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キザムノ
課題多すぎ問題②
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そして現在。
「ぐへぇ…」
「ぷはぁ…」
「ぬわぁ…」
「うわぁ…」
「…………」
机に突っ伏している。新宮くんにいたっては呼吸してるかすら怪しい。
「いきなり問題数増えすぎ。」
「だな。」
「書きすぎで腱鞘炎なりそう。」
みんなが思い思いに愚痴をこぼしていると、久志が立ち上がった。
「どしたの、ひい君?」
「ちょっといいもんあったの思い出した。」
久志は階段を上り、そして降りてきた。その手には
「黒糖だぁ!」
「糖分だぁ!」
きいと音羽は、久志の手の中にある黒糖の袋に吸い寄せられるように歩いていく。あと、疲れすぎて音羽が地味にキャラ崩壊してる。
「んんっ。それではオークションを始めます。まずはこれ。テキトーに取ったでかいヤツ。いる人!」
『はい!』
迷わず全員が手を挙げる。ちなみに新宮くんは、久志が階段を降りる音で目が覚めたっぽい。
「じゃんけんしてください!」
『最初はグー!じゃんけんぽん!』
ぐずん。負けた。まさかのさっきまで死んでた新宮くんに負けた。
「カレンはじゃんけん強いからなぁ。ゴミ出しじゃんけんも負けた記憶しかねぇや。」
「新宮くん、ずるいです。」
「ん~!甘くてうめぇ~!」
新宮くんは幸せそうに黒糖を舐めている。あぁぁぁぁ!美味そ~!
「つづいて、この1口大のこの子。」
『はい!』
残りの3人が全員手を挙げた。
「今回は負けんぞ~!」
「糖分のため!糖分のため!」
「これ以上じゃんけんで頭使ってたまるか!」
『最初はグー!じゃんけんぽん!』
分かっていました。『これ以上じゃんけんで頭使ってたまるか!』なんて完璧なフラグ。ちゃんと回収しました。
「ん~!あまーーーーーい!」
今回の黒糖を勝ち取った音羽は、幸せそうに黒糖を舐めている。それにしても、美味そうだなぁ。
「おおっと!これは大物だ!」
久志が取ったのは、1口でギリ入るかなってサイズの黒糖。
『はい!』
まだ聞かれてないのに手を挙げる。全員。
「はいはい、既に食べている2人は無しな。じゃあ、桜ときい、じゃんけんしろ。」
「今回こそは負けないよ~!」
「フフッ。この黒糖は私のものだ!」
「「最初はグー!じゃんけんぽん!」」
ん~!甘くて美味しい!脳の疲れが一気に吹き飛んでいく!
「桜ずるい。」
「運にずるいってあるんかなぁ?」
「ぐぬぬぬぬぬ!」
きいはめっちゃちっちゃい黒糖を口の中に放り込む。そして、すぐ溶けてしまったようだ。
「あぁぁぁぁ、、、」
可哀想に…
「ぐへぇ…」
「ぷはぁ…」
「ぬわぁ…」
「うわぁ…」
「…………」
机に突っ伏している。新宮くんにいたっては呼吸してるかすら怪しい。
「いきなり問題数増えすぎ。」
「だな。」
「書きすぎで腱鞘炎なりそう。」
みんなが思い思いに愚痴をこぼしていると、久志が立ち上がった。
「どしたの、ひい君?」
「ちょっといいもんあったの思い出した。」
久志は階段を上り、そして降りてきた。その手には
「黒糖だぁ!」
「糖分だぁ!」
きいと音羽は、久志の手の中にある黒糖の袋に吸い寄せられるように歩いていく。あと、疲れすぎて音羽が地味にキャラ崩壊してる。
「んんっ。それではオークションを始めます。まずはこれ。テキトーに取ったでかいヤツ。いる人!」
『はい!』
迷わず全員が手を挙げる。ちなみに新宮くんは、久志が階段を降りる音で目が覚めたっぽい。
「じゃんけんしてください!」
『最初はグー!じゃんけんぽん!』
ぐずん。負けた。まさかのさっきまで死んでた新宮くんに負けた。
「カレンはじゃんけん強いからなぁ。ゴミ出しじゃんけんも負けた記憶しかねぇや。」
「新宮くん、ずるいです。」
「ん~!甘くてうめぇ~!」
新宮くんは幸せそうに黒糖を舐めている。あぁぁぁぁ!美味そ~!
「つづいて、この1口大のこの子。」
『はい!』
残りの3人が全員手を挙げた。
「今回は負けんぞ~!」
「糖分のため!糖分のため!」
「これ以上じゃんけんで頭使ってたまるか!」
『最初はグー!じゃんけんぽん!』
分かっていました。『これ以上じゃんけんで頭使ってたまるか!』なんて完璧なフラグ。ちゃんと回収しました。
「ん~!あまーーーーーい!」
今回の黒糖を勝ち取った音羽は、幸せそうに黒糖を舐めている。それにしても、美味そうだなぁ。
「おおっと!これは大物だ!」
久志が取ったのは、1口でギリ入るかなってサイズの黒糖。
『はい!』
まだ聞かれてないのに手を挙げる。全員。
「はいはい、既に食べている2人は無しな。じゃあ、桜ときい、じゃんけんしろ。」
「今回こそは負けないよ~!」
「フフッ。この黒糖は私のものだ!」
「「最初はグー!じゃんけんぽん!」」
ん~!甘くて美味しい!脳の疲れが一気に吹き飛んでいく!
「桜ずるい。」
「運にずるいってあるんかなぁ?」
「ぐぬぬぬぬぬ!」
きいはめっちゃちっちゃい黒糖を口の中に放り込む。そして、すぐ溶けてしまったようだ。
「あぁぁぁぁ、、、」
可哀想に…
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