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第三章 “忘却”の三周目
【病院にいた“黒猫”】
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【病院にいた“黒猫”】
さて…。
「この猫どうしよう…」
病院に入って来た猫の対処法…誰か知りませんか?僕は……知りません。マジでどうしよう…。そこでパッと、僕の中に名案が浮かんだ。
「あっ…もうこの猫、病院のスタッフさんに言えば何とかなるかな…」
口にして出すと、名案でも何でもないことだった。まぁ、その手が最善だと思う。
「…とりあえず、呼んでみるか」
僕は隣にあったナースコールを押そうとした。その時…。
『…ナァ~』
「……………」
…かわいい。もう、上目使いでかわいすぎて、脳が真っ白になった。その目は、自分をここに居させて、自分を追い出さないでと言っているようだった。
…多分、その時の僕はだらしない笑顔を浮かべているだろう。
「あっ」
黒猫は僕の手を離れ、どこかに行ってしまった。すると突然、僕の頭の中にある場面が映し出されていた。
そこは、学校に帰る途中にある、僕の家に続く大きな曲がり角だった。僕はそこにしゃがみ込み、黒猫を抱こうと腕を前に出していた。
すると、黒猫はプイッと、明後日の方向を向いてしまった。そこで、僕の隣にいた“誰か”が、こう言った。
___あははっ。どうやら奏は××に嫌われているねぇ。ふふっ_____
何に嫌われているかは思い出せなかったが、僕の目の前で、そう言われた。しかし、その場面は、脳に記憶されていない。この場面は…一体……。
「奏君!」
「へっ!?」
ボーっとしてた僕は、愛のその声で気付いた。
「…おっ、おお、愛。どうした?学校は終わったのか?」
「何言ってんの?終わったから来たんじゃん。まぁ、学校って言っても、半分くらいはお説教の時間だったんだけどね」
あ…。やっぱり怒られたんだね…。少なからず僕の責任もあるから少し罪悪感を感じてしまう…。
「もう、ほんっと、大変だった…」
「お…お疲れ様です…」
「んで?奏君はどう?少しは良くなった?」
…あれ?そう言えば、僕の容態はどんな感じなんだろう…。自分でも把握してないや。
「…もしかして、自分でも把握してない?」
…おや。どうやらお顔に出ていたようで。
「はい…」
「はぁ…。まったく。え~っと、奏君の容態は良好。庭に出ても大丈夫、だって」
「はぁ。はぁ……。はぁ!?なんで愛が知ってんの!?」
僕、確かまだ言ってないよな…。まさかこいつ…エスパー!?
「…そんなわけないでしょ。まったく…。すぐそこにいた先生に聞いたの。なによ、エスパーって」
…あ、そういうことですか。まぁ、そうだよな。でも、愛がエスパーだったら今まで僕の心を読んでくることにも説明がつくな!
…ごめんなさい、誰かツッコんでください……。
「はい、すんません…」
「というか、もう夕方だよ?こんな時間まで真剣に何考えてたの?」
「えっ?もう夕方?」
僕が窓の外を見ると、空が橙色に染まっていた。それは日が沈み、夜になる準備をしていることを彷彿とさせていた。そんな時間まで、僕は考え事を指定してたのか…。
「そうだよ。それで?何考えてたの?」
「…あれ?言われると、何考えてたか覚えてないなぁ…。…あっ!そうだ」
「え!?なになに!?なんか思い出した!?」
そう言えば…。
「変な場面が僕の頭の中に浮かんできたんだ…」
「…え?変な場面…。もしかしていやらしいことでも考えてた?」
愛はニヤニヤしながら僕を見てきた。…どうしてそうなる?
「違う違う…。学校の帰る途中にある、僕の家に続く大きな曲がり角あるだろ?あそこで、僕が黒猫と女の子と何か話してたんだよ。…でも、そんな場面、僕覚えていないんだよ…。だから変な場面だなぁって」
「……………」
愛は目を見開き、驚いた表情でこちらを見つめていた。
「…え?愛?どうしたの?」
「……いや、なんでもないよ…」
愛はそう言うが、表情は強張ったままだった。僕は不審に思った。いつもは明るい愛のはずなのに、今は目を見開いてこちらを見つめているだけ。
「なぁ、今日の愛、なんか変だぞ?大丈夫か?」
「…えっ?あ、ああ。大丈夫だよ」
この答え方にも違和感を感じる。
「…そうか?ならいいんだけど…」
「ところで」と、僕は話題を変える。
「どうだった?」
…何ていう質問してんだ、僕。語彙力がない人が集う会の会長に立候補できそうだ。…なんだ、語彙力がない人が集う会って。
「へ?なにが?」
そりゃ、そういう返事が返ってくるよね。
「学校だよ。説教、どんな感じに言われた?」
「え?そんなこと聞く?」
…まぁ、普通は聞かないかな?でも、僕普通じゃないからな。えっへん。
「まぁ、いいじゃん!教えてよ~」
「え~。しょうがないなぁ」
そう言いつつも、教えてくれる。
「なんか、『大切な人の為に遅れるのは分かるけど、お前も単位危ないんだから、お前はお前のするべき事をやれ』…だって。だから、私のやるべきことは奏君の傍にいることだって言ってんのにね」
う~ん、難しい選択だなぁ…。確かに、愛は単位がヤバい。でも、僕を想ってくれていることを否定することはできない。う~ん、まぁ、今はとりあえず大丈夫だから、愛には単位を優先してもらおうか。
「まぁ、あれだ。僕は今大丈夫だから、できれば単位を優先してほしいな」
そう言ったら…。
「……………………」
…愛が、すごい目力で僕の目を見てくる。目力と言っても、力強い目力ではなく、冷たく、蔑んだような目力だった。
「…へぇ、私が心配しなくてもいいって言うんだ。ふぅ~ん」
そう言って愛は椅子から立ち上がる。…あれ?愛さん?
「…じゃあね。私、二度と来ないね」
「あああああ~~~~~!ごめん!ごめんって!そういう意味じゃないって!」
愛の後を追いながら、彼女の機嫌を宥める。…僕、そんなはっきりと言ったかなぁ……?その日は、愛を宥めることで終わった。…もうちょっと素直になれたらいいのにな。
さて…。
「この猫どうしよう…」
病院に入って来た猫の対処法…誰か知りませんか?僕は……知りません。マジでどうしよう…。そこでパッと、僕の中に名案が浮かんだ。
「あっ…もうこの猫、病院のスタッフさんに言えば何とかなるかな…」
口にして出すと、名案でも何でもないことだった。まぁ、その手が最善だと思う。
「…とりあえず、呼んでみるか」
僕は隣にあったナースコールを押そうとした。その時…。
『…ナァ~』
「……………」
…かわいい。もう、上目使いでかわいすぎて、脳が真っ白になった。その目は、自分をここに居させて、自分を追い出さないでと言っているようだった。
…多分、その時の僕はだらしない笑顔を浮かべているだろう。
「あっ」
黒猫は僕の手を離れ、どこかに行ってしまった。すると突然、僕の頭の中にある場面が映し出されていた。
そこは、学校に帰る途中にある、僕の家に続く大きな曲がり角だった。僕はそこにしゃがみ込み、黒猫を抱こうと腕を前に出していた。
すると、黒猫はプイッと、明後日の方向を向いてしまった。そこで、僕の隣にいた“誰か”が、こう言った。
___あははっ。どうやら奏は××に嫌われているねぇ。ふふっ_____
何に嫌われているかは思い出せなかったが、僕の目の前で、そう言われた。しかし、その場面は、脳に記憶されていない。この場面は…一体……。
「奏君!」
「へっ!?」
ボーっとしてた僕は、愛のその声で気付いた。
「…おっ、おお、愛。どうした?学校は終わったのか?」
「何言ってんの?終わったから来たんじゃん。まぁ、学校って言っても、半分くらいはお説教の時間だったんだけどね」
あ…。やっぱり怒られたんだね…。少なからず僕の責任もあるから少し罪悪感を感じてしまう…。
「もう、ほんっと、大変だった…」
「お…お疲れ様です…」
「んで?奏君はどう?少しは良くなった?」
…あれ?そう言えば、僕の容態はどんな感じなんだろう…。自分でも把握してないや。
「…もしかして、自分でも把握してない?」
…おや。どうやらお顔に出ていたようで。
「はい…」
「はぁ…。まったく。え~っと、奏君の容態は良好。庭に出ても大丈夫、だって」
「はぁ。はぁ……。はぁ!?なんで愛が知ってんの!?」
僕、確かまだ言ってないよな…。まさかこいつ…エスパー!?
「…そんなわけないでしょ。まったく…。すぐそこにいた先生に聞いたの。なによ、エスパーって」
…あ、そういうことですか。まぁ、そうだよな。でも、愛がエスパーだったら今まで僕の心を読んでくることにも説明がつくな!
…ごめんなさい、誰かツッコんでください……。
「はい、すんません…」
「というか、もう夕方だよ?こんな時間まで真剣に何考えてたの?」
「えっ?もう夕方?」
僕が窓の外を見ると、空が橙色に染まっていた。それは日が沈み、夜になる準備をしていることを彷彿とさせていた。そんな時間まで、僕は考え事を指定してたのか…。
「そうだよ。それで?何考えてたの?」
「…あれ?言われると、何考えてたか覚えてないなぁ…。…あっ!そうだ」
「え!?なになに!?なんか思い出した!?」
そう言えば…。
「変な場面が僕の頭の中に浮かんできたんだ…」
「…え?変な場面…。もしかしていやらしいことでも考えてた?」
愛はニヤニヤしながら僕を見てきた。…どうしてそうなる?
「違う違う…。学校の帰る途中にある、僕の家に続く大きな曲がり角あるだろ?あそこで、僕が黒猫と女の子と何か話してたんだよ。…でも、そんな場面、僕覚えていないんだよ…。だから変な場面だなぁって」
「……………」
愛は目を見開き、驚いた表情でこちらを見つめていた。
「…え?愛?どうしたの?」
「……いや、なんでもないよ…」
愛はそう言うが、表情は強張ったままだった。僕は不審に思った。いつもは明るい愛のはずなのに、今は目を見開いてこちらを見つめているだけ。
「なぁ、今日の愛、なんか変だぞ?大丈夫か?」
「…えっ?あ、ああ。大丈夫だよ」
この答え方にも違和感を感じる。
「…そうか?ならいいんだけど…」
「ところで」と、僕は話題を変える。
「どうだった?」
…何ていう質問してんだ、僕。語彙力がない人が集う会の会長に立候補できそうだ。…なんだ、語彙力がない人が集う会って。
「へ?なにが?」
そりゃ、そういう返事が返ってくるよね。
「学校だよ。説教、どんな感じに言われた?」
「え?そんなこと聞く?」
…まぁ、普通は聞かないかな?でも、僕普通じゃないからな。えっへん。
「まぁ、いいじゃん!教えてよ~」
「え~。しょうがないなぁ」
そう言いつつも、教えてくれる。
「なんか、『大切な人の為に遅れるのは分かるけど、お前も単位危ないんだから、お前はお前のするべき事をやれ』…だって。だから、私のやるべきことは奏君の傍にいることだって言ってんのにね」
う~ん、難しい選択だなぁ…。確かに、愛は単位がヤバい。でも、僕を想ってくれていることを否定することはできない。う~ん、まぁ、今はとりあえず大丈夫だから、愛には単位を優先してもらおうか。
「まぁ、あれだ。僕は今大丈夫だから、できれば単位を優先してほしいな」
そう言ったら…。
「……………………」
…愛が、すごい目力で僕の目を見てくる。目力と言っても、力強い目力ではなく、冷たく、蔑んだような目力だった。
「…へぇ、私が心配しなくてもいいって言うんだ。ふぅ~ん」
そう言って愛は椅子から立ち上がる。…あれ?愛さん?
「…じゃあね。私、二度と来ないね」
「あああああ~~~~~!ごめん!ごめんって!そういう意味じゃないって!」
愛の後を追いながら、彼女の機嫌を宥める。…僕、そんなはっきりと言ったかなぁ……?その日は、愛を宥めることで終わった。…もうちょっと素直になれたらいいのにな。
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