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SS置き場
お気に入り1500人突破記念♪感謝のSS ~リラお嬢様の幸せは逃しません!~
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エドワルドが初めて家に訪問してから一週間後の夜会当日。
リラが珍しく、
「エドワルド様の為に着飾りたいから、お願いしても良いかしら?」
と、レベッカに頼んで来たので、持てる術を全て使い、存分に腕を振るってリラを着飾らせ、エドワルドと並んでも見劣りしないようにとレベッカは張り切った。
(やっとリラお嬢様を着飾れる~!!華美になり過ぎないよう、でも、リラお嬢様の美しさを更に引き出し、誰にも文句は言わせないのです!)
近寄り難い高嶺の花が、更なる美しさを纏い、エドワルドの傍らに立つ。そんな想像だけで、レベッカは嬉しくて仕方ない。
大好きなリラを着飾れるのは勿論、その隣にはリラに惚れ込んだ優良物件、元い旦那様候補!!しかも、公爵で、リラを悪意ある貴族から守れそうな権力者!
リラ命!の使用人達からすれば、エドワルドの評価は一様にこんな感じだ。
レベッカはエヴァンス家以外の貴族は苦手だが、リラにベタ惚れのエドワルドならリラを守ってくれるだろうし、何よりリラの中身を見てくれている。その上、どんな美女にも靡かなかったと言われているのだ、他の令嬢に走る事も無いだろうと、他の使用人仲間達からのお墨付きだ。
最初はどんな思惑があってリラに近付くのかと、レベッカは不安でいたが、エドワルドがリラに接する姿を見てて、これは大丈夫だと思えたのだ。
貴族の中には裏でリラを貶しておきながら、ジーンやエヴァンス侯爵に気に入られようとリラを褒め称えていたり、王族や公爵以外は相手にしないと勘違いした上で、そんな高飛車女を他の貴族の慰み物にしてプライドをへし折ってやろうと企んだり、複数の使用人に手を出し、飽きたら新しい物と取り替える感覚で捨てる者もいれば、使用人を物としか見ていなかったり、何をしても許されると勘違いする者は後を断たず、男女問わずで存在するのだから質が悪い。
レベッカ自身は平民で、身寄りのいない孤児だったが、リラに拾われ仕事を貰い、沢山の賃金を貰える立場にあり、餓える事も寒さで身を震わせる事も無い。
リラが社交界デビューした後に、毎年恒例の、デビューした娘達を一同に会わせ、交流を持って貰おうとする意図のある王宮主催の茶会が催され、事もあろうに、あのラガート侯爵令嬢がリラ付きの侍女として加わったレベッカを蔑んだ。平民を王宮に伴うなんてと。
リラはその時、『騎士にも政務官にも平民はいるのだけれど、頭大丈夫?』みたいな事を相手に言ってくれてたけど、この先リラの専属ではいられないのかも知れないと思ったレベッカは、リラに泣き付いた。『捨てないで』と。
勿論リラは、そんなレベッカに『有り得ないから』と言い切ってくれた。
リラは誰よりも絶対、幸せにならなければいけない人だ。過去の出来事が原因で、幸せを逃すだなんて絶対に認めない!
レベッカはリラの幸せの為に、最高傑作の出来映えになるようリラを仕立て上げた。
*****
※沢山のお気に入り有難う御座います!!!3000人越えましたよ、3000人!!
今回は前にも出したレベッカです♪ジーンにやり過ぎ指摘を食らい落ち込むも、何とかこのまま行かせたくて、エドワルドにリラが望んだ事なのにと愚痴ったら、エドワルドが食い付いて来たので、内心でガッツポーズをしてました♪(笑)本来は大人しい娘なんですけどね~。
エヴァンス家の使用人達の、エドワルドへの扱いが酷いです!(笑)
まぁ、リラへの愛情が強いと言う事で♪
皆様にお楽しみ頂ければ幸いです!
リラが珍しく、
「エドワルド様の為に着飾りたいから、お願いしても良いかしら?」
と、レベッカに頼んで来たので、持てる術を全て使い、存分に腕を振るってリラを着飾らせ、エドワルドと並んでも見劣りしないようにとレベッカは張り切った。
(やっとリラお嬢様を着飾れる~!!華美になり過ぎないよう、でも、リラお嬢様の美しさを更に引き出し、誰にも文句は言わせないのです!)
近寄り難い高嶺の花が、更なる美しさを纏い、エドワルドの傍らに立つ。そんな想像だけで、レベッカは嬉しくて仕方ない。
大好きなリラを着飾れるのは勿論、その隣にはリラに惚れ込んだ優良物件、元い旦那様候補!!しかも、公爵で、リラを悪意ある貴族から守れそうな権力者!
リラ命!の使用人達からすれば、エドワルドの評価は一様にこんな感じだ。
レベッカはエヴァンス家以外の貴族は苦手だが、リラにベタ惚れのエドワルドならリラを守ってくれるだろうし、何よりリラの中身を見てくれている。その上、どんな美女にも靡かなかったと言われているのだ、他の令嬢に走る事も無いだろうと、他の使用人仲間達からのお墨付きだ。
最初はどんな思惑があってリラに近付くのかと、レベッカは不安でいたが、エドワルドがリラに接する姿を見てて、これは大丈夫だと思えたのだ。
貴族の中には裏でリラを貶しておきながら、ジーンやエヴァンス侯爵に気に入られようとリラを褒め称えていたり、王族や公爵以外は相手にしないと勘違いした上で、そんな高飛車女を他の貴族の慰み物にしてプライドをへし折ってやろうと企んだり、複数の使用人に手を出し、飽きたら新しい物と取り替える感覚で捨てる者もいれば、使用人を物としか見ていなかったり、何をしても許されると勘違いする者は後を断たず、男女問わずで存在するのだから質が悪い。
レベッカ自身は平民で、身寄りのいない孤児だったが、リラに拾われ仕事を貰い、沢山の賃金を貰える立場にあり、餓える事も寒さで身を震わせる事も無い。
リラが社交界デビューした後に、毎年恒例の、デビューした娘達を一同に会わせ、交流を持って貰おうとする意図のある王宮主催の茶会が催され、事もあろうに、あのラガート侯爵令嬢がリラ付きの侍女として加わったレベッカを蔑んだ。平民を王宮に伴うなんてと。
リラはその時、『騎士にも政務官にも平民はいるのだけれど、頭大丈夫?』みたいな事を相手に言ってくれてたけど、この先リラの専属ではいられないのかも知れないと思ったレベッカは、リラに泣き付いた。『捨てないで』と。
勿論リラは、そんなレベッカに『有り得ないから』と言い切ってくれた。
リラは誰よりも絶対、幸せにならなければいけない人だ。過去の出来事が原因で、幸せを逃すだなんて絶対に認めない!
レベッカはリラの幸せの為に、最高傑作の出来映えになるようリラを仕立て上げた。
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※沢山のお気に入り有難う御座います!!!3000人越えましたよ、3000人!!
今回は前にも出したレベッカです♪ジーンにやり過ぎ指摘を食らい落ち込むも、何とかこのまま行かせたくて、エドワルドにリラが望んだ事なのにと愚痴ったら、エドワルドが食い付いて来たので、内心でガッツポーズをしてました♪(笑)本来は大人しい娘なんですけどね~。
エヴァンス家の使用人達の、エドワルドへの扱いが酷いです!(笑)
まぁ、リラへの愛情が強いと言う事で♪
皆様にお楽しみ頂ければ幸いです!
応援ありがとうございます!
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