70 / 127
第二話 ギルド本部編
2ー29 魔法使いの覚悟
しおりを挟む
「状況を説明しろ!」
セツは、大股で司の元へ進む。
大会議室には、本部にいる全魔法使いが集められていた。正面には炎司アナイスと土司ガエル、水司ジルがいる。風司はギルドを留守にしているようだった。
セツの登場に、それまで不安を隠せずにいた三級、二級が生気を取り戻す。また、セツと共に現れた一級魔法使いに会議室がにわかに活気づいた。
「ついさっき、連絡が入ったの。ソウワ湖に、城が出現したそうよ」
「それ以外の被害は?」
「調査に行った三級魔法使い五名が消えた」
アナイスとガエルの説明に、セツは眉間にシワを刻んだ。
ソウワ湖といえば、シノンと目と鼻の先。そんな所に仕掛けて来るなど、ギルドへの挑戦としか思えなかった。
「消えたって、どういうことっすか!?」
レオが、我慢できずに声を上げる。
「文字通りだ。案内をした漁師の目の前で、忽然といなくなったそうだ」
ジルの説明に、部屋全体がシンと静まり返った。
魔法使いギルドがシノンに居を構えて以降、ユフ島での魔者の被害は一件も記録されていない。
それ故、ユフに魔者はいないのではないかーーいつからか、人々はそんな幻想を抱くようになっていた。
しかし、仮初の平穏は木端に砕け散る。
甘い夢を貪る怠惰を嘲笑われ、強烈に頬を叩かれた気分だった。
(横っ面を叩かれた程度で、よろめいてはいられないわ。……けれど)
アナイスは、駆けつけた一級魔法使いに視線を転じる。
現在シノンにいる一級戦闘職は十人。その内四人が春に魔法学校を卒業したばかりの新人で、フレデリクを除けば残りのメンバーも二十代だった。
アナイスの表情が自然と厳しくなる。
「ーーセツ」
動かせる人員を最大限有効に使うのも、司の責務である。
アナイスの考えを見抜き、セツが頷いた。
「ああ、俺が出る」
「魔者と、現場の指揮はマスターに任せます」
アナイスは、全権をマスターに委ねる。
魔者を倒すセツを目の当たりにすれば、マスターへの信頼はいや増し、また王子の望みを叶える大きな一歩となるだろう。
魔法使い殺しとして畏怖の対象ではなく、最強の魔法使いとして尊敬を。
それで、マスターの犠牲に報えるわけではないけれど。
王子の望みを叶えることが、セツの心を救うことに繋がるなら、それはギルドにとっても価値あることだった。
「アナイスとガエル、ジルはここで全体の指揮を。一級はソウワ湖周辺で待機。魔獣に備えろ。二級は……」
「ちょっ……! 待った!!」
矢継ぎ早に指示を出すセツを、レオが止めに入る。
「なんだ?」
「待機って、なンすか!?」
「魔者が、配下の魔獣を放つ可能性もある。その際の対処が必要だ」
「そうじゃなくて! なンでオレらなンすか!? 魔獣なら、三級でも倒せますよ!」
「二級にはソウワ、三級には街道の警備をしてもらう」
マスターの戦術は理解できた。魔族から、街を守らねばならない。だがレオが言いたいのはそうではなかった。
何故、一級の自分達が待機なのか。
「自分も、魔者討伐に参加させてください」
水色の裏地を持つ青年が、一歩進み出る。
レオの気持ちを余すことなく代弁したのはランスだった。
「必要ない」
「わかっています。足手まといにはなりません」
「簡単に言うな。魔獣と魔者は違う。甘く見ているなら、命取りになるぞ」
強さが違う。魔力量が違う。知能も違う。魔獣と魔者では、雲泥の差がある。一級でも、命懸けの戦いになるのだ。
「自分は、魔族を倒す為に魔法使いになったんです。魔者を目の前にして、指を咥えて見ているなんてできません」
青灰色の目には、強い憎しみが宿っている。
それは、大切な人を魔族に殺された者の目だ。
「マスター、オレ達は一級ですよ? 魔者とだって戦える。戦えなきゃ困る」
そう言って、パシリと拳を掌に叩きつけたのはリュカだった。『秋雲』での印象とは一変して、好戦的な笑みを浮かべている。
「オレらも戦います!」
レオが言い募った。
「戦わせてください!」
セツが見渡せば、一級魔法使いが皆、レオの言葉に頷いている。
それでも決断できずにいるセツに、ガエルがレオ達の援護に回った。
「マスター、若い奴らに経験を積ませてやってくれ」
「ガエル!?」
驚くアナイスに、若者の味方となった土司は太い首を振る。
「アナイス、お前さんはちぃと甘すぎる。それじゃあ、いつまで経っても若い奴らが育たん」
アナイスが、若い魔法使いの身を案じたのは確かだ。しかし、ガエルの言い分も一理あった。
アナイスは難しい顔だったが、その無言を承諾と都合よく解釈して、ガエルは水司にも確認を取る。
「ジルもいいな?」
「私は……」
ジルは無意識に、弟を見つめた。
本心では、彼女も行かせたくない。
けれど、姉である以上に、この場では司であった。
「止めても、素直に言うことを聞くとは思えませんね」
「違いない!」
ガエルはガッハッハと大声で笑う。
血の気の多い彼らのことだ。もし待機を命令しても、勝手に潜入し、戦闘をおっ始めるのは目に見えていた。
アイスブルーの瞳が葛藤に揺れる。
経験か、安全か。
ジュールをはじめ、新人魔法使いはロワメールと同い年なのだ。そんな年若い者を危険に晒したくない。
「マスター、こいつらの面倒を見てやってくれんか?」
セツは眉間にシワを寄せたまま、ガエルの言葉に唸る。
「なにかあっても、俺の目の届かない所では助けてやれん」
セツから漏れ出た本音に、その場にいた全ての魔法使いが声を失った。
この人は本当に、冷酷無慈悲と恐れられた魔法使い殺しなのか。
「マスターはずいぶんお優しい」
フレデリクがクスリと笑う。
セツが渋るのは、彼らを心配するが故だ。
しかし次のフレデリクの台詞に、セツは折れざるをえなかった。
「おれ達は、あなたが眠っている間はギルドを預かる身だ。それに、魔者を倒すのは一級の責任です。信用してほしい」
次期土司候補は、セツが断れない言葉選びをする。
セツは、特大の苦虫を噛み潰した。
「覚悟のある奴だけ、ついて来い」
セツは、大股で司の元へ進む。
大会議室には、本部にいる全魔法使いが集められていた。正面には炎司アナイスと土司ガエル、水司ジルがいる。風司はギルドを留守にしているようだった。
セツの登場に、それまで不安を隠せずにいた三級、二級が生気を取り戻す。また、セツと共に現れた一級魔法使いに会議室がにわかに活気づいた。
「ついさっき、連絡が入ったの。ソウワ湖に、城が出現したそうよ」
「それ以外の被害は?」
「調査に行った三級魔法使い五名が消えた」
アナイスとガエルの説明に、セツは眉間にシワを刻んだ。
ソウワ湖といえば、シノンと目と鼻の先。そんな所に仕掛けて来るなど、ギルドへの挑戦としか思えなかった。
「消えたって、どういうことっすか!?」
レオが、我慢できずに声を上げる。
「文字通りだ。案内をした漁師の目の前で、忽然といなくなったそうだ」
ジルの説明に、部屋全体がシンと静まり返った。
魔法使いギルドがシノンに居を構えて以降、ユフ島での魔者の被害は一件も記録されていない。
それ故、ユフに魔者はいないのではないかーーいつからか、人々はそんな幻想を抱くようになっていた。
しかし、仮初の平穏は木端に砕け散る。
甘い夢を貪る怠惰を嘲笑われ、強烈に頬を叩かれた気分だった。
(横っ面を叩かれた程度で、よろめいてはいられないわ。……けれど)
アナイスは、駆けつけた一級魔法使いに視線を転じる。
現在シノンにいる一級戦闘職は十人。その内四人が春に魔法学校を卒業したばかりの新人で、フレデリクを除けば残りのメンバーも二十代だった。
アナイスの表情が自然と厳しくなる。
「ーーセツ」
動かせる人員を最大限有効に使うのも、司の責務である。
アナイスの考えを見抜き、セツが頷いた。
「ああ、俺が出る」
「魔者と、現場の指揮はマスターに任せます」
アナイスは、全権をマスターに委ねる。
魔者を倒すセツを目の当たりにすれば、マスターへの信頼はいや増し、また王子の望みを叶える大きな一歩となるだろう。
魔法使い殺しとして畏怖の対象ではなく、最強の魔法使いとして尊敬を。
それで、マスターの犠牲に報えるわけではないけれど。
王子の望みを叶えることが、セツの心を救うことに繋がるなら、それはギルドにとっても価値あることだった。
「アナイスとガエル、ジルはここで全体の指揮を。一級はソウワ湖周辺で待機。魔獣に備えろ。二級は……」
「ちょっ……! 待った!!」
矢継ぎ早に指示を出すセツを、レオが止めに入る。
「なんだ?」
「待機って、なンすか!?」
「魔者が、配下の魔獣を放つ可能性もある。その際の対処が必要だ」
「そうじゃなくて! なンでオレらなンすか!? 魔獣なら、三級でも倒せますよ!」
「二級にはソウワ、三級には街道の警備をしてもらう」
マスターの戦術は理解できた。魔族から、街を守らねばならない。だがレオが言いたいのはそうではなかった。
何故、一級の自分達が待機なのか。
「自分も、魔者討伐に参加させてください」
水色の裏地を持つ青年が、一歩進み出る。
レオの気持ちを余すことなく代弁したのはランスだった。
「必要ない」
「わかっています。足手まといにはなりません」
「簡単に言うな。魔獣と魔者は違う。甘く見ているなら、命取りになるぞ」
強さが違う。魔力量が違う。知能も違う。魔獣と魔者では、雲泥の差がある。一級でも、命懸けの戦いになるのだ。
「自分は、魔族を倒す為に魔法使いになったんです。魔者を目の前にして、指を咥えて見ているなんてできません」
青灰色の目には、強い憎しみが宿っている。
それは、大切な人を魔族に殺された者の目だ。
「マスター、オレ達は一級ですよ? 魔者とだって戦える。戦えなきゃ困る」
そう言って、パシリと拳を掌に叩きつけたのはリュカだった。『秋雲』での印象とは一変して、好戦的な笑みを浮かべている。
「オレらも戦います!」
レオが言い募った。
「戦わせてください!」
セツが見渡せば、一級魔法使いが皆、レオの言葉に頷いている。
それでも決断できずにいるセツに、ガエルがレオ達の援護に回った。
「マスター、若い奴らに経験を積ませてやってくれ」
「ガエル!?」
驚くアナイスに、若者の味方となった土司は太い首を振る。
「アナイス、お前さんはちぃと甘すぎる。それじゃあ、いつまで経っても若い奴らが育たん」
アナイスが、若い魔法使いの身を案じたのは確かだ。しかし、ガエルの言い分も一理あった。
アナイスは難しい顔だったが、その無言を承諾と都合よく解釈して、ガエルは水司にも確認を取る。
「ジルもいいな?」
「私は……」
ジルは無意識に、弟を見つめた。
本心では、彼女も行かせたくない。
けれど、姉である以上に、この場では司であった。
「止めても、素直に言うことを聞くとは思えませんね」
「違いない!」
ガエルはガッハッハと大声で笑う。
血の気の多い彼らのことだ。もし待機を命令しても、勝手に潜入し、戦闘をおっ始めるのは目に見えていた。
アイスブルーの瞳が葛藤に揺れる。
経験か、安全か。
ジュールをはじめ、新人魔法使いはロワメールと同い年なのだ。そんな年若い者を危険に晒したくない。
「マスター、こいつらの面倒を見てやってくれんか?」
セツは眉間にシワを寄せたまま、ガエルの言葉に唸る。
「なにかあっても、俺の目の届かない所では助けてやれん」
セツから漏れ出た本音に、その場にいた全ての魔法使いが声を失った。
この人は本当に、冷酷無慈悲と恐れられた魔法使い殺しなのか。
「マスターはずいぶんお優しい」
フレデリクがクスリと笑う。
セツが渋るのは、彼らを心配するが故だ。
しかし次のフレデリクの台詞に、セツは折れざるをえなかった。
「おれ達は、あなたが眠っている間はギルドを預かる身だ。それに、魔者を倒すのは一級の責任です。信用してほしい」
次期土司候補は、セツが断れない言葉選びをする。
セツは、特大の苦虫を噛み潰した。
「覚悟のある奴だけ、ついて来い」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
大好きな母と縁を切りました。
むう子
ファンタジー
7歳までは家族円満愛情たっぷりの幸せな家庭で育ったナーシャ。
領地争いで父が戦死。
それを聞いたお母様は寝込み支えてくれたカルノス・シャンドラに親子共々心を開き再婚。
けれど妹が生まれて義父からの虐待を受けることに。
毎日母を想い部屋に閉じこもるナーシャに2年後の政略結婚が決定した。
けれどこの婚約はとても酷いものだった。
そんな時、ナーシャの生まれる前に亡くなった父方のおばあさまと契約していた精霊と出会う。
そこで今までずっと近くに居てくれたメイドの裏切りを知り……
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
私、実は若返り王妃ですの。シミュレーション能力で第二の人生を切り開いておりますので、邪魔はしないでくださいませ
もぐすけ
ファンタジー
シーファは王妃だが、王が新しい妃に夢中になり始めてからは、王宮内でぞんざいに扱われるようになり、遂には廃屋で暮らすよう言い渡される。
あまりの扱いにシーファは侍女のテレサと王宮を抜け出すことを決意するが、王の寵愛をかさに横暴を極めるユリカ姫は、シーファを見張っており、逃亡の準備をしていたテレサを手討ちにしてしまう。
テレサを娘のように思っていたシーファは絶望するが、テレサは天に召される前に、シーファに二つのギフトを手渡した。
婚約破棄され逃げ出した転生令嬢は、最強の安住の地を夢見る
拓海のり
ファンタジー
階段から落ちて死んだ私は、神様に【救急箱】を貰って異世界に転生したけれど、前世の記憶を思い出したのが婚約破棄の現場で、私が断罪される方だった。
頼みのギフト【救急箱】から出て来るのは、使うのを躊躇うような怖い物が沢山。出会う人々はみんな訳ありで兵士に追われているし、こんな世界で私は生きて行けるのだろうか。
破滅型の転生令嬢、腹黒陰謀型の年下少年、腕の立つ元冒険者の護衛騎士、ほんわり癒し系聖女、魔獣使いの半魔、暗部一族の騎士。転生令嬢と訳ありな皆さん。
ゆるゆる異世界ファンタジー、ご都合主義満載です。
タイトル色々いじっています。他サイトにも投稿しています。
完結しました。ありがとうございました。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
殿下から婚約破棄されたけど痛くも痒くもなかった令嬢の話
ルジェ*
ファンタジー
婚約者である第二王子レオナルドの卒業記念パーティーで突然婚約破棄を突きつけられたレティシア・デ・シルエラ。同様に婚約破棄を告げられるレオナルドの側近達の婚約者達。皆唖然とする中、レオナルドは彼の隣に立つ平民ながらも稀有な魔法属性を持つセシリア・ビオレータにその場でプロポーズしてしまうが───
「は?ふざけんなよ。」
これは不運な彼女達が、レオナルド達に逆転勝利するお話。
********
「冒険がしたいので殿下とは結婚しません!」の元になった物です。メモの中で眠っていたのを見つけたのでこれも投稿します。R15は保険です。プロトタイプなので深掘りとか全くなくゆるゆる設定で雑に進んで行きます。ほぼ書きたいところだけ書いたような状態です。細かいことは気にしない方は宜しければ覗いてみてやってください!
*2023/11/22 ファンタジー1位…⁉︎皆様ありがとうございます!!
あなたが私をいらないと言ったから。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
幼馴染み達が寝取られたが,別にどうでもいい。
みっちゃん
ファンタジー
私達は勇者様と結婚するわ!
そう言われたのが1年後に再会した幼馴染みと義姉と義妹だった。
「.....そうか,じゃあ婚約破棄は俺から両親達にいってくるよ。」
そう言って俺は彼女達と別れた。
しかし彼女達は知らない自分達が魅了にかかっていることを、主人公がそれに気づいていることも,そして,最初っから主人公は自分達をあまり好いていないことも。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる