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マナツノ
夏休み勉強会3-1
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そしてまた週末がやってきた。
「よーっす。」
「私たちの方が早かったみたいやな。」
「京阪人身事故やって。ちょっと遅れるってさ。」
「あーね。」
「おはよー2人とも。」
今日は奏の家。もう楓は来ていて、先に勉強を始めている。
「楓がもう勉強してるなんて、明日雪降るんちゃう?」
「さーくーらー!なーに言ってんのかなー?」
「事実。」
いきなり2人がじゃれ合い初めて、俺は桜が座るであろう席の横に座る。
「Q、今日そっちなんや。」
「桜と音羽と同じ宿題出てて、時間測る系やから一緒にやろって話なってんねん。」
「そういうことね。じゃあ俺たちがこっち寄った方がええな。楓、きい、こっち座ろーぜ。」
奏がそんなことを言って、2人をダイニングテーブルに移動させる。ローテーブルのほうには俺と桜だけが残された。
「今日はあれでいいよな。」
「やりたくないけどな。」
「しゃーないやん。桜も上あがってちゃんと外部組とやり合うならこれぐらい出来とかんとあかんやろ?」
「まあせやけど。」
桜はぶつぶつ言いながら、課題の問題集と筆記用具を取り出す。そして文IIだけが出ている国語の問題集を取り出した。俺はまだ終わっていない化学を取りだして最後の章をやり始める。一章終わるのも1時間ちょいかかるので、これをやっていたら音羽が来るだろう。
そんな感じで時間を潰していたらインターホンが鳴った。奏が出て2人を迎え入れる。
「ごめんごめん。遅れた~!」
「人身事故やってな、遅れたわ。すまん。」
2人は汗をかきながらやってきて、クーラーの前に立って涼み始める。
しばらく涼んだ2人は、音羽はこっちに、カレンは向こうに座る。俺たちはやっていた課題を一旦片付け、そしてマークシートを切り取った。
「80分ぶっ続けでええよな?」
「ええよ。」
「共テ本番はそうやしね。」
3人とも、お互いの答えが見えないような距離に座って、問題の表紙を開く。
「じゃあ始めるどー。よーい始め!」
桜のスマホでタイマーをセットしてから、1回目を始めた。
この課題は英語のリーディング。それも共テレベルの問題を揃えているので、これくらい解けとかないといけない。
集中して解いていたら、案外早く解き終わるもので、残り時間を確認したら15分だった。2人ももうペンを置いていて、終わっている模様。俺は時間いっぱいまで見直しをして、タイマーが鳴るのを待った。
「よーっす。」
「私たちの方が早かったみたいやな。」
「京阪人身事故やって。ちょっと遅れるってさ。」
「あーね。」
「おはよー2人とも。」
今日は奏の家。もう楓は来ていて、先に勉強を始めている。
「楓がもう勉強してるなんて、明日雪降るんちゃう?」
「さーくーらー!なーに言ってんのかなー?」
「事実。」
いきなり2人がじゃれ合い初めて、俺は桜が座るであろう席の横に座る。
「Q、今日そっちなんや。」
「桜と音羽と同じ宿題出てて、時間測る系やから一緒にやろって話なってんねん。」
「そういうことね。じゃあ俺たちがこっち寄った方がええな。楓、きい、こっち座ろーぜ。」
奏がそんなことを言って、2人をダイニングテーブルに移動させる。ローテーブルのほうには俺と桜だけが残された。
「今日はあれでいいよな。」
「やりたくないけどな。」
「しゃーないやん。桜も上あがってちゃんと外部組とやり合うならこれぐらい出来とかんとあかんやろ?」
「まあせやけど。」
桜はぶつぶつ言いながら、課題の問題集と筆記用具を取り出す。そして文IIだけが出ている国語の問題集を取り出した。俺はまだ終わっていない化学を取りだして最後の章をやり始める。一章終わるのも1時間ちょいかかるので、これをやっていたら音羽が来るだろう。
そんな感じで時間を潰していたらインターホンが鳴った。奏が出て2人を迎え入れる。
「ごめんごめん。遅れた~!」
「人身事故やってな、遅れたわ。すまん。」
2人は汗をかきながらやってきて、クーラーの前に立って涼み始める。
しばらく涼んだ2人は、音羽はこっちに、カレンは向こうに座る。俺たちはやっていた課題を一旦片付け、そしてマークシートを切り取った。
「80分ぶっ続けでええよな?」
「ええよ。」
「共テ本番はそうやしね。」
3人とも、お互いの答えが見えないような距離に座って、問題の表紙を開く。
「じゃあ始めるどー。よーい始め!」
桜のスマホでタイマーをセットしてから、1回目を始めた。
この課題は英語のリーディング。それも共テレベルの問題を揃えているので、これくらい解けとかないといけない。
集中して解いていたら、案外早く解き終わるもので、残り時間を確認したら15分だった。2人ももうペンを置いていて、終わっている模様。俺は時間いっぱいまで見直しをして、タイマーが鳴るのを待った。
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