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コタエハ
俺たちは答えを知らない⑧
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「やばいやばいやばい!」
とりあえず、何味のかき氷を出すかの方針が固まったから、ネットで注文してみようとした。そしたらもう商品の在庫がなかったり、あっても現金払いできなかったりする。クレジットがダメとかいううちの学校のクソ制度が邪魔して、注文できない。
「マズったな。」
「マズいね、これは。」
土曜日にわざわざ残ってくれた船戸さんとスマホの画面を覗きながら呟く。今日ここにいるのは俺と船戸さんだけだ。他の奴らは勉強するために家に帰った。
「どこで注文する?こりゃあ店舗受け取りしか無理やろ。」
「せやなぁ、俺が知ってるそういう店は業スーとかそんな店しかないけど。」
「他、他、他…あそこって売ってるんかな?」
船戸さんはなにか思いついたように検索を始める。そして画面を見せてきた。
「こことかどう?とりま今思いついたところでありそうなとこやねんけど。」
「大阪に何店舗かあるねんな。手分けして探してみるか。」
俺は検索欄に、その店の名前を入れて検索してみた。
しばらく調べるだけの時間が続き、そして、船戸さんが声を上げた。
「いいとこあった。」
「まじで?」
「うん。ここここ。本店やから有り得るかなって調べてみてんけど、売ってるって。」
「とりあえず連絡。そんで、取り置きして貰えるんやったらしてもらお。」
電話番号を入れてそして電話する。注文内容を伝えると確認すると言って電話番号を伝えたあと一度待機になった。
「どう?」
「とりま確認。後でまた連絡くる。」
「よしよし。まだ舞えるって感じか。」
最近、麻雀グルのメンバーの口調をマネして、船戸さんはこんな感じの言葉を使うようになった。元々の清楚系からはかけ離れた姿になっている。
そして10分くらい経ってからスマホが震え始めた。
「きちゃ。」
俺は電話を取りそしてメモ用紙を準備して担当者からの話を聞く。どうやらシロップとストローはあるらしいが、カップは俺たちが思っていたのより大きくなるらしい。見た目的に物足りなくなるかもしれないが、どうなるだろうか。それでも在庫があるなら確保してまた見に行ったらいいだけだ。担当者から言われたもので取り置きしてもらうことにした。
「いけた?」
「いけた。ちょっとカップのサイズが大きくなるけどとりまいけそう。」
「取り置きして貰えたん?」
「うん。火曜日に取りに行くように言った。」
俺たちはハイタッチして、この最重要課題のタスクを終えた。これで当日の心配はほとんど何もない。気温が低かったり雨が降りそうやったりするのはしょうがない。それは願うばかり。
あとはそうだな。この何も進んでいない作業がいつ終わるかだな。
とりあえず、何味のかき氷を出すかの方針が固まったから、ネットで注文してみようとした。そしたらもう商品の在庫がなかったり、あっても現金払いできなかったりする。クレジットがダメとかいううちの学校のクソ制度が邪魔して、注文できない。
「マズったな。」
「マズいね、これは。」
土曜日にわざわざ残ってくれた船戸さんとスマホの画面を覗きながら呟く。今日ここにいるのは俺と船戸さんだけだ。他の奴らは勉強するために家に帰った。
「どこで注文する?こりゃあ店舗受け取りしか無理やろ。」
「せやなぁ、俺が知ってるそういう店は業スーとかそんな店しかないけど。」
「他、他、他…あそこって売ってるんかな?」
船戸さんはなにか思いついたように検索を始める。そして画面を見せてきた。
「こことかどう?とりま今思いついたところでありそうなとこやねんけど。」
「大阪に何店舗かあるねんな。手分けして探してみるか。」
俺は検索欄に、その店の名前を入れて検索してみた。
しばらく調べるだけの時間が続き、そして、船戸さんが声を上げた。
「いいとこあった。」
「まじで?」
「うん。ここここ。本店やから有り得るかなって調べてみてんけど、売ってるって。」
「とりあえず連絡。そんで、取り置きして貰えるんやったらしてもらお。」
電話番号を入れてそして電話する。注文内容を伝えると確認すると言って電話番号を伝えたあと一度待機になった。
「どう?」
「とりま確認。後でまた連絡くる。」
「よしよし。まだ舞えるって感じか。」
最近、麻雀グルのメンバーの口調をマネして、船戸さんはこんな感じの言葉を使うようになった。元々の清楚系からはかけ離れた姿になっている。
そして10分くらい経ってからスマホが震え始めた。
「きちゃ。」
俺は電話を取りそしてメモ用紙を準備して担当者からの話を聞く。どうやらシロップとストローはあるらしいが、カップは俺たちが思っていたのより大きくなるらしい。見た目的に物足りなくなるかもしれないが、どうなるだろうか。それでも在庫があるなら確保してまた見に行ったらいいだけだ。担当者から言われたもので取り置きしてもらうことにした。
「いけた?」
「いけた。ちょっとカップのサイズが大きくなるけどとりまいけそう。」
「取り置きして貰えたん?」
「うん。火曜日に取りに行くように言った。」
俺たちはハイタッチして、この最重要課題のタスクを終えた。これで当日の心配はほとんど何もない。気温が低かったり雨が降りそうやったりするのはしょうがない。それは願うばかり。
あとはそうだな。この何も進んでいない作業がいつ終わるかだな。
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