時の果ての朝~異説太平記~

マット岸田

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3-1 斯波家長

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 ぶるり、と家長いえながは身震いした。
 特に何があった訳でもない。ただ、急に寒さが身に染み入った気がした。身にまとっている毛皮を、自分の身体を包み込むように着直した。

「そろそろ、限界ですか。家長様」

 それを見て取ったのか、横を歩いていた白銀しろがねがからかうように尋ねてきた。

「いや、まだ大丈夫だ」

「これから高野山の方へ登って行くと、ますます夜の寒さは厳しくなりますよ。雪が積もっている所もあります。家長様が風邪でも召されましては、大事ですよ」

「今、風邪を引いても、治す暇は十分にある。困った事にな」

 紀伊の山中だった。山に入って、三日が立つ。白銀の言う通り、寒さは日に日に厳しくなっていっている。
 去年の秋頃から、ずっと父の斯波しば高経たかつねに従って、飯盛山城を中心に山に籠る武士達の叛乱の鎮圧を続けていた。当初は楠木くすのき正成まさしげが討伐の大将として派遣されていたが、手に負えない、と言う事で援軍として送られた父がそのまま新しい大将になったのだ。しかし紀州の叛乱は家長の想像以上に根が深かった。
年が明け、一月の末になってようやく飯盛山城は落ちたが、それで叛乱が全て鎮まった訳ではなかった。父は越前に、自分は陸奥へ赴任する事が足利の中では決まっているが、実際に自由に動けるようになるのはもう少し先になるだろう。
 山中を歩く事に決めたのは、叛乱を起こした武士達と戦う中で、山に依って生き、戦う者達に興味を持ったからだった。それは、関東の平野で生きて来た自分がまるで知らない生き方であり戦い方だった。
まずは冬の山の中を歩く、と言う事が実際にどれだけ力を使う事なのかが分からなければ、山での戦は出来ない、と家長は思っていた。
これから自分が向かう陸奥も、山に囲まれた地だ。

「私は無駄な事をしているかな、白銀」

「何事も自分の目で見、自分の手足で試して見る、と言うのはとても大切な事だと思いますよ、私は」

 白銀の口調が、まるで子どもを教え諭すような物に聞こえた。
 幼い頃から、将来の足利を背負って立つ人間として育てられてきた。武芸も学問も、寝る間も惜しみ自分を苛め抜くほどにこれまで励んで来た、と言う自負がある。父や他の一族の人間に、その自分への厳しさを案じられた事も少なくない。
 だがそれでも、まだ知らない事、身に付けなくてはならない事は、この世にはいくらでもあった。
 白銀は、昔から自分の側に付いている女忍びだった。山の歩き方など家長には何も分からなかったが、紀伊の山中を歩きたい、と白銀に申し付ければ、後は彼女の案内に全てを任せて二人だけでここまで進む事が出来た。
 彼女も自分よりもせいぜい二つか三つ上なだけのはずだが、驚くほど様々な事に通じていた。冬山での火の起こし方や寒さの凌ぎ方、進む方向を決める方法、村落で民草から得た保存の訊く乾物の料理の仕方、そのどれも家長は知らない事だった。
 山に籠る者達との戦も、白銀が側に付いていなければ、戦い方が見当もつかず、家長はもっとてこずっただろう。父の高経も愚かな人物ではなかったが、武士らしい原野を駆ける戦いしか知らなかった。

「奥州の冬山は、もっと厳しいのだろうか。白銀」

「それはもう。寒さも、雪の量もまるで違います」

「そうか。そんな所での戦は、出来ればしたくない物だが」

「寒さだけでも、人が死にます。例え十分な備えをしても、大軍での戦は、冬の奥州では難しいでしょう」

「白銀は、奥州を訪れた事があるのか?」

「ええ、何度か。陸奥斯波しば群にはいつか家長様も赴任される、と思っていましたから」

「この時勢を見越していたと言う事か」

「まさか。私もこれほど早く、とは思っていませんでしたよ。私はいずれ家長様が斯波の本貫を治められる時に備えていただけです」

「周到な事だな。私は、そこまで先を見越して何かに備えたりは今までしてこなかった」

「私は斯波と家長様の事しか見ていませんし、考えていませんから。足利全体や天下の事までお考えにならなくてはならない家長様とは違いますよ」

「天下か。確かに考えなくてはいけないな、それも」

 足利が天下を取れば、足利を担う、と言う事はそのまま天下を担う、と言う事になる。
 北条執権の元では、その下に付く武士達の怨嗟の声が渦巻いていた。尊氏が朝廷の檄に応じて幕府に反旗を翻したのは、天下を取ると言う野望だけでなく、そうしなければ足利も北条と共に倒される側になる、と言うどうしようもない情勢もあったはずだ。
 そして今も、親政の失敗から尊氏は否応なくもう一度武士達の声を背負って戦わなくてはならない時が近付いている。
 家長も、ここまでは自分の意思で進んで来たと言うよりも、足利一門としての立場に流されてきた、と言う思いが強い。だが、だからと言っていつまでも足利の家やそれに従う武士達の事だけを考えている訳にも行かなかった。
 この国を今より少しでもましな形にする。下にいる者達の苦しみを取り除く。それを目指す事をしなければ、天下を取る資格など無いのだ。
 今天下を取ろうとすると言う事は、自らの手で天下を治めたいと願っている主上の意思に逆らうと言う事で、つまりは主上に対する叛乱だった。尊氏も直義も、口では叛乱ではない、と言うだろう。家長も叛乱ではない、と人前では言う。しかし、やはり本当は叛乱であり、逆賊になるのだ、と言う覚悟は心の底でしておかねばならなかった。

「良い天下、とは何だろうな」

「さて、難しい問題過ぎて私には分かりかねますね。戦が無ければいい、とは思いますけれど」

「戦は嫌いか?」

「ええ。戦が始まると、死と言う物に怯えなくては行けませんからね、私も」

 そう言われても、実際に白銀が怯えている様子など家長には想像がつかなかった。彼女はいつも、どこか超然としている。
 自分自身は別に戦は好きでも嫌いでもない、と家長は思っていた。ただ未だ十五の自分にとっては、戦で手柄を立てる事が、足利の中で確かな発言力を持つための一番の手立てである。まだ今の家長は、父の高経の跡を追い、尊氏や直義に目を掛けられているだけの存在に過ぎない。
 尊氏と直義の事は、一族の上に仰ぐ存在として認めてはいた。あの兄弟にはそれぞれ別の方向に、人の上に立つ者としてのずば抜けて優れた資質がある。ただ、それでもいつまでもあの二人だけに任せておいては、例え新しい幕府を開いても、きっとどこかで駄目になって行く、と家長は思っていた。
その危うさを補えるのは、足利の中には自分しかいなかった。
 ぴたり、と不意に白銀が足を止めた。どうした、と尋ねようとし、家長も人の気配に気付いた。毛皮に身を包んだ三人の男が、木の陰からゆっくりと姿を現した。若い男が二人。その後ろに初老の小柄な男が一人。
 後ろの男には見覚えがあった。
 楠木正成。間違いがなかった。

「おや、これは」

 家長の顔を見ると、正成は歯を見せて笑った。人のよさそうな、どこにでもいる下級武士の一人に見える。しかし家長は自然と自分の身体が緊張している事に気付いた。

「家長殿ではありませぬか。このような所で何を?」

「山と言う物を知りたい、と思いまして。配下に案内をさせて山歩きの最中です。まあ、子どもの遊びと思って下さい」

 何とか柔らかい表情を作ると、家長は答えた。白銀は頭を下げている。

「なるほど。このような時期に敢えて山に挑まれるとは、さすが足利一門の麒麟児と言われる方でございますな」

 馬鹿にされているのか、と思ったが、正成の穏やかな表情からは何も読み取れなかった。

「正成殿は、何を?」

「それがしもこの先の戦に備えて山を見て回っている途中でございます。それがしの力が及ばず高経殿や家長殿の手を煩わせる結果になってしまいましたが、力が足りぬなら足りぬなりに働き所は見付けたいと思っておりますので」

「いや、正成殿はすでに存分に働かれておられる、と私は思う。私も父もこのような戦は不慣れであるし」

 逆に山の中に籠っている者達と通じているのかもしれない、と家長は思った。その程度の事はやりかねない男だ。
 自分も父も、本当は叛乱を起こした者達にではなく、正成によって紀州に引き出され、そして足止めされているのだ、と今ははっきり分かる。叛乱を鎮める事など、本当は正成にとってはたやすい事だったのだろう。しかしそれは家長がそう思っているだけで、証拠は何も無い。
 家長には、この河内の悪党と言われる下級武士が本当は何を目的にしているのか、どうしても読み切れなかった。紀州で共に戦うようになってから、白銀に命じて周囲を探らせてもいたが、隙が無く、まるで近付けなかったようだ。
 倒幕の戦に加わり、素性も知れぬ下級の武士であった身から栄達を極め、今は帝第一の寵臣と言ってもいい立場になっている。だが、その栄達を楽しんでいたり、それを守ろうとしているようには見えなかった。
 この先の情勢を読んでいない、とは思えない。だが、事態を打開するために帝を諌める事をしていたり、宮廷の中で力を蓄えようとしている訳でもなく、かといって播磨の赤松円心のように朝廷を見限り足利に近付く動きを見せる事もせず、ひたすらただの一廷臣の位置に留まっているように見える。
 決して敵に回してはいけない、と思わせるような凄みがある。まるで目立った動きを見せない今の様子も、何か大きな企みの予兆に見える。しかし不意にそれらは全て幻で、本当に全てを諦め切ったただの初老の武士にしか見えなくなってしまう時もある。
 つまるところ、家長には全く測り切る事の出来ない人間だった。
 尊氏や直義、師直達とは何度も帝の周りにいる人間達の事に付いては話しあったが、あの三人もこの楠木正成と言う男に関しては最後の所では何も判断がつかないようだった。

「この戦が終わられれば、正成殿は次はどうされるおつもりですか?それがしは、陸奥に向かう事になっていますが」

「さて、それがしなどは主上の御下命のままに動くだけでございますが。もし暇が許されるのであれば、しばらくは河内と和泉を治める事に専念したいと思いますな。長引く戦で、だいぶ民も疲れ切っておりますので」

 正成は笑って答える。

「民の疲れ、ですか」

「先の戦では、楠木一党も蓄えを出し切ってしまいましたし、若い者も大勢命を落としました。赤坂で丹(辰砂)を掘る者も減ってしまいましてな」

「正成殿が守護として治められるのであれば、河内や和泉の民も喜びましょうな」

 正成の元で疲弊した河内や和泉が復興し、楠木一党の背後を支える力になれば、それは足利にとって大きな脅威になる。すぐさまそんな風に考えた自分を家長は一瞬恥じた。どの土地でも民が疲れ切っているのは確かなのだ。

「河内は、どのような所なのです?」

「温かい土地でございますな。山に挟まれておりますが、淀川と大和川の水運のおかげで人の往来は多い。その分、水害に悩まされる事も多いのですが」

「先の倒幕の戦では、正成殿は河内の山地一帯に十七もの城を築かれ、幕府の軍を迎え撃たれたとか。一度その戦の様子をこの目で見たいものでした」

「いや、所詮は山賤やまがつの戦でござる。家長殿にお見せするような物ではございませぬよ」

「正成殿は、何故倒幕の戦の折、起たれたのです?」

「何故、ですか。突然、難しい事を聞かれますな」

「いや、これは失礼。無礼な質問であったかも知れません」

 軽く探りを入れるつもりで話し始めたのに、いつのまにか本音で語りたい、と思っている自分がいる事に気付き、家長は戸惑った。

「この正成は一介の河内の悪党。主上からのお召しがあれば是も非も無く身命を賭して戦うだけでございます」

「それだけですか」

 赤松円心のように、朝廷を見限り、足利につかないか。
 そう言い出したかったが、そう言わせないだけの何かが目の前の正成にはあった。あるいはそれも、自分が勝手に怯えているだけかも知れない。
 それからしばらくの間、家長は正成を相手に倒幕からこれまでの戦の事を語り、正成は自分の子どもの頃の事から、笠置寺で今の帝に召し出されるまでの事を語った。

「いや、今日は家長殿と言葉をかわせて良かった。また、お会いしたいものです」

 やがて日が落ちると、正成はそう言って従者と共に去って行った。
 三人の気配が無くなったのを確認し、白銀が家長の横で大きく息を吐いた。白銀は、家長が正成と語っている間、ずっと全身を緊張させ、正成の従者二人を警戒していた。

「腕が立ったのかな、あの二人」

「少なくとも、私よりはずっと。もし家長様が襲われれば、私では防ぎ切れなかったでしょう」

「そうか。正成殿はやはり優れた配下を持っている」

 家長がそう言うと白銀が吹き出した。

「どうした」

「いえ、私が必死で警戒しているのに、家長様はとぼけた様子で感心されているのが何だかおかしくて」

「正成殿は、今私を殺そうなどとはされまい。そんな手段を用いるぐらいなら、もっと良いやり方がたくさんある。白銀の立場では、そう割り切ってしまう訳にも行くまいが」

「私には相変わらず得体の知れない人間、としか思えませんでしたね。ですので、予断は何も出来ません」

「一つだけ分かった気がする。正成殿は、どこかで頑なに心を閉ざしてしまっている。それが一体心のどこなのかは、分からないが」

 その言葉を聞き、白銀は少しだけ考え込んだような顔をした。

「そう言えば正成殿、さっきの話の中では主上のお召については語られましたが、大塔宮に関し
ては最後まで名前も出されませんでしたね」

「大塔宮か」

 楠木正成は、本当は今の帝ではなく、大塔宮に忠義を尽くすつもりなのかも知れない、と家長は不意に思った。根拠は無い。また仮にそうだとしても、正成がこの先どんな形で忠義を示すつもりなのかも分からない。
 ただ、もしそうなら、恐らく楠木正成はこの先もずっと足利の敵になるだろう。

「そろそろ私達も夜を越す準備をしましょう、家長様。念のためにもう少し移動したいですが」

「心配性だな」

「死は怖い、と言ったではありませんか」

「正直な所、白銀がそれほど自分の死と言う物を恐れているようには見えないのだが」

「ええ。自分の死を恐れていては忍びは務まりませんからね」

「では?」

「家長様の死が、怖いのです。皆まで、言わさないで下さい」

 呆れた様に、白銀は返した。少し考えて見れば、確かに改めて確認するまでも無い事だった。

「ならば、最初からはっきりそう言え」

「恥ずかしいでしょう」

 間の抜けたやり取りになった。家長も軽く笑う。夜、眠る前にしては少しばかり場の空気も、自分の思考も張り詰め過ぎていた。白銀も、敢えてとぼけた会話をしているのかも知れない。

「さて、そろそろ家長様も自分で火を起こせるようになって頂きたい物ですね」

 白銀はそう言いながら木の枝を一本拾うと投げて来た。それを掴む。

「湿気っていないか、この枝は」

「良く探せば、乾いている部分も、あります。そこを探して火を付けるのは、この冬の山で本当に乾いた枝を探すよりも、ずっと楽な物なのですよ」

 そう言いながら白銀は、先に立って移動する。家長は肩を竦めると、その枝を持って白銀の跡を追った。
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