【更新休止】婚約破棄された令嬢の激辛料理経営禄

Mr.後困る

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大波乱!?料理対決!!

皮の中身はなんじゃろな!!

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長々とお待たせしてすみませんでした。
色々立て込んでいてここまで押し込まれました誠に申し訳ありませんでした。
では【婚約破棄された令嬢の激辛料理経営禄】を再開します
どうか楽しんで頂けると幸いです。

―――――――――――――――――――――――――――――――

どどん、 どどん、 と太鼓が鳴らされている。

「さああああああああああああああああああああああああああ!!
皆様方!! 誠に大変お待たせしました!!
これより敗者復活戦を行います!!」

わあああああああああと観客達の歓声が響く。

会場に既にスタンバっている5人・・

【レストラン・四つ星】オーナーシェフ、 【厨房鉄火】副板長
主婦、 【博物館付属食堂】シェフ、 そして発明王。

「クイズ王専属料理長は?」
「クイズ王専属料理長は先程の敗北が尋常じゃないショックだったようで
棄権しました!!」
「流石にクイズ王の配下だけあるな、 クイズに負けたのが悔しいらしい」
「そうですね!! では敗者復活戦ですが!! こちらです!!」

突如として現れたのは小籠包しょうろんぽうである。
蒸したてほかほかの代物である。
しかもそこそこ沢山有る。

「とりあえずそのまま召し上がって下さい!!」
「?」

5人は首を傾げながらも食べる。

「うん? これは・・・」

小籠包しょうろんぽうと言えば溢れる肉汁がポイントなのに
あまり肉汁が溢れない、 肉汁は有るが思ったよりも無いと言うのが印象である。

「・・・・・うん? 妙だな・・・味が変だ・・・」
「・・・・・この小籠包しょうろんぽうの皮は普通の市販品だな」
「おっ、 鋭いですね!! その通りです!!」

副板長の呟きに対して返答する講談師。

「この小籠包しょうろんぽうは皮は普通ですが中身は少し変えて有ります!!
この小籠包しょうろんぽうの中身の材料を当てて下さい!!
名付けて【皮の中身はなんじゃろな!!】」

パンとクラッカーが鳴り散る。

「ルールとしては小籠包しょうろんぽうの中身の材料を当てて貰います
材料とどの位の分量を使っているかを当てて下さい!!
一番正解に近い方が敗者復活です!!」
「なるほど・・・面白いな、 試合のコストも下げられて良いじゃないか」
「でしょう!?」

発明王が褒める。

「ただ【皮の中身はなんじゃろな!!】と言うのはちょっとダサい」
「それは構成作家が悪い!!」
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