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冥府にGO!!
胎の中(アラモードside)
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【ラプラスの悪魔】とは
九大魔家の前身十二大魔家の一つだった家の一つラプラス家が代々継承する固有魔法である。
情報を入手する事で将来的に起こる出来事を推測出来る
情報量が多ければ多い程、 推測は容易になる。
情報量が多ければまるで予言の様に使える。
更に推測が当たれば当たる程、 どんどん的中率が上がり
ビア・ガーデン・ホールディングスと言う会社の株価変動を
57回的中させた経験もあった。
但し【ラプラスの悪魔】は習得難易度が全ての魔法の中でも最も習得困難と謳われ
更に使っている最中は全身に重篤な疲労感が押し寄せ
多用し過ぎると早死にすると言う多大なリスクから次第に廃れ
シアン・ラプラスが発現するまで800年もの長きに渡り
誰も使えなかった魔法である。
「この魔法により周囲の状況から黒のフライと亜人達が繋がっている事が分かった
そして私達は反体制派の亜人達と共謀して今まで力を蓄えて来た」
「・・・で? 何でこの人は死んでいるの?」
長い話に飽き飽きし始めているアラモード。
「一番身近な情報って何だか分かる?」
「質問に質問で返すのは失礼って知らないんですか?
そういうの良いからさっさとして下さい」
「・・・分かった、 自分の健康状態よ
シアンは自分の健康状態から自分が出産に耐えられないって事を理解していたのよ
そして自分のお腹の中の赤ちゃんの固有魔法の事も」
「赤ちゃんの固有魔法?」
「そう」
「・・・ありえないわね、 腹の中の子供が固有魔法を備える?
幾ら何でも無茶よ、 父上でも固有魔法を使えるようになったのは生後3ヶ月の筈」
「それはそれで無茶苦茶な話だけども私達の子の父親は白のフライよ?
言っておくけども黒のフライが白のフライに勝てたのは
奴が小細工を弄して魔法道具の重武装をしていたからよ
もしも素の状態で戦ったら間違い無く私達のフライが勝っていたわ」
「準備をするのは悪い事じゃないでしょ」
「好きに言ってなさい、 兎も角私達の子の種は世界最強の魔法使い」
「あの・・・私生娘なのでそう言う事はちょっと・・・」
顔を赤らめるアラモード。
「確かにデリカシーが無いわねマヤ」
「うるさい!! この状況でデリカシーも糞も有るか!!
話を戻そう、 腹の中の胎児の状態でこの子は固有魔法に目覚めたの
それも凄い魔法をね・・・」
九大魔家の前身十二大魔家の一つだった家の一つラプラス家が代々継承する固有魔法である。
情報を入手する事で将来的に起こる出来事を推測出来る
情報量が多ければ多い程、 推測は容易になる。
情報量が多ければまるで予言の様に使える。
更に推測が当たれば当たる程、 どんどん的中率が上がり
ビア・ガーデン・ホールディングスと言う会社の株価変動を
57回的中させた経験もあった。
但し【ラプラスの悪魔】は習得難易度が全ての魔法の中でも最も習得困難と謳われ
更に使っている最中は全身に重篤な疲労感が押し寄せ
多用し過ぎると早死にすると言う多大なリスクから次第に廃れ
シアン・ラプラスが発現するまで800年もの長きに渡り
誰も使えなかった魔法である。
「この魔法により周囲の状況から黒のフライと亜人達が繋がっている事が分かった
そして私達は反体制派の亜人達と共謀して今まで力を蓄えて来た」
「・・・で? 何でこの人は死んでいるの?」
長い話に飽き飽きし始めているアラモード。
「一番身近な情報って何だか分かる?」
「質問に質問で返すのは失礼って知らないんですか?
そういうの良いからさっさとして下さい」
「・・・分かった、 自分の健康状態よ
シアンは自分の健康状態から自分が出産に耐えられないって事を理解していたのよ
そして自分のお腹の中の赤ちゃんの固有魔法の事も」
「赤ちゃんの固有魔法?」
「そう」
「・・・ありえないわね、 腹の中の子供が固有魔法を備える?
幾ら何でも無茶よ、 父上でも固有魔法を使えるようになったのは生後3ヶ月の筈」
「それはそれで無茶苦茶な話だけども私達の子の父親は白のフライよ?
言っておくけども黒のフライが白のフライに勝てたのは
奴が小細工を弄して魔法道具の重武装をしていたからよ
もしも素の状態で戦ったら間違い無く私達のフライが勝っていたわ」
「準備をするのは悪い事じゃないでしょ」
「好きに言ってなさい、 兎も角私達の子の種は世界最強の魔法使い」
「あの・・・私生娘なのでそう言う事はちょっと・・・」
顔を赤らめるアラモード。
「確かにデリカシーが無いわねマヤ」
「うるさい!! この状況でデリカシーも糞も有るか!!
話を戻そう、 腹の中の胎児の状態でこの子は固有魔法に目覚めたの
それも凄い魔法をね・・・」
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