを知っておいていただきたかったのです」
私の戸惑いたるや、婚約破棄を告げられた時の比ではなかった。
彼のことはよく知っている。
彼もまた、私のことをよく知っている。
でも彼は『それ』が私だとは知らない。
まったくの別人に見えているはずなのだから。
なのに、何故私にプロポーズを?
しかもやたらと甘やかそうとしてくるんですけど。
どういうこと?
============
番外編は思いついたら追加していく予定です。
<レジーナ公式サイト番外編>
「番外編 相変わらずな日常」
レジーナ公式サイトにてアンケートに答えていただくと、書き下ろしweb番外編をお読みいただけます。
いつも攻め込まれてばかりのロゼが居眠り中のユアンを見つけ、この機会に……という話です。
※転載・複写はお断りいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる