ADHD(注意欠陥障害)の人

セリー

文字の大きさ
上 下
211 / 262
20代の頃

209

しおりを挟む
ヒヨリちゃんから年賀状が来た。

赤ちゃんの写真入りだった。

「この前キョウヘイに会ったよ!サッカー選手になって結婚もしたって。すごく幸せそうだったよ!」
って書いてあった。

だから何?
別にキョウヘイの情報なんかいらないんだけど。

キョウヘイみたいな俺様のいじめっ子が幸せになっちゃう世の中なんだ。

ヒヨリちゃんの年賀状捨てちゃった。

見るだけで嫌な気持ちになるから。





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

FULUNAGAN

新妻泉子
ライト文芸
不忍リーグ それはプロ忍者が日の本で凌ぎを削る 世界で最も金が動く競技である。 これは欲望渦巻く戦場に 突如現れた世間知らずルーキーの 成長と宿命の忍物語。

風月庵にきてください 開店ガラガラ編

矢野 零時
ライト文芸
正夫のお父さんはお母さんと別れてソバ屋をやりだした。お父さんの方についていった正夫は、学校も変わり、ソバ屋の商売のことまで悩むことになった。 あ~、正夫とお父さんは一体どうなるのだろうか?

可不可 §ボーダーライン・シンドローム§ サイコサスペンス

竹比古
ライト文芸
先生、ぼくたちは幸福だったのに、異常だったのですか? 周りの身勝手な人たちは、不幸そうなのに正常だったのですか? 世の人々から、可ではなく、不可というレッテルを貼られ、まるで鴉(カフカ)を見るように厭な顔をされる精神病患者たち。 USA帰りの青年精神科医と、その秘書が、総合病院の一角たる精神科病棟で、或いは行く先々で、ボーダーラインの向こう側にいる人々と出会う。 可ではなく、不可をつけられた人たちとどう向き合い、接するのか。 何か事情がありそうな少年秘書と、青年精神科医の一話読みきりシリーズ。 大雑把な春名と、小舅のような仁の前に現れる、今日の患者は……。 ※以前、他サイトで掲載していたものです。 ※一部、性描写(必要描写です)があります。苦手な方はお気を付けください。 ※表紙画:フリーイラストの加工です。

ゼフィルス、結婚は嫌よ

多谷昇太
ライト文芸
あるエッセーで「わたしは結婚しない。男に家庭に社会に(女とはかくあるべしと決めつける社会に)縛られ、決めつけられたくはない。わたしは100%、自分自身を生き抜く。生き抜いてみせる。これだけのことをこうしてエッセーで云ったからには、それだけの‘覚悟’がある。わ、た、し、は、結婚しない!」というちょっと眉に唾つけて見なければ信じられないほどの、すさまじい覚悟を述べた方がおられました。ご自分の写真付きでしたが、その写真を拝見してなおびっくり。髪の毛を長く伸ばした(お世辞ではなく)超美人だったからです。年令は28くらいだったかと記憶していますが定かではありません。1990年前後のことでした。これに感心のあまり書こうと思い立ったのがこの拙著「ぜフィルス、結婚は嫌よ」でした。ゼフィルスとは彼の巨匠手治虫先生の作品「ゼフィルス」から名をお借りしたのです。御作品では(男への)復讐の女神ゼフィルスということでしたが。とにかく、この端倪すべかざる女性をエッセーで知って思い立った作品です。先に一度(ラジオ)シナリオにしてNHKの公募に応募したのですが力たらずに入選しませんでした。今回20年近くを経てあらためて小説にしてみようと思い立ちました。主人公の名前は惑香、エッセーの主のようにできるだけ美しいイメージを出そうとして考えた名前です。作中にも記しましたが「みずからの美しさにと惑う」ほどの美貌の主ということです。その美しさは単に外形のみならず…? どうぞ作品内でご確認ください。手前味噌ですがラストは(たぶん)感動的だと思いますのでぜひどうぞ。

朝がくるまで待ってて

夏波ミチル
ライト文芸
大好きな兄・玲司を七年前に亡くした妹・小夜子と、玲司のことが好きだった男・志岐。 決してもう二度と取り戻せない最愛の人を幻影を通して繋がり合う女子高生と男の奇妙な関係の物語です。

小さなプレゼント

松田 かおる
ライト文芸
クリスマス・イブの前日。 「仕事で一緒できない」という彼女からの電話で予定が台無しになってしまった耕一。 やけ酒やけ食いをするために沢山食べ物や飲み物を買い込んでいると、偶然高校時代の同級生、幸代と再会する。 勢いで幸代を部屋に誘う耕一。 思い出話に花を咲かせる二人。 そして幸代の口から聞かされるのは…

[完結]ナナシズswitch

深山ナオ
ライト文芸
「奈々、作品紹介するわよ」 「作品紹介⁉ ナナ、そんなのしたことないんだ!」 「大丈夫。メインは私がやるから、奈々は適当に相槌を打ってればいいわ」 「それならできそうなんだ。うん、やってみる」      ♢ 「この作品は、女子校に通う猫宮奈々(ねこみやなな)と、私、織戸静流(おりとしずる)の人格が入れ替わってしまった時のお話です」 「どうして入れ替わっちゃったんだ?」 「私が階段で立ち眩みして、奈々がそれを支えようとしてくれて。でも支えきれなくて、一緒に落ちちゃったのね。その拍子に入れ替わっちゃったの」 「静流が重たかったんだ」 「重っ……体格差があるんだから仕方ないじゃない」 「おまっ、ナナのことチビって言いたいのか⁉」 「言ってないわよ! だいたい、私は奈々くらいちっちゃくて可愛いのがいいと思ってたんだから」 「ナナだって静流みたいにスタイル良くなりたかったんだ……って、話が逸れてるんだ」 「あら、いけない。軌道修正するわ。こほんっ、入れ替わって元に戻ろうとして、もう一度、一緒に階段から落ちるのよね」 「でも元に戻らなかったんだ。無駄に痛い思いをしただけだったぞ……」 「それで、元に戻れなかった私たちが戻るために悪戦苦闘するっていう……そんな作品ね」 「別に悪戦苦闘はしてないんだ。誇張なんだ」 「……そうね。思い返してみればそんなに大変じゃなかったわね。でも、元に戻るまでに少しずつ心が変化する。貴重な時間だったわ」 「うん。つまりこの作品は、ナナたちのちょっと不思議な青春の一ページって感じなんだぞ」 「そろそろ字数が無くなってきたわね。ナナが記録した私たちの大切な思い出、読んでくれた方にも追体験してもらえると嬉しいわ」 「わー! ナナが書いたって言うのは内緒なんだぞっ」 「どうせ文体でバレるんだからいいじゃない」 「うぅ……静流の鬼ぃ……」 (ノベルアップ+にも掲載中です。https://novelup.plus/story/718720018)

Defense 2 完結

パンチマン
ライト文芸
平和、正義 この2つが無秩序に放たれた島。 何が正義で、何が平和なのか。 勝った者だけが描け、勝った者だけが知り、勝った者だけが許される。 架空の世界を舞台に平和正義の本質に迫る長編ストーリー。 *完結

処理中です...