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悪役令嬢の私がモテモテな件について
おでぶのおやど
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カランコロン、 と店内にADが入って来た。
「・・・どうも、 店長さん」
「どうも、 貴方だけですか?」
「えぇ・・・何か人数多いですね・・・」
「そうなのよ、 実は彼等を人間圏まで戻して欲しいのだけど良いかしら?」
「多分大丈夫だと思いますよ、 マクスウェルさんに連絡しますので
数日後にはご返事だ出来ると思います」
「分かりました」
カランコロン、 と去って行くAD。
「・・・と言う事は少なくとも数日はここにいなくてはならない、 と言う事か?」
ゼロが不機嫌そうに言った。
「正直狭いのだが・・・」
「狭い云々よりも婦女子と一緒の家で寝るのは如何かと思いますよ」
巾木が紳士的な事を言った。
「確かにそうですよね」
「私は気にしませんが・・・住める場所ならば当てが有ります。」
「本当か?」
「えぇ」
「と、 言う訳で空いている所に暫く住まわせてほしいの」
「おっけーにょー」
でぶ妖精遺跡に向かいでぶ妖精と交渉を行った結果
暫くでぶ妖精遺跡に住む事になったゼロと巾木一行だった。
ラビーと別れて大部屋に通されたゼロと巾木一行。
大きなでぶ妖精が沢山居る部屋だった。
「既にでぶ妖精が居るのだが・・・」
「公爵殿、 恐らく彼等はソファかベッドに擬態しているのでしょう」
「柔らかいけども・・・乗って大丈夫なのか?」
もにゅーんと腰を掛けるゼロ。
「しかしでぶ妖精の集落か・・・懐かしい、 子供の頃に行ったなぁ・・・」
「巾木さんが子供の頃ってどの位昔ですか?」
「大体2000年前位、 懐かしいなぁ・・・」
巾木がでぶ妖精をむにむにする。
「にょーん♪」
「ラビー嬢も見つけたし、 久々に落ち着こうか・・・」
「俺は納得いってませんけどね」
雷が言った。
「説得した方が良いでしょう」
「確かにそうだが、 安全は確認した、 一息ついても良いだろう」
「そんなもんですかねぇ・・・」
「いや、 休息は大事だ」
ゼロがぽつりと呟いた。
「ラビーが誘拐されてから神経を使ってばっかりだったがこれで暫くは休める
後はゆったり帰ろうとするか」
でぶ妖精に横になるゼロ。
「・・・・・まぁそうですね・・・所ででぶ妖精、 御飯とかは出るのか?」
「店長さんに頼めばいいんじゃないにょ?」
「店長・・・ラビー嬢の事か・・・まぁ仕方ない、 一旦戻って話すか」
「・・・どうも、 店長さん」
「どうも、 貴方だけですか?」
「えぇ・・・何か人数多いですね・・・」
「そうなのよ、 実は彼等を人間圏まで戻して欲しいのだけど良いかしら?」
「多分大丈夫だと思いますよ、 マクスウェルさんに連絡しますので
数日後にはご返事だ出来ると思います」
「分かりました」
カランコロン、 と去って行くAD。
「・・・と言う事は少なくとも数日はここにいなくてはならない、 と言う事か?」
ゼロが不機嫌そうに言った。
「正直狭いのだが・・・」
「狭い云々よりも婦女子と一緒の家で寝るのは如何かと思いますよ」
巾木が紳士的な事を言った。
「確かにそうですよね」
「私は気にしませんが・・・住める場所ならば当てが有ります。」
「本当か?」
「えぇ」
「と、 言う訳で空いている所に暫く住まわせてほしいの」
「おっけーにょー」
でぶ妖精遺跡に向かいでぶ妖精と交渉を行った結果
暫くでぶ妖精遺跡に住む事になったゼロと巾木一行だった。
ラビーと別れて大部屋に通されたゼロと巾木一行。
大きなでぶ妖精が沢山居る部屋だった。
「既にでぶ妖精が居るのだが・・・」
「公爵殿、 恐らく彼等はソファかベッドに擬態しているのでしょう」
「柔らかいけども・・・乗って大丈夫なのか?」
もにゅーんと腰を掛けるゼロ。
「しかしでぶ妖精の集落か・・・懐かしい、 子供の頃に行ったなぁ・・・」
「巾木さんが子供の頃ってどの位昔ですか?」
「大体2000年前位、 懐かしいなぁ・・・」
巾木がでぶ妖精をむにむにする。
「にょーん♪」
「ラビー嬢も見つけたし、 久々に落ち着こうか・・・」
「俺は納得いってませんけどね」
雷が言った。
「説得した方が良いでしょう」
「確かにそうだが、 安全は確認した、 一息ついても良いだろう」
「そんなもんですかねぇ・・・」
「いや、 休息は大事だ」
ゼロがぽつりと呟いた。
「ラビーが誘拐されてから神経を使ってばっかりだったがこれで暫くは休める
後はゆったり帰ろうとするか」
でぶ妖精に横になるゼロ。
「・・・・・まぁそうですね・・・所ででぶ妖精、 御飯とかは出るのか?」
「店長さんに頼めばいいんじゃないにょ?」
「店長・・・ラビー嬢の事か・・・まぁ仕方ない、 一旦戻って話すか」
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