396 / 426
大波乱!?料理対決!!
納得は言っていないがこっちの方が早くて旨い
しおりを挟む
調理場にやって来たラビー。
盾の騎士と勲章の騎士は遠くから見守る。
「さてと、 まずは煮干しを作りますっと」
カタクチイワシの煮干しの作り方はまずカタクチイワシを選別して
良いカタクチイワシのみを選択する。
そして選別したエリートカタクチイワシを洗う。
優しく丁寧に洗う。
そして煮熟である、 煮干しの煮の工程に当たる部分。
当然ながら非常に重要なファクターである。
煮る前に干すと腐るのだ。
ただ煮るのでは無く、 海水の塩分濃度と同じ塩分で煮るのだ。
4~5分煮込んだ後に風に当てる。
(前世では扇風機を使っていたけどね)
そう思いながら自身の固有魔法で気温を変動させたポイントを二つ作成し
風の流れを作り出してカタクチイワシを乾かす。
そして最後に干す作業である、 だが・・・
「魔法を使って一気に乾かします」
「え、 ちょ」
そう言ってラビーは超高温を作り出してまるでオーブンに入れるかの如くに
カタクチイワシを乾かしたのだった。
「よし、 煮干しの完成」
「えぇ~・・・ありかよこんなの、 天日干しじゃねぇの?」
流石に納得がいっていない盾の騎士。
「私も昔は何だかなぁって思っていましたが
やはり此方の方がベストなんですよ、 時間もかからないし
個人的には此方の方が好きなんです」
「えぇー・・・でもこの煮干しはまだ下拵え、 と言う所だろう?」
「そうですね、 次はゴマ油を作ります」
「ごま油を作ります? え、 作れんの? ごま油って?」
「そりゃあ作れるんじゃないんですか?」
勲章の騎士に言葉を返す盾の騎士。
「あ、 勿論、 ちゃんと作ると手間がかかりますから
簡易的な物ですよ、 フライパンでごまを焙煎して香りが出たら
油を加えて油に香りがうつったら火からおろせばごま油の出来上がり」
「おぉー、 ゴマの良い香りがするなぁー」
「更に炒ったごまを粉砕して油に加えればより香りが引き立ち
そのあとに目の細かい布などでろ過すればもっと美味しいゴマ油になります」
「おぉー・・・ここまで煮干しとゴマ油しか作って無いな、 大丈夫か?」
「まだまだ準備は続きますがごま油を少し休ませる為に明日まで待ちます」
「ふーん・・・」
盾の騎士と勲章の騎士は遠くから見守る。
「さてと、 まずは煮干しを作りますっと」
カタクチイワシの煮干しの作り方はまずカタクチイワシを選別して
良いカタクチイワシのみを選択する。
そして選別したエリートカタクチイワシを洗う。
優しく丁寧に洗う。
そして煮熟である、 煮干しの煮の工程に当たる部分。
当然ながら非常に重要なファクターである。
煮る前に干すと腐るのだ。
ただ煮るのでは無く、 海水の塩分濃度と同じ塩分で煮るのだ。
4~5分煮込んだ後に風に当てる。
(前世では扇風機を使っていたけどね)
そう思いながら自身の固有魔法で気温を変動させたポイントを二つ作成し
風の流れを作り出してカタクチイワシを乾かす。
そして最後に干す作業である、 だが・・・
「魔法を使って一気に乾かします」
「え、 ちょ」
そう言ってラビーは超高温を作り出してまるでオーブンに入れるかの如くに
カタクチイワシを乾かしたのだった。
「よし、 煮干しの完成」
「えぇ~・・・ありかよこんなの、 天日干しじゃねぇの?」
流石に納得がいっていない盾の騎士。
「私も昔は何だかなぁって思っていましたが
やはり此方の方がベストなんですよ、 時間もかからないし
個人的には此方の方が好きなんです」
「えぇー・・・でもこの煮干しはまだ下拵え、 と言う所だろう?」
「そうですね、 次はゴマ油を作ります」
「ごま油を作ります? え、 作れんの? ごま油って?」
「そりゃあ作れるんじゃないんですか?」
勲章の騎士に言葉を返す盾の騎士。
「あ、 勿論、 ちゃんと作ると手間がかかりますから
簡易的な物ですよ、 フライパンでごまを焙煎して香りが出たら
油を加えて油に香りがうつったら火からおろせばごま油の出来上がり」
「おぉー、 ゴマの良い香りがするなぁー」
「更に炒ったごまを粉砕して油に加えればより香りが引き立ち
そのあとに目の細かい布などでろ過すればもっと美味しいゴマ油になります」
「おぉー・・・ここまで煮干しとゴマ油しか作って無いな、 大丈夫か?」
「まだまだ準備は続きますがごま油を少し休ませる為に明日まで待ちます」
「ふーん・・・」
0
お気に入りに追加
97
あなたにおすすめの小説

あなたを忘れる魔法があれば
美緒
恋愛
乙女ゲームの攻略対象の婚約者として転生した私、ディアナ・クリストハルト。
ただ、ゲームの舞台は他国の為、ゲームには婚約者がいるという事でしか登場しない名前のないモブ。
私は、ゲームの強制力により、好きになった方を奪われるしかないのでしょうか――?
これは、「あなたを忘れる魔法があれば」をテーマに書いてみたものです――が、何か違うような??
R15、残酷描写ありは保険。乙女ゲーム要素も空気に近いです。
※小説家になろう、カクヨムにも掲載してます

悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。

侯爵令嬢の置き土産
ひろたひかる
恋愛
侯爵令嬢マリエは婚約者であるドナルドから婚約を解消すると告げられた。マリエは動揺しつつも了承し、「私は忘れません」と言い置いて去っていった。***婚約破棄ネタですが、悪役令嬢とか転生、乙女ゲーとかの要素は皆無です。***今のところ本編を一話、別視点で一話の二話の投稿を予定しています。さくっと終わります。
「小説家になろう」でも同一の内容で投稿しております。

【完結済】後悔していると言われても、ねぇ。私はもう……。
木嶋うめ香
恋愛
五歳で婚約したシオン殿下は、ある日先触れもなしに我が家にやってきました。
「君と婚約を解消したい、私はスィートピーを愛してるんだ」
シオン殿下は、私の妹スィートピーを隣に座らせ、馬鹿なことを言い始めたのです。
妹はとても愛らしいですから、殿下が思っても仕方がありません。
でも、それなら側妃でいいのではありませんか?
どうしても私と婚約解消したいのですか、本当に後悔はございませんか?

村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。

婚約破棄ですか。ゲームみたいに上手くはいきませんよ?
ゆるり
恋愛
公爵令嬢スカーレットは婚約者を紹介された時に前世を思い出した。そして、この世界が前世での乙女ゲームの世界に似ていることに気付く。シナリオなんて気にせず生きていくことを決めたが、学園にヒロイン気取りの少女が入学してきたことで、スカーレットの運命が変わっていく。全6話予定

婚約破棄の、その後は
冬野月子
恋愛
ここが前世で遊んだ乙女ゲームの世界だと思い出したのは、婚約破棄された時だった。
身体も心も傷ついたルーチェは国を出て行くが…
全九話。
「小説家になろう」にも掲載しています。

妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる