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第54話:この岩は、確か『魔法使いの呪いの岩』って呼ばれてるんだよなあ、最近、名前が『ドラゴンの卵の岩』になったっすよ
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俺と相棒、二人組の冒険者パーティー。
普段はスライム退治専門のしょぼいパーティーだ。
そして、今日も仕事はスライム退治だ。
ただ、今日の仕事の場所はちょっと変わったところだ。
村の近くのなだらかな山の坂道を登っていく。
両側は切り立った崖の壁だ。
そして、その途中には巨大な丸っこい黒い岩がある。
まるで道を塞ぐようにどっしりと坂道の真ん中に存在している。
かなり大きい。
普通の大人の三倍はあるな。
そして、不思議な事に、この岩は斜めになっているのだな。
しかも、この坂道の途中にあるのにもかかわらず、転げ落ちてくることはない。
人が押してもびくともしない。
岩は斜めの状態で、今にも下の方に転がって行きそうなんだがなあ。
「確か、これ『魔法使いの呪いの岩』って呼ばれてるんだよなあ。大昔の魔法使いが魔法で斜めの状態でこの場所に置いたって伝説がある。そして、この岩を無理矢理坂道から転げ落とすと天災が起きるって呪いをかけたようだ。不思議だよなあ。何で、そんな魔法をかけたのか。この道を塞ぐためって話だが、別に岩の両脇には人が一人くらい通り抜けられる空間はあるんだよな」
「でも、最近、名前が変更になったすよ。『ドラゴンの卵の岩』になったっす」
「おいおい、もしかして、また村役場の仕業かよ。例のドラゴンテーマパークで観光客を呼ぶために名前を変更したのか」
「そのつもりらしいっすね」
「こんなことをやってたら、ドラゴンの組合から著作権料寄こせって、文句が来たらどうすんだ。俺は知らんぞ。だいたい、ドラゴンの卵って俺は見たことないんだが、こんな真っ黒なのかよ」
「さあ、例によって、そこら辺は適当なんじゃないすかね」
やれやれ。
しかし、俺はちょっと不気味に思った。
「おい、勝手にドラゴンの卵扱いにしたら、魔法使いの呪いがかかるんじゃないのか」
「大丈夫っすよ。それは伝説っすよ」
「でも、何でこの岩は坂道の途中で、こんな丸っこいのに転げ落ちないんだろうか」
俺は思わず、『魔法使いの呪いの岩』改め『ドラゴンの卵の岩』に近づいて、坂道の上の方から下に向かってちょっと手で押してみる。全く、びくともしない。もっと力を入れてみる。やはり動かない。
「うーん、全然、動かない。不思議だ」
「俺っちはその理由を知ってますよ」
相棒がニヤニヤ笑いながら言った。
「何、お前は魔法使いだったのか。しかも呪いをかけた魔法使いの子孫なのか」
「そんなわけないっすよ。ちょっとその岩の下の方を掘ってみたらどうすか」
何のことだと、下の方にかがんで剣の鞘を使って、その岩の下の土を掘ってみた。
「あれ、下の方に岩が続いているぞ」
「そうなんす。この『魔法使いの呪いの岩』だか『ドラゴンの卵の岩』だか知りませんすけど、全体はもっと超巨大な岩なんすよ。その岩の先端が地上に突き出ているだけなんす」
「何だよ、だから転げ落ちないわけか。単純な話だな」
手品のトリックも知ってしまえば、アホらしいな。
くだらない。
「やい、魔法使いめ! かかって来い!」
俺は鞘の入ったままの剣をバシバシと岩に叩きつけたり、足で蹴ったりする。
「ちょっと、また妄想に入ってるんすか。相手は何のモンスターすか」
「妄想ではない。いや、何だか腹立たしくなってな。要するに詐欺で人を騙していたわけじゃないか」
「単なる自然に出来た岩っすよ。それを人間が勝手にリーダーのように妄想して、魔法使いの呪いとか言い出しただけっすよ。それに八つ当たりしないでくださいよ。いくら、リーダーの人生がすでに終了したからって」
「うるさいぞ。俺の人生はまだ終了してないぞ」
まあ、毎日、スライム退治ばっかりだがな。
しかも、それすら出来ずに、警備員をやったりしている。
ああ、俺の人生はつまらんなあ。
「まあ、要するに観光客がこの岩を見に来る前に、周辺のスライム退治をしろってことか。こりゃ、また清掃員扱いか俺たちは」
「仕事があるだけましっすよ。あれ……」
「どうした」
相棒が岩の下をかがんで、さっき俺が掘った箇所を見ている。
「うーん……」
「なんだよ、やっぱり魔法使いの呪いの証拠でもあったのか」
「そんなんじゃないすよ。これ、ちょっと岩に亀裂がはいってますね」
「なんだと!」
俺も相棒が示した部分を見てみるが、確かに少し岩に亀裂が入っている。
「おいおい、もしかして、今俺がこの岩をぶっ叩いたり、蹴ったりしたのが原因か」
「いや、いくら出腹リーダーでもそんな力はないっしょ。自然現象すよ。まあ、経年劣化ってやつですかねえ」
「出腹は関係ないだろ。しかし、これはまずいんじゃないか。観光客はこの岩を押したりするぞ、絶対に。何人もの人が大勢で押したらやばくないか。そして、こんな大きな岩が転げ落ちて、そこにちょうど人がいたら大惨事だぞ」
「そうすっねえ。これは村役場に報告しておく必要がありまっすね。後、この坂道を今すぐ、立ち入り禁止にしましょう。『ドラゴンの卵の岩』イベントは中止っすね」
「でも、とりあえず周辺のスライム退治しないと報酬は無いぞ」
「いや、危険な感じがしますけどねえ。すぐに村役場に行ったほうがいいんじゃないすか」
「まだ、大丈夫だろ。それに俺たちしかいないし。スライム退治してから村役場に報告しよう」
そんなわけでスライム退治をすることになった、俺と相棒。
しかし、全然、見当たらない。
「全然、スライムがいないじゃないか」
「ああ、そうだ。スライム退治のついでにこの岩の周りのゴミを拾ってくれって言われましたよ」
「なんだと! また俺たちをゴミ拾い扱いかよ、あのギルドの主人は。ふざけんな!」
「まあ、しょうがないんじゃないすかね」
やれやれ。
冒険者がゴミ拾い。
「ああ、つまらんぞ」
「しかし、こう清掃ばっかりやってるとそっちの方に詳しくなりそうっすね。いっそのこと清掃会社を立ち上げたらどうすか。出腹のリーダーに似合ってますよ。名前はハウスクリーニング出腹株式会社ってのはどうすか」
「なんだよ、それは。出腹は関係ないだろ」
俺と相棒がいつものように下らない会話をしながら、岩の下の方で坂道のゴミ拾いをしていると、あれ、俺の体が揺れてきた。
また、リュウマチか、それともぎっくり腰か、それとも頻尿かと思ったのだが。
「やばいっす。すごい大地震すよ」
「おお、本当だ。おい、上に注意しろ」
「上は青空っすよ。それより、あの岩がやばいって……ああ、なんか傾いてきましたっすよ」
斜めになっていた巨大な黒い岩がゆっくりと落ちてきた。
「やばい、逃げろ!」
俺と相棒は思わず逃げる。あの岩はちょうどこの坂道の幅くらいだ。
その岩が転げ落ちて、俺たちに迫ってきた。
必死に逃げる俺と相棒。
「ウォッ!」
「ど、どうしたんすか」
「また、ぎっくり腰だ」
坂道でへばってしまう俺。
なんてことだ、こんな岩に圧し潰されて俺の人生は終了なのか。
「おい、お前は逃げろ!」
「そんな、リーダーを見捨てられないっすよ」
相棒は俺を立たせると、崖の窪みに押し込む。そして、自分も入ろうとするが、しかし、俺の出腹が邪魔してしまう。その間に岩が転げ落ちてきた。
「うわ!」
相棒の姿が消えた。
まさか、岩に圧し潰されたのか。
しかし、間一髪というか、なんとか岩からは逃れたようだ。
相棒は右腕や右足をおさえている。
「おい、大丈夫か」
「ああ、なんとか。けど、けっこうな勢いで腕と足に当たって痛いっす」
「大変だ。村の診療所に行こう」
俺はぎっくり腰をこらえながら、相棒を担いで村の診療所へ向かった。
……………………………………………………
結局、相棒のケガは捻挫。
でも、かなりの重傷のようだ。
「すまん、お前の言う通りすぐにあの場所から離れて、村役場に連絡すればよかった」
「いいっすよ。でも、村役場は『ドラゴンの卵の岩』イベントは続行するみたいっすけどね」
「ああ、ちょうどいい具合の平坦な場所であの岩は止まったようだからな。坂道を登る必要もないって喜んでやがった」
「今は横倒しになって、本当に卵みたいに見えますからね。それにかなり重いからびくともしないようっすね」
「でも、やはり魔法使いの呪いは合っていたんじゃないか。あの岩が転げ落ちると天災が起きるという呪いの伝説だ」
「何言ってんすか、地震と言う天災が起きたから転げ落ちたんじゃないすか、あの岩は。順番が逆っすよ。ところで今日の食事はどうしますか。俺っちの治療代でゴミ拾いの報酬は消えましたっすよ」
「うーむ、仕方が無い。また、宿屋の食堂でパンを貰ってくるよ」
「でも、リーダーの出腹がなければ、俺っちもあの窪みに逃げることが出来てケガはしなかったすけどね」
「うるさいぞ。って、今回は言えないか。すまん」
そして、いつものようにそぼそぼと食堂で恵んでもらったパンを食べる俺と相棒であった。
普段はスライム退治専門のしょぼいパーティーだ。
そして、今日も仕事はスライム退治だ。
ただ、今日の仕事の場所はちょっと変わったところだ。
村の近くのなだらかな山の坂道を登っていく。
両側は切り立った崖の壁だ。
そして、その途中には巨大な丸っこい黒い岩がある。
まるで道を塞ぐようにどっしりと坂道の真ん中に存在している。
かなり大きい。
普通の大人の三倍はあるな。
そして、不思議な事に、この岩は斜めになっているのだな。
しかも、この坂道の途中にあるのにもかかわらず、転げ落ちてくることはない。
人が押してもびくともしない。
岩は斜めの状態で、今にも下の方に転がって行きそうなんだがなあ。
「確か、これ『魔法使いの呪いの岩』って呼ばれてるんだよなあ。大昔の魔法使いが魔法で斜めの状態でこの場所に置いたって伝説がある。そして、この岩を無理矢理坂道から転げ落とすと天災が起きるって呪いをかけたようだ。不思議だよなあ。何で、そんな魔法をかけたのか。この道を塞ぐためって話だが、別に岩の両脇には人が一人くらい通り抜けられる空間はあるんだよな」
「でも、最近、名前が変更になったすよ。『ドラゴンの卵の岩』になったっす」
「おいおい、もしかして、また村役場の仕業かよ。例のドラゴンテーマパークで観光客を呼ぶために名前を変更したのか」
「そのつもりらしいっすね」
「こんなことをやってたら、ドラゴンの組合から著作権料寄こせって、文句が来たらどうすんだ。俺は知らんぞ。だいたい、ドラゴンの卵って俺は見たことないんだが、こんな真っ黒なのかよ」
「さあ、例によって、そこら辺は適当なんじゃないすかね」
やれやれ。
しかし、俺はちょっと不気味に思った。
「おい、勝手にドラゴンの卵扱いにしたら、魔法使いの呪いがかかるんじゃないのか」
「大丈夫っすよ。それは伝説っすよ」
「でも、何でこの岩は坂道の途中で、こんな丸っこいのに転げ落ちないんだろうか」
俺は思わず、『魔法使いの呪いの岩』改め『ドラゴンの卵の岩』に近づいて、坂道の上の方から下に向かってちょっと手で押してみる。全く、びくともしない。もっと力を入れてみる。やはり動かない。
「うーん、全然、動かない。不思議だ」
「俺っちはその理由を知ってますよ」
相棒がニヤニヤ笑いながら言った。
「何、お前は魔法使いだったのか。しかも呪いをかけた魔法使いの子孫なのか」
「そんなわけないっすよ。ちょっとその岩の下の方を掘ってみたらどうすか」
何のことだと、下の方にかがんで剣の鞘を使って、その岩の下の土を掘ってみた。
「あれ、下の方に岩が続いているぞ」
「そうなんす。この『魔法使いの呪いの岩』だか『ドラゴンの卵の岩』だか知りませんすけど、全体はもっと超巨大な岩なんすよ。その岩の先端が地上に突き出ているだけなんす」
「何だよ、だから転げ落ちないわけか。単純な話だな」
手品のトリックも知ってしまえば、アホらしいな。
くだらない。
「やい、魔法使いめ! かかって来い!」
俺は鞘の入ったままの剣をバシバシと岩に叩きつけたり、足で蹴ったりする。
「ちょっと、また妄想に入ってるんすか。相手は何のモンスターすか」
「妄想ではない。いや、何だか腹立たしくなってな。要するに詐欺で人を騙していたわけじゃないか」
「単なる自然に出来た岩っすよ。それを人間が勝手にリーダーのように妄想して、魔法使いの呪いとか言い出しただけっすよ。それに八つ当たりしないでくださいよ。いくら、リーダーの人生がすでに終了したからって」
「うるさいぞ。俺の人生はまだ終了してないぞ」
まあ、毎日、スライム退治ばっかりだがな。
しかも、それすら出来ずに、警備員をやったりしている。
ああ、俺の人生はつまらんなあ。
「まあ、要するに観光客がこの岩を見に来る前に、周辺のスライム退治をしろってことか。こりゃ、また清掃員扱いか俺たちは」
「仕事があるだけましっすよ。あれ……」
「どうした」
相棒が岩の下をかがんで、さっき俺が掘った箇所を見ている。
「うーん……」
「なんだよ、やっぱり魔法使いの呪いの証拠でもあったのか」
「そんなんじゃないすよ。これ、ちょっと岩に亀裂がはいってますね」
「なんだと!」
俺も相棒が示した部分を見てみるが、確かに少し岩に亀裂が入っている。
「おいおい、もしかして、今俺がこの岩をぶっ叩いたり、蹴ったりしたのが原因か」
「いや、いくら出腹リーダーでもそんな力はないっしょ。自然現象すよ。まあ、経年劣化ってやつですかねえ」
「出腹は関係ないだろ。しかし、これはまずいんじゃないか。観光客はこの岩を押したりするぞ、絶対に。何人もの人が大勢で押したらやばくないか。そして、こんな大きな岩が転げ落ちて、そこにちょうど人がいたら大惨事だぞ」
「そうすっねえ。これは村役場に報告しておく必要がありまっすね。後、この坂道を今すぐ、立ち入り禁止にしましょう。『ドラゴンの卵の岩』イベントは中止っすね」
「でも、とりあえず周辺のスライム退治しないと報酬は無いぞ」
「いや、危険な感じがしますけどねえ。すぐに村役場に行ったほうがいいんじゃないすか」
「まだ、大丈夫だろ。それに俺たちしかいないし。スライム退治してから村役場に報告しよう」
そんなわけでスライム退治をすることになった、俺と相棒。
しかし、全然、見当たらない。
「全然、スライムがいないじゃないか」
「ああ、そうだ。スライム退治のついでにこの岩の周りのゴミを拾ってくれって言われましたよ」
「なんだと! また俺たちをゴミ拾い扱いかよ、あのギルドの主人は。ふざけんな!」
「まあ、しょうがないんじゃないすかね」
やれやれ。
冒険者がゴミ拾い。
「ああ、つまらんぞ」
「しかし、こう清掃ばっかりやってるとそっちの方に詳しくなりそうっすね。いっそのこと清掃会社を立ち上げたらどうすか。出腹のリーダーに似合ってますよ。名前はハウスクリーニング出腹株式会社ってのはどうすか」
「なんだよ、それは。出腹は関係ないだろ」
俺と相棒がいつものように下らない会話をしながら、岩の下の方で坂道のゴミ拾いをしていると、あれ、俺の体が揺れてきた。
また、リュウマチか、それともぎっくり腰か、それとも頻尿かと思ったのだが。
「やばいっす。すごい大地震すよ」
「おお、本当だ。おい、上に注意しろ」
「上は青空っすよ。それより、あの岩がやばいって……ああ、なんか傾いてきましたっすよ」
斜めになっていた巨大な黒い岩がゆっくりと落ちてきた。
「やばい、逃げろ!」
俺と相棒は思わず逃げる。あの岩はちょうどこの坂道の幅くらいだ。
その岩が転げ落ちて、俺たちに迫ってきた。
必死に逃げる俺と相棒。
「ウォッ!」
「ど、どうしたんすか」
「また、ぎっくり腰だ」
坂道でへばってしまう俺。
なんてことだ、こんな岩に圧し潰されて俺の人生は終了なのか。
「おい、お前は逃げろ!」
「そんな、リーダーを見捨てられないっすよ」
相棒は俺を立たせると、崖の窪みに押し込む。そして、自分も入ろうとするが、しかし、俺の出腹が邪魔してしまう。その間に岩が転げ落ちてきた。
「うわ!」
相棒の姿が消えた。
まさか、岩に圧し潰されたのか。
しかし、間一髪というか、なんとか岩からは逃れたようだ。
相棒は右腕や右足をおさえている。
「おい、大丈夫か」
「ああ、なんとか。けど、けっこうな勢いで腕と足に当たって痛いっす」
「大変だ。村の診療所に行こう」
俺はぎっくり腰をこらえながら、相棒を担いで村の診療所へ向かった。
……………………………………………………
結局、相棒のケガは捻挫。
でも、かなりの重傷のようだ。
「すまん、お前の言う通りすぐにあの場所から離れて、村役場に連絡すればよかった」
「いいっすよ。でも、村役場は『ドラゴンの卵の岩』イベントは続行するみたいっすけどね」
「ああ、ちょうどいい具合の平坦な場所であの岩は止まったようだからな。坂道を登る必要もないって喜んでやがった」
「今は横倒しになって、本当に卵みたいに見えますからね。それにかなり重いからびくともしないようっすね」
「でも、やはり魔法使いの呪いは合っていたんじゃないか。あの岩が転げ落ちると天災が起きるという呪いの伝説だ」
「何言ってんすか、地震と言う天災が起きたから転げ落ちたんじゃないすか、あの岩は。順番が逆っすよ。ところで今日の食事はどうしますか。俺っちの治療代でゴミ拾いの報酬は消えましたっすよ」
「うーむ、仕方が無い。また、宿屋の食堂でパンを貰ってくるよ」
「でも、リーダーの出腹がなければ、俺っちもあの窪みに逃げることが出来てケガはしなかったすけどね」
「うるさいぞ。って、今回は言えないか。すまん」
そして、いつものようにそぼそぼと食堂で恵んでもらったパンを食べる俺と相棒であった。
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