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第1話:他人に見られたい
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市民プールの女子更衣室で水着に着替えると、全身が映る鏡で自分の姿を見る。そこにいるのは美人でスタイル抜群の女。自分でもきれいだと思う。見ているとうっとりしちゃうわね。
誰もいないのを見計らっていろいろと色っぽいポーズをとってみたりする。手を頭に回して思いっ切りきれいな腋の下を見せたり、ちょっと両手を膝の上に乗せて体をかがめて胸を強調してみたり、体を反転させて、お尻を突き出してみたり。後ろが大きく開いた水着なので、そこから見えるシミひとつ無い白い背中もすごくきれい。
美しいわ。
すごくきれいだわ、私。
首から肩にかけて流れるような曲線。バストからくびれたウエスト、そして盛り上がったヒップから太股にかけたラインも素晴らしいわね。いつまで見ていても飽きない。ああ、私って本当にきれいで、そしてセクシーだわ。
このナルシス女って罵声が飛んできそうね。でも、実際、きれいなんだから仕方がないわ。それに、まだ、二十二才。若いのよ。そして、若い時だけよ、こんな格好が出来るのは。
私の名前は酒井千里。職業はただの会社員。
そして、プールサイドを歩きながら、今、私はドキドキしている。私が着ている水着は競泳水着。それも、最近定番のスパッツ形じゃなくて、昔流行ったハイレグ競泳水着。しかも、かなりの急角度で煽情的ね。色もメタリックの青色。胸も大きく開いているの。胸の谷間がばっちりと見える。水着の生地もキラキラ光って、なんとなく淫靡だわ。
まあ、競技用って言うより見せるための水着ね、これ。夜の営み用かしらね。それにしても、なんでメタリックの生地って、普通の布より色っぽく見えるのかしら。誰か科学的に証明してほしいわね。でも、本当にすごくきれいだわ。私、輝いてるって感じがするの。
私は生きてるのよー!
プールの監視員さんに文句を言われないくらいのギリギリの角度のハイレグ水着の格好の私。でも、もしかしたら注意されるかも。そのことも含めてドキドキしちゃうわ。何でそんな派手な水着を着ているかと言うと他人に見られたいからなのよ。私、露出狂かしら。でも、他人の視線を浴びるのって気持ちいいわ。もう、大勢の人に注目されたいの、そう、私は見られたいのよ。
でも、こんな私でも昔は立派な乙女だったのよ。立派な乙女ってなんだよって言われそうだけど。もっとごく普通の水着を着てたわよ、プールとか海水浴場とかに行く時はね。でも、高校生の頃の彼氏に、ある日、ハイレグ水着を着るのを強制されたのよ。
恥ずかしかったけど、その時の私は彼にぞっこんだったから従ったの。まあ、普通の青色の競泳水着だったけど。そして、そのハイレグ水着を着てプールに行ってみたら男性の皆さんの視線が私に集中するの。彼も興奮してたけどね。
そして、私はすごい快感を感じてしまった。
体にぴったりとした水着。男性の視線が私の体にまとわりつくの。いやらしく淫らに。私の体中が見られてるのよ、特に下半身に。視線で火傷しそうだったわ。もう、体中がすごく熱く感じたの。そして、私自身の下半身もすごく熱くなってしまったわ。その後、ラブホに彼氏と行ったんだけど、その日はすごく燃えちゃったなあ。激しかったわ。
この元彼氏の名前は、佐島和弘。この佐島君とはいろんなことをして楽しんだわ。でも、別れちゃった。
直接の原因は佐島君の浮気だけどね。現在、彼は無職のニートみたい。全然、今は興味ないわ。女って現実的だからね。まあ、若い時は純愛とかに憧れたりするけど、二十代ともなると将来のことを考え始めるのよ。ニートなんて、全くの対象外ね。
佐島君とはかなり激しいことをしたけど、女って、後にひきずったりしないのよねえ。すっぱり切ってしまう。男の人って、けっこう後々まで、昔の恋人のことをひきずったりするようだけど。女からすると、切った男はゴミも同然。
私だけかしら。
そんなことないわよね。
ただ、後にはひきずらないけど、佐島君としたことを時々思い出しては興奮したりする。このハイレグ水着を着る趣味も、その時、覚えてしまったってわけよ。調教されたのかしら、私。ああ、調教って言葉を聞くと、また興奮する私っていやらしいかしら。やっぱり、私だけかしらね。まあ、どうでもいいかしら。
それに、途中から私の方から佐島君をリードするようになって、それが嫌になって、佐島君は浮気をしてしまったみたい。それだけ、私の行為は淫らだったのかしらね。どうかしらねえ、みんなもしてるんじゃないの。してないのかしら。わからないわね。
男の人たちがチラ見しているのはすぐにわかる。胸の谷間を見てるわ、そして、当然のごとく、ハイレグ水着の股間辺りを。でも、女の人たちからは軽蔑の視線。皆さん、ハイレグなんて着ていない。今やローレグ時代。つまらないわね。
でも、いいわ。私は気持ちいいから。いっそ裸になろうかしらって、そんなことしたらさすがに怒られるわね。下手すれば、変態と思われて、監視員さんに警察に引き渡されかねないわね。それに、ハイレグ水着の方が全裸よりセクシーだわ。私は変態じゃないわよ。私は性の探究者よ。自分でもそう思うわ。
何だよ、性の探究者って?
何でしょうね。
まあ、とにかく皆さん、若い時に楽しみましょうよ。
若い時は二度と来ないのよー!
でも、軽蔑の視線も気持ちいいわ。注目されてるのよ。辱めを受けるのが気持ちいいなんて、私って、変かしら。『辱め』って言葉が私を興奮させるの。
お前は変態だって?
そうなのかしら。
でも、バカにされるのは嫌なんだけどね。いいじゃないの。とにかく気分がいいの。それに私はきれいなんだから、男性からすれば嬉しいんじゃないのかしら、こんな美人が淫らな格好して歩いているのを無料で見られるんだから。何度も言うけど、私はスタイルはいいし、顔も美人。こんな派手な水着も似合うわ。
うざいわよ、このナルシストってまた罵声が聞こえてきそうね。
でも、スタイルが悪かったら着ないわよ。何度も言うけど若い時だけしか着れないのよ。おばあさんになったら着れないじゃないの。
さて、プールサイドをゆっくりと歩く私。そして、やはり男性の皆さんが私の体をチラチラと見ている。やっぱり胸や腰の辺り、そして大事なところ。いや、全身を見られてる、ああ、興奮してきたわ。中にはじっくりと見てる人もいるわ。私のあそこの奥の奥まで見られてるみたい。まだ、プールに入ってないけど、濡れてくるわ。
すごく興奮してくるの。もっともっと見てほしい。私の体をありとあらゆる方向から見てほしいわ。他人に自分のセクシーな姿を見てもらう。ああん、ますます興奮してくるわ。まあ、ストレス解消でもあるわけよ。
仕事って、全然つまんないもん。
誰もいないのを見計らっていろいろと色っぽいポーズをとってみたりする。手を頭に回して思いっ切りきれいな腋の下を見せたり、ちょっと両手を膝の上に乗せて体をかがめて胸を強調してみたり、体を反転させて、お尻を突き出してみたり。後ろが大きく開いた水着なので、そこから見えるシミひとつ無い白い背中もすごくきれい。
美しいわ。
すごくきれいだわ、私。
首から肩にかけて流れるような曲線。バストからくびれたウエスト、そして盛り上がったヒップから太股にかけたラインも素晴らしいわね。いつまで見ていても飽きない。ああ、私って本当にきれいで、そしてセクシーだわ。
このナルシス女って罵声が飛んできそうね。でも、実際、きれいなんだから仕方がないわ。それに、まだ、二十二才。若いのよ。そして、若い時だけよ、こんな格好が出来るのは。
私の名前は酒井千里。職業はただの会社員。
そして、プールサイドを歩きながら、今、私はドキドキしている。私が着ている水着は競泳水着。それも、最近定番のスパッツ形じゃなくて、昔流行ったハイレグ競泳水着。しかも、かなりの急角度で煽情的ね。色もメタリックの青色。胸も大きく開いているの。胸の谷間がばっちりと見える。水着の生地もキラキラ光って、なんとなく淫靡だわ。
まあ、競技用って言うより見せるための水着ね、これ。夜の営み用かしらね。それにしても、なんでメタリックの生地って、普通の布より色っぽく見えるのかしら。誰か科学的に証明してほしいわね。でも、本当にすごくきれいだわ。私、輝いてるって感じがするの。
私は生きてるのよー!
プールの監視員さんに文句を言われないくらいのギリギリの角度のハイレグ水着の格好の私。でも、もしかしたら注意されるかも。そのことも含めてドキドキしちゃうわ。何でそんな派手な水着を着ているかと言うと他人に見られたいからなのよ。私、露出狂かしら。でも、他人の視線を浴びるのって気持ちいいわ。もう、大勢の人に注目されたいの、そう、私は見られたいのよ。
でも、こんな私でも昔は立派な乙女だったのよ。立派な乙女ってなんだよって言われそうだけど。もっとごく普通の水着を着てたわよ、プールとか海水浴場とかに行く時はね。でも、高校生の頃の彼氏に、ある日、ハイレグ水着を着るのを強制されたのよ。
恥ずかしかったけど、その時の私は彼にぞっこんだったから従ったの。まあ、普通の青色の競泳水着だったけど。そして、そのハイレグ水着を着てプールに行ってみたら男性の皆さんの視線が私に集中するの。彼も興奮してたけどね。
そして、私はすごい快感を感じてしまった。
体にぴったりとした水着。男性の視線が私の体にまとわりつくの。いやらしく淫らに。私の体中が見られてるのよ、特に下半身に。視線で火傷しそうだったわ。もう、体中がすごく熱く感じたの。そして、私自身の下半身もすごく熱くなってしまったわ。その後、ラブホに彼氏と行ったんだけど、その日はすごく燃えちゃったなあ。激しかったわ。
この元彼氏の名前は、佐島和弘。この佐島君とはいろんなことをして楽しんだわ。でも、別れちゃった。
直接の原因は佐島君の浮気だけどね。現在、彼は無職のニートみたい。全然、今は興味ないわ。女って現実的だからね。まあ、若い時は純愛とかに憧れたりするけど、二十代ともなると将来のことを考え始めるのよ。ニートなんて、全くの対象外ね。
佐島君とはかなり激しいことをしたけど、女って、後にひきずったりしないのよねえ。すっぱり切ってしまう。男の人って、けっこう後々まで、昔の恋人のことをひきずったりするようだけど。女からすると、切った男はゴミも同然。
私だけかしら。
そんなことないわよね。
ただ、後にはひきずらないけど、佐島君としたことを時々思い出しては興奮したりする。このハイレグ水着を着る趣味も、その時、覚えてしまったってわけよ。調教されたのかしら、私。ああ、調教って言葉を聞くと、また興奮する私っていやらしいかしら。やっぱり、私だけかしらね。まあ、どうでもいいかしら。
それに、途中から私の方から佐島君をリードするようになって、それが嫌になって、佐島君は浮気をしてしまったみたい。それだけ、私の行為は淫らだったのかしらね。どうかしらねえ、みんなもしてるんじゃないの。してないのかしら。わからないわね。
男の人たちがチラ見しているのはすぐにわかる。胸の谷間を見てるわ、そして、当然のごとく、ハイレグ水着の股間辺りを。でも、女の人たちからは軽蔑の視線。皆さん、ハイレグなんて着ていない。今やローレグ時代。つまらないわね。
でも、いいわ。私は気持ちいいから。いっそ裸になろうかしらって、そんなことしたらさすがに怒られるわね。下手すれば、変態と思われて、監視員さんに警察に引き渡されかねないわね。それに、ハイレグ水着の方が全裸よりセクシーだわ。私は変態じゃないわよ。私は性の探究者よ。自分でもそう思うわ。
何だよ、性の探究者って?
何でしょうね。
まあ、とにかく皆さん、若い時に楽しみましょうよ。
若い時は二度と来ないのよー!
でも、軽蔑の視線も気持ちいいわ。注目されてるのよ。辱めを受けるのが気持ちいいなんて、私って、変かしら。『辱め』って言葉が私を興奮させるの。
お前は変態だって?
そうなのかしら。
でも、バカにされるのは嫌なんだけどね。いいじゃないの。とにかく気分がいいの。それに私はきれいなんだから、男性からすれば嬉しいんじゃないのかしら、こんな美人が淫らな格好して歩いているのを無料で見られるんだから。何度も言うけど、私はスタイルはいいし、顔も美人。こんな派手な水着も似合うわ。
うざいわよ、このナルシストってまた罵声が聞こえてきそうね。
でも、スタイルが悪かったら着ないわよ。何度も言うけど若い時だけしか着れないのよ。おばあさんになったら着れないじゃないの。
さて、プールサイドをゆっくりと歩く私。そして、やはり男性の皆さんが私の体をチラチラと見ている。やっぱり胸や腰の辺り、そして大事なところ。いや、全身を見られてる、ああ、興奮してきたわ。中にはじっくりと見てる人もいるわ。私のあそこの奥の奥まで見られてるみたい。まだ、プールに入ってないけど、濡れてくるわ。
すごく興奮してくるの。もっともっと見てほしい。私の体をありとあらゆる方向から見てほしいわ。他人に自分のセクシーな姿を見てもらう。ああん、ますます興奮してくるわ。まあ、ストレス解消でもあるわけよ。
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