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第21話:今夜も楽しむ酒井さんを覗く俺
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今日は月曜日。
当直だ。朝の八時から二十四時間勤務だ。仮眠はあるが。それにしても、眠い。昨夜の酒井さんの行為が忘れられん。そして、スマホにはその映像が残したまま。見つかったら俺はクビだろうか。わからんな。まあ、他人には絶対見せないけど。
酒井さんと付き合いたいなあ。でも、あんな美人ならすでに彼氏はいるだろう。でも、なんであんな変態行為をしているのか。まあ、そういう行為が大好きな女性なんだろうけど、それでも俺は酒井さんが好きになってしまった。彼女の私生活をもっと知りたい。
夜中のパトロール。酒井さんの部屋があるマンション、そして俺の部屋があるマンションの間の細い歩道を自転車で通る。酒井さんのマンションを見上げると、五階の真ん中の部屋だけ明かりがついている。俺は興奮してしまう。今夜もしているのだろう。頭には酒井さんの美しい姿態とその変態行為が浮かんで来る。
ああ、今は仕事中だ。いかんぞ、高橋一郎、ちゃんとしろ。
俺は自転車のスピードを早めた。
……………………………………………………
今日もつまらない仕事をこなし、家に帰って少し休む。そして、夜中にまたしてしまう。我慢できないの、ノーベル賞級の変態ね、私。でも、してしまう。さすがに臭う行為はしないけど。そして、妄想であのイケメンお巡りさんが私を徹底的に快感へと突き上げる。ああ、気持ちいいわ。
すると、なぜか外に気配がする。私は全裸のまま、ベランダに出る。あら、自転車が走り去って行ったわ。あの背中はイケメンお巡りさんじゃないかしら。違うのかしら。どっちでもいいわ、あのお巡りさんは、あのイケメンお巡りさんなのよ。妄想の世界なら何でもあり。ああ、いっそのこと、私の部屋に来てほしい、妄想じゃなくて、現実に私を抱いてほしいわ。ああん、来てえ。私を貫いて、無理矢理四つん這いさせて、後ろから激しく貫いてえ!
でも、さっさと自転車は行ってしまった。ああ、でも私は興奮する。部屋に戻って激しくしちゃう。ああん、あのお巡りさんとなんとか付き合えないかしら。無理かしら。なんかいい方法はないかしら。
でも、こんな変態女と付き合ってくれるかしら。確か、警官って身辺調査が厳しいって聞いたわ。そして、結婚相手にも。夜中にボンデージファッションで歩いていた女を相手にしてくれるわけないわね。
天井のフックを見る。
そのフックから垂らしたロープを股間で挟んで、自分で強く引っ張って腰を激しく動かして、快感で口から涎を垂らしていた女、あそこからもいやらしい液が溢れだしてロープはびしょ濡れ。
そんなことをしていた女を愛してくれないだろうなあ。
ちょっと暗くなる。
だいたい、部屋の中で洗面器に出しちゃう変態女なんて絶対に相手にしてくれないだろうなあ。けど、したいの。変態行為をしたいのよ、私は。ああん、いろんなことをしたいの!
でも、一緒にしてとか言ったら、即行で振られそうね。
さらに暗くなる私。
そして、もっと淫らな行為をしたくなる。
ああん、自分でする行為がますます激しくなっていくわ。
そして、私の妄想はどんどんいやらしくなっていくの。
私とあのイケメンお巡りさんはなぜか、このマンションの屋上にいるの。
真昼間に。
そこには白いステージがあるのよ。
大勢の人たちが囲んで見ているの。
私は首に首輪を付けているの。
その首輪に付いた鎖をあのイケメンお巡りさんが引っ張るの。
私はどんな恥ずかしい行為も拒否できない性奴隷なの。
観客の前で全裸で大股を広げさせられるよ。
そして、すでにぐしょ濡れ状態のあそこを撮影されるの、ああ、興奮してきたわ。
(千里、皆様の前でしなさい)
「はい、ご主人様……」
私は激しく自分の股間を擦る。全く、逆らえないの。
自らいやらしく股間をさわって、慰めているいやらしい女になるの。
晴れた屋上のステージの上。両膝立ちになって、汗だくになって、自ら胸やあそこをまさぐって快感に振るえている私。
「ああ、いいです、気持ちいい、ああん、千里のあそこ、気持ちいいですう、ああ、見て、いやらしい私の行為を見てえ、私が最後までいくのを見てえ」
実際は部屋の中でしてるんだけど、ああ、いきそう。
「ああん、千里、皆様に見られて興奮してます、この変態女をじっくりと撮影して辱めて、ああ、見て、ああ、気持ちいい、ああ、いっちゃう、いっちゃう、千里、いく、ああ、出る、出ちゃう」
私は絶頂へ達して、あそこからビューッと淫液を噴き出した。
妄想の観客たちが私のあそこから出る瞬間を撮影してる。
興奮しちゃうわ。
見てほしいの、私のいやらしい行為を見てほしい。
実際は、部屋の床はびしょ濡れ。
でも、まだ満足できないわ。
頭の中では昼間の屋上で、イケメンお巡りさんにさんざん辱めを受ける。
黒いロープに無理矢理またがらされて、あそこに食い込まされるの。
そのロープが私のいやらしい液でびしょ濡れになって、その液体がポタポタと落ちていくのを観客が見ている。
私は興奮して、汗まみれで腰を振って、あそこになおロープを食い込ませて快感に振るえている。
「見て、私がロープをあそこで擦って快感でいくのを見てえ!」
部屋の中で自分でロープをあそこに食い込ませて腰を振っているいやらしい私。ああ、でも気持ちがいいの。
そして、その後、公開で愛し合うのよ、あの、イケメンお巡りさんと。
二人とも全裸で激しく交じり合うの。
もう、ありとあらゆる格好で私は愛されるの。
特に四つん這いになって、後ろからされるのが気持ちいいわ。
男性に支配されていく私、気持ちいいの。
ああ、私は征服されたいの、男の人に。
部屋の中で四つん這いになって、バイブをあそこに挿入する。
後ろから愛されている私をスマホが撮影しているの。
そして、私の頭の中では、イケメンお巡りさんが全裸の私の腰を掴んで後ろから激しく突いているのよ。
愛してくれているのを観客たちが撮影しているの。
ああ、見て。
気持ちいいわ、みんな、私に注目してえ!
「ああ、また、いっちゃう、いっちゃう、ああ、千里、い、いくううう」
部屋の中で四つん這いになって、いってしまう私。
再び、あそこから淫液が噴き出した。
床はものすごく濡れ放題だわ。
ちょっと臭うわね。
しばし、汗まみれ、淫液まみれでぐったりとする。
ああ、本当に抱いてほしいなあ。
マンションの屋上でもいいわ。
ああ、いっそ、野外で全裸で愛し合いたいなあ。
……………………………………………………
火曜日。
当直は午前中で終了。非番になる。家に帰って、少し眠る。もちろん、今夜も酒井さんを見たい。してくれるだろうか。期待でぞくぞくしてくる俺は変態か。
そして、夜。
酒井さんに家に明かりがつく。俺は単眼鏡で覗く。スマホを付けて。
もう、彼女の全てを記録したい。
全部見たいし、いっそ、彼女の全てを俺のものにしたいなあ。
しかし、酒井さんと仲良くなるきっかけはないのかずっと考えているのだが。
無いなあ。
……………………………………………………
もう、毎日するようになっちゃった、私。おかしいのかしら。まあ、今までも、ほぼ毎日って感じだったけどね。ああ、でも、気持ちいいのよ。今夜はまた前後にバイブレーターを挿入するつもり。なぜか、あのイケメンお巡りさんが二人いるの。二人に挟まれて私は絶頂へ突き上げられるの。二人から辱めを受ける私。同時に二つの穴に入れられて、快感に振るえる私。
「ああ、いいわ、いいです、前も後ろも気持ちいい、ああん、千里を愛して、もっと激しく愛してえ!」
部屋の床の上で、快感でのたうち回る私。自ら前後の穴にバイブレーターを入れて激しく出し入れするの。ああ、気持ちいいわ。ああん、気持ちいい。いったい、あのお巡りさんはどこに住んでいるのかしら。ああ、このいやらしい姿を見てもらいたいわ。そう、見てるの、見られてるの、私は見られたいの、ああ、見てえ。
何度も妄想しちゃうの。目の前のマンションになぜかあのイケメンお巡りさんが住んでるのよ。妄想の世界ならなんでも可能なのよ。
私が全裸になって、イケメンお巡りさん二人に愛されて快感に震えているのを、またもう一人のあのお巡りさんが見てるの。私、頭がおかしくなりそうだわ、ああ、でも、気持ちいいの。全身、汗だくになって、何度も何度も楽しんでしまう私。いろんな格好になって楽しむ私。
そして、例のフックから長いロープの両端をくくりつけて垂らす。私はバイブレーターを入れたまま、股間の間にロープを通す。そして、ぐうっと腰を落とす。二本のバイブが私の体を深々と貫くの。
妄想ではあのイケメンお巡りさんに前後からされて、さんざん乱暴されてるの、いや、愛されてるの。ああ、気持ちいいわ、ああん、責めて、私を思いっ切り責めてえ! 変態の私にいろんなことをして、快感で突き上げてえ!
ああ、そして、もう一人やってきて、私の口に入れてきたわ。
三つの穴を同時に入れられるのよ。
そして、私の前の穴、後ろの穴、そして、口の中に出すの。
私は悦んでイケメンお巡りさんの白い体液を飲み干すの。
美味しいわ。
全部、飲み干せなくて口の端から白い液がタラーッと垂れ流れるの。
セクシーな光景だわ。
もう、気持ち良くて仕方が無いわ。
実際に、飲んでみたいなあ。
あのスケベな佐島君はそこまでしなかったなあ。あの頃の私は口の中に出してもらいたかったんだけどなあ。うーん、やっぱりあの佐島君、スケベな振りをした真面目青年だったのかしら。
いや、単なるゲームオタクね、ゲームばっかりしてたなあ。
もう、愛してるなら、私の変態行為にもう少し付き合ってほしかったなあ。
それが愛でしょ、愛。
変態行為は究極の愛よ。
それはお前だけだ! って罵声が聞こえてきたわ。
そうよねえ、こんな変態女は滅多にいないわよねえ。
そして、この私に合わせてくれる男性もいないのかしら。
ああ、でも、どこかにいるわ。
そして、実際にこのいやらしい光景を見てほしいの。
いや、実際にしてほしいわ。
いろんな変態行為をしてほしいわ。
もう、私のことをメチャクチャにしてほしい。
でも、あのイケメンお巡りさんはしてくれないだろうなあ。
ああ、してほしいわ。
でも、無理。
だから、もっと自分でしちゃうの、変態行為を。
……………………………………………………
またすごい光景だなあ、前後の穴に入れて、いろんな格好をする美人の酒井さん。そして、そのままロープにまたがって、腰を振って快感を感じている酒井さん。すごく色っぽい。もう、目が離せなくなった。
口から涎を垂らしているけど、それでも美しいと思った。
彼女を恋人にしたいなあ。でも、きっかけが全くないよなあ。隣のマンションに住んでいるだけだし。さりげなく近づこうにも方法が無い。
……………………………………………………
翌日。
水曜日だが、今日は祭日。そして、俺も休日なのだが、もう何もする気がない。頭の中は酒井さんだらけだ。このままだと彼女を襲いかねないな。それだけはしてはいけないけど。
さて、夜になった。電灯を消して、俺は通気口に単眼鏡を差し込む。酒井さんの家は真っ暗。まだ、早かったか。そう思っていたら、部屋の電灯がついた。今夜はどんなことをしてくれるのだろう。ドキドキする。カーテンが開いた。今日は白いシャツに白いスカートと清楚な格好。なかなか似合っている。そう、清楚な感じの女性なんだよなあ、酒井さんって。そんな格好が似合う女性のあの淫らな行為。そのギャップにさらに興奮してしまう。ドキドキしてきた。
そして、俺は一瞬にして冷めてしまった。酒井さんの隣に立つ男。なかなかのイケメンだ。恋人かあ。やっぱりね。そりゃ、あんだけ美人ならいないわけないよなあ。そして、カーテンが閉まる。どうやら、今夜は一人ではなく二人で楽しむのか。やれやれ。俺、何してんだろう。俺も恋人がほしいなあ。でも、隣のマンションの女性の部屋を覗き見する男に出来るわけないか。単眼鏡をキャビネットの上に置いて、通気口に蓋をした。
……………………………………………………
「今日は悪かったね」
「いえ、久々のお兄ちゃんとのデート楽しかったわ。夕食も奢ってくれたし」
本当は少し疲れた。兄が彼女への誕生日プレゼントを選ぶのを手伝ってほしいと頼まれたんだけど、お花がいいとか、イアリングがいいとか、やっぱりネックレスがいいとか、いや、いっそ美容グッズがいいとか、もう、さっさと決めなさいよって言いたくなったわ。結局、お花にした。まだ、付き合ってから二か月しか経ってないようで。とりあえずお花でいいんじゃない。私ならSMグッズがほしいけど。ソフトタイプのだけどね。
「そう言えば、千里はあの彼氏とはどうなったんだ」
「うーん、別れちゃった、趣味が合わなくて」
「そうなんだ」
ボンデージファッションを着る趣味がバレて別れたなんて言えないわね。高学歴で高収入の彼氏。ロリコンがわかって完全に冷めたけど、でも、ああ、やっぱり惜しかったかなあ。でも、この変態趣味を持っている私なんかにはもったいなかったかも。学歴も全然合わないし。別れて正解だったのかしら。でも、一人はやっぱりさみしいわね。
すると、兄がクンクンと部屋の中で鼻を嗅ぐ。
「なんか、この部屋、変な臭いがしないか」
「ああ、もうかなり古いマンションなんで、下水の臭いがあがってきたりする時があるの」
部屋の中での変態行為の匂いが残っていたのかしら。やばい。このマンションに引っ越して初めて兄が来たんだけど、さっさと帰ってもらおうっと。
当直だ。朝の八時から二十四時間勤務だ。仮眠はあるが。それにしても、眠い。昨夜の酒井さんの行為が忘れられん。そして、スマホにはその映像が残したまま。見つかったら俺はクビだろうか。わからんな。まあ、他人には絶対見せないけど。
酒井さんと付き合いたいなあ。でも、あんな美人ならすでに彼氏はいるだろう。でも、なんであんな変態行為をしているのか。まあ、そういう行為が大好きな女性なんだろうけど、それでも俺は酒井さんが好きになってしまった。彼女の私生活をもっと知りたい。
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ああ、今は仕事中だ。いかんぞ、高橋一郎、ちゃんとしろ。
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……………………………………………………
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すると、なぜか外に気配がする。私は全裸のまま、ベランダに出る。あら、自転車が走り去って行ったわ。あの背中はイケメンお巡りさんじゃないかしら。違うのかしら。どっちでもいいわ、あのお巡りさんは、あのイケメンお巡りさんなのよ。妄想の世界なら何でもあり。ああ、いっそのこと、私の部屋に来てほしい、妄想じゃなくて、現実に私を抱いてほしいわ。ああん、来てえ。私を貫いて、無理矢理四つん這いさせて、後ろから激しく貫いてえ!
でも、さっさと自転車は行ってしまった。ああ、でも私は興奮する。部屋に戻って激しくしちゃう。ああん、あのお巡りさんとなんとか付き合えないかしら。無理かしら。なんかいい方法はないかしら。
でも、こんな変態女と付き合ってくれるかしら。確か、警官って身辺調査が厳しいって聞いたわ。そして、結婚相手にも。夜中にボンデージファッションで歩いていた女を相手にしてくれるわけないわね。
天井のフックを見る。
そのフックから垂らしたロープを股間で挟んで、自分で強く引っ張って腰を激しく動かして、快感で口から涎を垂らしていた女、あそこからもいやらしい液が溢れだしてロープはびしょ濡れ。
そんなことをしていた女を愛してくれないだろうなあ。
ちょっと暗くなる。
だいたい、部屋の中で洗面器に出しちゃう変態女なんて絶対に相手にしてくれないだろうなあ。けど、したいの。変態行為をしたいのよ、私は。ああん、いろんなことをしたいの!
でも、一緒にしてとか言ったら、即行で振られそうね。
さらに暗くなる私。
そして、もっと淫らな行為をしたくなる。
ああん、自分でする行為がますます激しくなっていくわ。
そして、私の妄想はどんどんいやらしくなっていくの。
私とあのイケメンお巡りさんはなぜか、このマンションの屋上にいるの。
真昼間に。
そこには白いステージがあるのよ。
大勢の人たちが囲んで見ているの。
私は首に首輪を付けているの。
その首輪に付いた鎖をあのイケメンお巡りさんが引っ張るの。
私はどんな恥ずかしい行為も拒否できない性奴隷なの。
観客の前で全裸で大股を広げさせられるよ。
そして、すでにぐしょ濡れ状態のあそこを撮影されるの、ああ、興奮してきたわ。
(千里、皆様の前でしなさい)
「はい、ご主人様……」
私は激しく自分の股間を擦る。全く、逆らえないの。
自らいやらしく股間をさわって、慰めているいやらしい女になるの。
晴れた屋上のステージの上。両膝立ちになって、汗だくになって、自ら胸やあそこをまさぐって快感に振るえている私。
「ああ、いいです、気持ちいい、ああん、千里のあそこ、気持ちいいですう、ああ、見て、いやらしい私の行為を見てえ、私が最後までいくのを見てえ」
実際は部屋の中でしてるんだけど、ああ、いきそう。
「ああん、千里、皆様に見られて興奮してます、この変態女をじっくりと撮影して辱めて、ああ、見て、ああ、気持ちいい、ああ、いっちゃう、いっちゃう、千里、いく、ああ、出る、出ちゃう」
私は絶頂へ達して、あそこからビューッと淫液を噴き出した。
妄想の観客たちが私のあそこから出る瞬間を撮影してる。
興奮しちゃうわ。
見てほしいの、私のいやらしい行為を見てほしい。
実際は、部屋の床はびしょ濡れ。
でも、まだ満足できないわ。
頭の中では昼間の屋上で、イケメンお巡りさんにさんざん辱めを受ける。
黒いロープに無理矢理またがらされて、あそこに食い込まされるの。
そのロープが私のいやらしい液でびしょ濡れになって、その液体がポタポタと落ちていくのを観客が見ている。
私は興奮して、汗まみれで腰を振って、あそこになおロープを食い込ませて快感に振るえている。
「見て、私がロープをあそこで擦って快感でいくのを見てえ!」
部屋の中で自分でロープをあそこに食い込ませて腰を振っているいやらしい私。ああ、でも気持ちがいいの。
そして、その後、公開で愛し合うのよ、あの、イケメンお巡りさんと。
二人とも全裸で激しく交じり合うの。
もう、ありとあらゆる格好で私は愛されるの。
特に四つん這いになって、後ろからされるのが気持ちいいわ。
男性に支配されていく私、気持ちいいの。
ああ、私は征服されたいの、男の人に。
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そして、私の頭の中では、イケメンお巡りさんが全裸の私の腰を掴んで後ろから激しく突いているのよ。
愛してくれているのを観客たちが撮影しているの。
ああ、見て。
気持ちいいわ、みんな、私に注目してえ!
「ああ、また、いっちゃう、いっちゃう、ああ、千里、い、いくううう」
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再び、あそこから淫液が噴き出した。
床はものすごく濡れ放題だわ。
ちょっと臭うわね。
しばし、汗まみれ、淫液まみれでぐったりとする。
ああ、本当に抱いてほしいなあ。
マンションの屋上でもいいわ。
ああ、いっそ、野外で全裸で愛し合いたいなあ。
……………………………………………………
火曜日。
当直は午前中で終了。非番になる。家に帰って、少し眠る。もちろん、今夜も酒井さんを見たい。してくれるだろうか。期待でぞくぞくしてくる俺は変態か。
そして、夜。
酒井さんに家に明かりがつく。俺は単眼鏡で覗く。スマホを付けて。
もう、彼女の全てを記録したい。
全部見たいし、いっそ、彼女の全てを俺のものにしたいなあ。
しかし、酒井さんと仲良くなるきっかけはないのかずっと考えているのだが。
無いなあ。
……………………………………………………
もう、毎日するようになっちゃった、私。おかしいのかしら。まあ、今までも、ほぼ毎日って感じだったけどね。ああ、でも、気持ちいいのよ。今夜はまた前後にバイブレーターを挿入するつもり。なぜか、あのイケメンお巡りさんが二人いるの。二人に挟まれて私は絶頂へ突き上げられるの。二人から辱めを受ける私。同時に二つの穴に入れられて、快感に振るえる私。
「ああ、いいわ、いいです、前も後ろも気持ちいい、ああん、千里を愛して、もっと激しく愛してえ!」
部屋の床の上で、快感でのたうち回る私。自ら前後の穴にバイブレーターを入れて激しく出し入れするの。ああ、気持ちいいわ。ああん、気持ちいい。いったい、あのお巡りさんはどこに住んでいるのかしら。ああ、このいやらしい姿を見てもらいたいわ。そう、見てるの、見られてるの、私は見られたいの、ああ、見てえ。
何度も妄想しちゃうの。目の前のマンションになぜかあのイケメンお巡りさんが住んでるのよ。妄想の世界ならなんでも可能なのよ。
私が全裸になって、イケメンお巡りさん二人に愛されて快感に震えているのを、またもう一人のあのお巡りさんが見てるの。私、頭がおかしくなりそうだわ、ああ、でも、気持ちいいの。全身、汗だくになって、何度も何度も楽しんでしまう私。いろんな格好になって楽しむ私。
そして、例のフックから長いロープの両端をくくりつけて垂らす。私はバイブレーターを入れたまま、股間の間にロープを通す。そして、ぐうっと腰を落とす。二本のバイブが私の体を深々と貫くの。
妄想ではあのイケメンお巡りさんに前後からされて、さんざん乱暴されてるの、いや、愛されてるの。ああ、気持ちいいわ、ああん、責めて、私を思いっ切り責めてえ! 変態の私にいろんなことをして、快感で突き上げてえ!
ああ、そして、もう一人やってきて、私の口に入れてきたわ。
三つの穴を同時に入れられるのよ。
そして、私の前の穴、後ろの穴、そして、口の中に出すの。
私は悦んでイケメンお巡りさんの白い体液を飲み干すの。
美味しいわ。
全部、飲み干せなくて口の端から白い液がタラーッと垂れ流れるの。
セクシーな光景だわ。
もう、気持ち良くて仕方が無いわ。
実際に、飲んでみたいなあ。
あのスケベな佐島君はそこまでしなかったなあ。あの頃の私は口の中に出してもらいたかったんだけどなあ。うーん、やっぱりあの佐島君、スケベな振りをした真面目青年だったのかしら。
いや、単なるゲームオタクね、ゲームばっかりしてたなあ。
もう、愛してるなら、私の変態行為にもう少し付き合ってほしかったなあ。
それが愛でしょ、愛。
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それはお前だけだ! って罵声が聞こえてきたわ。
そうよねえ、こんな変態女は滅多にいないわよねえ。
そして、この私に合わせてくれる男性もいないのかしら。
ああ、でも、どこかにいるわ。
そして、実際にこのいやらしい光景を見てほしいの。
いや、実際にしてほしいわ。
いろんな変態行為をしてほしいわ。
もう、私のことをメチャクチャにしてほしい。
でも、あのイケメンお巡りさんはしてくれないだろうなあ。
ああ、してほしいわ。
でも、無理。
だから、もっと自分でしちゃうの、変態行為を。
……………………………………………………
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……………………………………………………
翌日。
水曜日だが、今日は祭日。そして、俺も休日なのだが、もう何もする気がない。頭の中は酒井さんだらけだ。このままだと彼女を襲いかねないな。それだけはしてはいけないけど。
さて、夜になった。電灯を消して、俺は通気口に単眼鏡を差し込む。酒井さんの家は真っ暗。まだ、早かったか。そう思っていたら、部屋の電灯がついた。今夜はどんなことをしてくれるのだろう。ドキドキする。カーテンが開いた。今日は白いシャツに白いスカートと清楚な格好。なかなか似合っている。そう、清楚な感じの女性なんだよなあ、酒井さんって。そんな格好が似合う女性のあの淫らな行為。そのギャップにさらに興奮してしまう。ドキドキしてきた。
そして、俺は一瞬にして冷めてしまった。酒井さんの隣に立つ男。なかなかのイケメンだ。恋人かあ。やっぱりね。そりゃ、あんだけ美人ならいないわけないよなあ。そして、カーテンが閉まる。どうやら、今夜は一人ではなく二人で楽しむのか。やれやれ。俺、何してんだろう。俺も恋人がほしいなあ。でも、隣のマンションの女性の部屋を覗き見する男に出来るわけないか。単眼鏡をキャビネットの上に置いて、通気口に蓋をした。
……………………………………………………
「今日は悪かったね」
「いえ、久々のお兄ちゃんとのデート楽しかったわ。夕食も奢ってくれたし」
本当は少し疲れた。兄が彼女への誕生日プレゼントを選ぶのを手伝ってほしいと頼まれたんだけど、お花がいいとか、イアリングがいいとか、やっぱりネックレスがいいとか、いや、いっそ美容グッズがいいとか、もう、さっさと決めなさいよって言いたくなったわ。結局、お花にした。まだ、付き合ってから二か月しか経ってないようで。とりあえずお花でいいんじゃない。私ならSMグッズがほしいけど。ソフトタイプのだけどね。
「そう言えば、千里はあの彼氏とはどうなったんだ」
「うーん、別れちゃった、趣味が合わなくて」
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すると、兄がクンクンと部屋の中で鼻を嗅ぐ。
「なんか、この部屋、変な臭いがしないか」
「ああ、もうかなり古いマンションなんで、下水の臭いがあがってきたりする時があるの」
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