408 / 426
大波乱!?料理対決!!
繁盛店の流儀
しおりを挟む
クイズ王専属料理長は先程から危なげなく答え続けている、 が
答えているので問題の出題が出来ず、 更に制限時間も残り1分48秒。
出題数18、 回答数48、 不正解数0。
対して【ダイナー・ファニーズ】料理人は残り時間4分10秒。
出題数48、 回答数18、 不正解数5。
クイズの質ならばクイズ王専属料理長が上、 と言う訳では無い。
【ダイナー・ファニーズ】料理人は少しでもわからない問題はわざと間違えて
制限時間を減らすリスクを抑えている。
逆にクイズ王専属料理長は考えてでも正解しようとする。
プライドからか、 しかし時間を与えれば問題を考える時間を
【ダイナー・ファニーズ】料理人に与える。
悪循環である。
「わざと問題を間違える戦略、 か
あまり褒められた物では無いと思うな」
待機している【博物館付属食堂】シェフが呟く。
「いや、 問題は無いだろう」
発明王が割って入る。
「だな、 寧ろ捌けないクイズ王専属料理長に非が有るよ」
【厨房鉄火】副板長も追従する。
「そうか?」
「博物館シェフは下積みは?」
「先代に一通り、 コーヒーの淹れ方とか色々学んだよ」
「なるほど、 店は当時から繁盛していた?」
「まぁ普通かな」
「じゃあ駄目だ」
笑う【厨房鉄火】副板長。
「繁盛店は手段を択ばないんだよ
勿論、 衛生とか味を落さない様にするのは大前提として
手を抜けるならば、 しなければならないなら何でもするさ
例えるならばバッター液とか」
「何だか納得いかないなぁ・・・」
「納得行く行かないでは無く」
おおお!?と会場が沸く。
「むっ」
「何か凄い問題が出て来た様だな・・・」
会場に注視する。
「・・・・・」
少し止まるクイズ王専属料理長。
出題された問題は
『キャベツ、 レタス、 トマト、 ほうれん草、 サラダ菜
ベーコン、 ハンバーグ、 ツナ、 この八つの具材で美味しいサンドイッチを作れ
パンとバターとチーズとソースは自由に使って良い物とする』
ステーキが選択肢に無いのはおいておこう。
だが問題自体はシンプルな物である、 少し考えなければならないが問題は無いだろう。
答えているので問題の出題が出来ず、 更に制限時間も残り1分48秒。
出題数18、 回答数48、 不正解数0。
対して【ダイナー・ファニーズ】料理人は残り時間4分10秒。
出題数48、 回答数18、 不正解数5。
クイズの質ならばクイズ王専属料理長が上、 と言う訳では無い。
【ダイナー・ファニーズ】料理人は少しでもわからない問題はわざと間違えて
制限時間を減らすリスクを抑えている。
逆にクイズ王専属料理長は考えてでも正解しようとする。
プライドからか、 しかし時間を与えれば問題を考える時間を
【ダイナー・ファニーズ】料理人に与える。
悪循環である。
「わざと問題を間違える戦略、 か
あまり褒められた物では無いと思うな」
待機している【博物館付属食堂】シェフが呟く。
「いや、 問題は無いだろう」
発明王が割って入る。
「だな、 寧ろ捌けないクイズ王専属料理長に非が有るよ」
【厨房鉄火】副板長も追従する。
「そうか?」
「博物館シェフは下積みは?」
「先代に一通り、 コーヒーの淹れ方とか色々学んだよ」
「なるほど、 店は当時から繁盛していた?」
「まぁ普通かな」
「じゃあ駄目だ」
笑う【厨房鉄火】副板長。
「繁盛店は手段を択ばないんだよ
勿論、 衛生とか味を落さない様にするのは大前提として
手を抜けるならば、 しなければならないなら何でもするさ
例えるならばバッター液とか」
「何だか納得いかないなぁ・・・」
「納得行く行かないでは無く」
おおお!?と会場が沸く。
「むっ」
「何か凄い問題が出て来た様だな・・・」
会場に注視する。
「・・・・・」
少し止まるクイズ王専属料理長。
出題された問題は
『キャベツ、 レタス、 トマト、 ほうれん草、 サラダ菜
ベーコン、 ハンバーグ、 ツナ、 この八つの具材で美味しいサンドイッチを作れ
パンとバターとチーズとソースは自由に使って良い物とする』
ステーキが選択肢に無いのはおいておこう。
だが問題自体はシンプルな物である、 少し考えなければならないが問題は無いだろう。
0
お気に入りに追加
97
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
すべてを思い出したのが、王太子と結婚した後でした
珠宮さくら
恋愛
ペチュニアが、乙女ゲームの世界に転生したと気づいた時には、すべてが終わっていた。
色々と始まらなさ過ぎて、同じ名前の令嬢が騒ぐのを見聞きして、ようやく思い出した時には王太子と結婚した後。
バグったせいか、ヒロインがヒロインらしくなかったせいか。ゲーム通りに何一ついかなかったが、ペチュニアは前世では出来なかったことをこの世界で満喫することになる。
※全4話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました! でもそこはすでに断罪後の世界でした
ひなクラゲ
恋愛
突然ですが私は転生者…
ここは乙女ゲームの世界
そして私は悪役令嬢でした…
出来ればこんな時に思い出したくなかった
だってここは全てが終わった世界…
悪役令嬢が断罪された後の世界なんですもの……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
婚約破棄ですか。ゲームみたいに上手くはいきませんよ?
ゆるり
恋愛
公爵令嬢スカーレットは婚約者を紹介された時に前世を思い出した。そして、この世界が前世での乙女ゲームの世界に似ていることに気付く。シナリオなんて気にせず生きていくことを決めたが、学園にヒロイン気取りの少女が入学してきたことで、スカーレットの運命が変わっていく。全6話予定
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
誰からも愛されない悪役令嬢に転生したので、自由気ままに生きていきたいと思います。
木山楽斗
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢であるエルファリナに転生した私は、彼女のその境遇に対して深い悲しみを覚えていた。
彼女は、家族からも婚約者からも愛されていない。それどころか、その存在を疎まれているのだ。
こんな環境なら歪んでも仕方ない。そう思う程に、彼女の境遇は悲惨だったのである。
だが、彼女のように歪んでしまえば、ゲームと同じように罪を暴かれて牢屋に行くだけだ。
そのため、私は心を強く持つしかなかった。悲惨な結末を迎えないためにも、どんなに不当な扱いをされても、耐え抜くしかなかったのである。
そんな私に、解放される日がやって来た。
それは、ゲームの始まりである魔法学園入学の日だ。
全寮制の学園には、歪な家族は存在しない。
私は、自由を得たのである。
その自由を謳歌しながら、私は思っていた。
悲惨な境遇から必ず抜け出し、自由気ままに生きるのだと。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
侯爵令嬢の置き土産
ひろたひかる
恋愛
侯爵令嬢マリエは婚約者であるドナルドから婚約を解消すると告げられた。マリエは動揺しつつも了承し、「私は忘れません」と言い置いて去っていった。***婚約破棄ネタですが、悪役令嬢とか転生、乙女ゲーとかの要素は皆無です。***今のところ本編を一話、別視点で一話の二話の投稿を予定しています。さくっと終わります。
「小説家になろう」でも同一の内容で投稿しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【二部開始】所詮脇役の悪役令嬢は華麗に舞台から去るとしましょう
蓮実 アラタ
恋愛
アルメニア国王子の婚約者だった私は学園の創立記念パーティで突然王子から婚約破棄を告げられる。
王子の隣には銀髪の綺麗な女の子、周りには取り巻き。かのイベント、断罪シーン。
味方はおらず圧倒的不利、絶体絶命。
しかしそんな場面でも私は余裕の笑みで返す。
「承知しました殿下。その話、謹んでお受け致しますわ!」
あくまで笑みを崩さずにそのまま華麗に断罪の舞台から去る私に、唖然とする王子たち。
ここは前世で私がハマっていた乙女ゲームの世界。その中で私は悪役令嬢。
だからなんだ!?婚約破棄?追放?喜んでお受け致しますとも!!
私は王妃なんていう狭苦しいだけの脇役、真っ平御免です!
さっさとこんなやられ役の舞台退場して自分だけの快適な生活を送るんだ!
って張り切って追放されたのに何故か前世の私の推しキャラがお供に着いてきて……!?
※本作は小説家になろうにも掲載しています
二部更新開始しました。不定期更新です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる