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ミカヅキ
プレゼント③
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そしてクリパ当日。24日は奏たちが上手いことOFFで今日やることになったのだ。明日からはまたキツい練習らしい。
「メリクリ~!」
「お久しぶりです海南さん!」
「受験勉強の疲れで死にかけてると思ってたわ。お疲れ様。」
「ありがとうございます加太さん。」
最初にやって来たのは楓と奏。時間はだいたい5時過ぎ。杏も少し勉強をしないといけないので、それくらいの時間にしてもらった。
「桜は?」
「あれから全く連絡なし。」
「やっぱりか。何となくそんな気はしてた。リプライもないやんな?」
「ない。」
桜がいなくなってから2ヶ月。結局何も手がかりを掴めずにそのまま時間だけが過ぎていった。その中で変わったことは俺の意識だけ。何があっても見つけ出すってことから、事実に即して手がかりを探すことに意識を向けるように。
「ういーす!生きてるか?」
「生きてるわ。音羽1人か?」
「カレンはやることがあるんやって。まぁ年始に出す屋台の準備手伝わされてるんだろ。」
続いてやってきたのは音羽。カレンは今回はいないらしい。
「きいのやつ、あいつ1番近い筈だろ。」
「私がきい姉呼んでこよっか?」
「杏、頼むわ。」
「おっけー!」
最後の一人、きいは杏に任せて、俺たちは最後の準備をすることに。チキンとかは某バースに似てる人形の店てテイクアウトしたものを。あとは家で作ったスープとかそんなのを皿に盛り付けていく。6人はさすがにテーブルには座れないので、炬燵に座ってもらうようにして、俺と杏がテーブルを使うようにする。
6人分全部を置ききったタイミングできいがやっとやって来た。
「遅れてごめーん!」
「もう食うぞ。早くしろ。」
やっと全員集合して、冷蔵庫からヤツを出す。2Lのコーラを3本買っているのだ。単純計算で1人1L。ちゃんと女子のことも考えて赤を1本、黒を2本だ。
「お察しの通りチキンに予算をほぼ全振りしたので、これで腹を満たしてくれ。ちゃんとケーキもあるから安心しろ。」
「ケーキがあるのはいいが、随分と俺の食べる量を低く見積ったな。」
「キャンプん時そこまでやったやろ?」
「まぁ、たしかに。」
炬燵の上にどーんとコーラを3本並べると、やっぱり壮観だ。
すっかり日も暮れて6時のチャイムが鳴った。
「じゃあ始めるか。」
それぞれコップにコーラを注いでいく。
「俺たちの1年に!」
『かんぱーい!』
「メリクリ~!」
「お久しぶりです海南さん!」
「受験勉強の疲れで死にかけてると思ってたわ。お疲れ様。」
「ありがとうございます加太さん。」
最初にやって来たのは楓と奏。時間はだいたい5時過ぎ。杏も少し勉強をしないといけないので、それくらいの時間にしてもらった。
「桜は?」
「あれから全く連絡なし。」
「やっぱりか。何となくそんな気はしてた。リプライもないやんな?」
「ない。」
桜がいなくなってから2ヶ月。結局何も手がかりを掴めずにそのまま時間だけが過ぎていった。その中で変わったことは俺の意識だけ。何があっても見つけ出すってことから、事実に即して手がかりを探すことに意識を向けるように。
「ういーす!生きてるか?」
「生きてるわ。音羽1人か?」
「カレンはやることがあるんやって。まぁ年始に出す屋台の準備手伝わされてるんだろ。」
続いてやってきたのは音羽。カレンは今回はいないらしい。
「きいのやつ、あいつ1番近い筈だろ。」
「私がきい姉呼んでこよっか?」
「杏、頼むわ。」
「おっけー!」
最後の一人、きいは杏に任せて、俺たちは最後の準備をすることに。チキンとかは某バースに似てる人形の店てテイクアウトしたものを。あとは家で作ったスープとかそんなのを皿に盛り付けていく。6人はさすがにテーブルには座れないので、炬燵に座ってもらうようにして、俺と杏がテーブルを使うようにする。
6人分全部を置ききったタイミングできいがやっとやって来た。
「遅れてごめーん!」
「もう食うぞ。早くしろ。」
やっと全員集合して、冷蔵庫からヤツを出す。2Lのコーラを3本買っているのだ。単純計算で1人1L。ちゃんと女子のことも考えて赤を1本、黒を2本だ。
「お察しの通りチキンに予算をほぼ全振りしたので、これで腹を満たしてくれ。ちゃんとケーキもあるから安心しろ。」
「ケーキがあるのはいいが、随分と俺の食べる量を低く見積ったな。」
「キャンプん時そこまでやったやろ?」
「まぁ、たしかに。」
炬燵の上にどーんとコーラを3本並べると、やっぱり壮観だ。
すっかり日も暮れて6時のチャイムが鳴った。
「じゃあ始めるか。」
それぞれコップにコーラを注いでいく。
「俺たちの1年に!」
『かんぱーい!』
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