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大波乱!?料理対決!!
二回戦組み合わせ決定!!
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「通常の審査員の数は5名と言う事になっているな」
「えぇ、 ルール上そうなって居ます」
クイズ王専属料理長がバランスボール講談師に尋ねる。
「その人数を100人に増やして貰おう」
「「「「「「「100!?」」」」」」」
周囲の者達が驚く。
「ちょ、 ちょっと待って下さい、 いきなり審査員の数を20倍にするのは
あまりにも無茶苦茶、 用意が出来ない事を指定する事は出来ません」
「無茶では無い、 観客達を審査員にすれば問題無かろう」
「それならば・・・」
「いや!! それには大いに問題が有る!!」
マクスウェルが現れた。
「問題とは?」
「100人分の料理を作るのは確かに凄いが場面が代り映えしない
それは幾ら何でも盛り上がらないだろう、 認める訳には行かない」
「・・・この会場で料理を作る訳だがキッチンスペースは8人分用意してある
ならば私と発明王閣下が料理している間に別の二人が料理して場を繋げる
と言う事にすれば如何だろうか? 可能な案だと思うが如何か?」
「ふむ・・・」
ちら、 と発明王を見る。
「構わんよ? 100人でも200人でも何人でも用意すると良い」
「大層な自信だな・・・本人が認めているのならば問題無い
並列して第1回戦第2試合も行う、 抽選を始めろ」
「分かりましたー」
マクスウェルは会場から掃けて行った。
「では抽選2人目!! とぉ!!」
抽選の箱から紙を取り出した講談師。
「【博物館付属食堂】シェフ!! 出場回数はこの中でも断トツトップ!!
その彼が相手に選ぶのは果たして誰か!?」
「では【レストラン・スコヴィル】店主を指名します」
「私ですか・・・」
指名されたラビーは少し驚いた。
失礼ながらこの人はそんなに策略を用いる人では無いと思っていたからだ
それなのに何故指名をして来たのか・・・。
「何故彼女を指名したのですか?」
「簡単な話です、 彼女は激辛と言うジャンルが専門と聞きました
ならば私の土俵に連れて行けば価値は確定です
私が指定するのは料理、 【ホットケーキ】で勝負をして貰いましょう」
「なるほど、 ホットケーキ対決ね・・・」
にやりとラビーは笑った。
「得意料理で申し訳無いが、 勝てそうな試合なので勝たせて頂きます」
「気にしないで、 私が勝つから」
わあああああ、 と歓声が響いた。
「えぇ、 ルール上そうなって居ます」
クイズ王専属料理長がバランスボール講談師に尋ねる。
「その人数を100人に増やして貰おう」
「「「「「「「100!?」」」」」」」
周囲の者達が驚く。
「ちょ、 ちょっと待って下さい、 いきなり審査員の数を20倍にするのは
あまりにも無茶苦茶、 用意が出来ない事を指定する事は出来ません」
「無茶では無い、 観客達を審査員にすれば問題無かろう」
「それならば・・・」
「いや!! それには大いに問題が有る!!」
マクスウェルが現れた。
「問題とは?」
「100人分の料理を作るのは確かに凄いが場面が代り映えしない
それは幾ら何でも盛り上がらないだろう、 認める訳には行かない」
「・・・この会場で料理を作る訳だがキッチンスペースは8人分用意してある
ならば私と発明王閣下が料理している間に別の二人が料理して場を繋げる
と言う事にすれば如何だろうか? 可能な案だと思うが如何か?」
「ふむ・・・」
ちら、 と発明王を見る。
「構わんよ? 100人でも200人でも何人でも用意すると良い」
「大層な自信だな・・・本人が認めているのならば問題無い
並列して第1回戦第2試合も行う、 抽選を始めろ」
「分かりましたー」
マクスウェルは会場から掃けて行った。
「では抽選2人目!! とぉ!!」
抽選の箱から紙を取り出した講談師。
「【博物館付属食堂】シェフ!! 出場回数はこの中でも断トツトップ!!
その彼が相手に選ぶのは果たして誰か!?」
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「私ですか・・・」
指名されたラビーは少し驚いた。
失礼ながらこの人はそんなに策略を用いる人では無いと思っていたからだ
それなのに何故指名をして来たのか・・・。
「何故彼女を指名したのですか?」
「簡単な話です、 彼女は激辛と言うジャンルが専門と聞きました
ならば私の土俵に連れて行けば価値は確定です
私が指定するのは料理、 【ホットケーキ】で勝負をして貰いましょう」
「なるほど、 ホットケーキ対決ね・・・」
にやりとラビーは笑った。
「得意料理で申し訳無いが、 勝てそうな試合なので勝たせて頂きます」
「気にしないで、 私が勝つから」
わあああああ、 と歓声が響いた。
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