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ムカシハ
私の白兎Ⅱ②
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「ねぇ、白兎ちゃん。最近気づいたんやけど、今の生徒会総務に富田って名前と御浜って名前があるんよね。」
「へぇ~、これは面白いねぇ。会ったらどんな顔するのかなぁ?そもそも気づかないか。」
「やね!今度の球技大会でなんかやってみようかな?」
「なんかって?」
「それは秘密。言っちゃったらおもろないやろ。白兎ちゃんも。」
「それは確かに。じゃあ楽しみにしてるね。」
「うん。楽しみにしてて。」
「それはそうとして、ゆーちゃんとは話せた?」
「いや、普通に話せてるよ。まだ私って気づいてないけど。」
「どゆこと?だって、向こうが勝手にRINEのID変えて、連絡取れなくなったんよね?」
「でも、根は優しいのは知ってるから。なんかの手違いやったんやろ。」
「じゃあ、いつ教えるの?」
「それも球技大会のときでいいかなって思ってる。その方がなんかおもろない?」
「おもろい。てか、そんなことよう考えんな。」
「あの3年間で頭だけは良くなりましたから。」
「コミュ力は落ちまくったけど。」
「ふふっ」
「ふふっ」
最近、白兎ちゃんとも仲良くなってきた。自分に対して仲良くなるという表現はどうかとは思うが、ここはそう言っておきたい。だって昔は何を言っても
「――――」
やったんやから。
ちなみに白兎ちゃんのことは誰にも話していない。夢の中の女の子のことなんて誰も信じてくれないだろうし、誰も興味無さそうだから。楓ならもしかしたら
「何それ面白そー!!ねぇねぇ!おしえて!」
とか言いそうだけど。あとそんなこと言いそうなバカが若干1名(『き』から始まって『い』で終わるやつ)。ほかのメンバーは
「桜が楓化した。」
とか、
「きいがもう1人増えた。」
とか言いそう。絶対に言われたくない。
そんなことを考えている間にもう6時半だ。もうそろそろ用意しないと。今日の朝当番は杏ちゃん。杏ちゃんはしっかりしてるから、もうリビングにおるんやろうな。
「おはよう!」
「おはよう桜さん!髪やったらバカ兄起こしてきて!」
「はいよ。」
最近、杏ちゃんが義妹にしか見えなくなってきてんな。妙な愛着というかそんなことしか考えられなくなってきた。あと、どこかで見たことがあるような。
今はそんなことはどうでもいいや。
「へぇ~、これは面白いねぇ。会ったらどんな顔するのかなぁ?そもそも気づかないか。」
「やね!今度の球技大会でなんかやってみようかな?」
「なんかって?」
「それは秘密。言っちゃったらおもろないやろ。白兎ちゃんも。」
「それは確かに。じゃあ楽しみにしてるね。」
「うん。楽しみにしてて。」
「それはそうとして、ゆーちゃんとは話せた?」
「いや、普通に話せてるよ。まだ私って気づいてないけど。」
「どゆこと?だって、向こうが勝手にRINEのID変えて、連絡取れなくなったんよね?」
「でも、根は優しいのは知ってるから。なんかの手違いやったんやろ。」
「じゃあ、いつ教えるの?」
「それも球技大会のときでいいかなって思ってる。その方がなんかおもろない?」
「おもろい。てか、そんなことよう考えんな。」
「あの3年間で頭だけは良くなりましたから。」
「コミュ力は落ちまくったけど。」
「ふふっ」
「ふふっ」
最近、白兎ちゃんとも仲良くなってきた。自分に対して仲良くなるという表現はどうかとは思うが、ここはそう言っておきたい。だって昔は何を言っても
「――――」
やったんやから。
ちなみに白兎ちゃんのことは誰にも話していない。夢の中の女の子のことなんて誰も信じてくれないだろうし、誰も興味無さそうだから。楓ならもしかしたら
「何それ面白そー!!ねぇねぇ!おしえて!」
とか言いそうだけど。あとそんなこと言いそうなバカが若干1名(『き』から始まって『い』で終わるやつ)。ほかのメンバーは
「桜が楓化した。」
とか、
「きいがもう1人増えた。」
とか言いそう。絶対に言われたくない。
そんなことを考えている間にもう6時半だ。もうそろそろ用意しないと。今日の朝当番は杏ちゃん。杏ちゃんはしっかりしてるから、もうリビングにおるんやろうな。
「おはよう!」
「おはよう桜さん!髪やったらバカ兄起こしてきて!」
「はいよ。」
最近、杏ちゃんが義妹にしか見えなくなってきてんな。妙な愛着というかそんなことしか考えられなくなってきた。あと、どこかで見たことがあるような。
今はそんなことはどうでもいいや。
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