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スターターコンテンツ:【襲撃!!モーント・ズンディカーズ!!】
病は気から
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「ウィルパワーって言うのは何処から出ていると思う?」
「・・・・・精神の力だからタマシイじゃないノ?」
「人間は頭で考えるから頭じゃないのか?」
「その通り、 魂だの心だのと言うのは脳味噌が作る物でしかない
即ち体、 臓器だ、 そして病は気からと言う言葉が有る
病は気から、 気は脳味噌が作る、 即ち体だ」
「体、 だから何だって言うんだ?」
ジョンが尋ねる。
「分からんか? 体に栄養を蓄え続ければその分、 気
即ちウィルパワーも比例して増大するんだ
まぁ俺はウィルパワーをどうこうする技術が無いが
ウィルパワーが満ちた体で攻撃すればより強い攻撃になる」
「なるほど・・・確かに・・・」
先程の一撃の合点がいった。
「栄養を蓄える手段が人を喰う事だと?」
「その通りだ」
「普通に肉屋で肉買って来い、 マフィアの懐事情は知らんがそれ位の金は有るだろ?」
「ハッ!! そいつは無理な話だ、 肉屋に俺の腹を満たせる程の肉は無い
俺が患者として発言した力は単純明快
人よりも多く物を喰って消化して自らの力にする
つまり人よりも大食いと言う事だ、 俺の胃袋は肉屋全ての肉を平らげても足らん」
読者諸賢に説明するまでも無いがこの世界の冷蔵技術は一般家庭に普及しておらず
在庫が腐る事を恐れて生鮮食品店の在庫は少な目である。
「で、 人肉か、 それでも豚の方がコストは少ないだろ」
「いやいや、 俺もそう思ったんだがそうじゃなかったんだよ
さっきも言った通り病は気からだ、 逆に言えば病気じゃない
健康だったら気も満ちる
要するに俺は健康の為にも人間を喰ってるんだよ」
「健康だと?」
「同物同治とか言う奴さ、 脚無しが言って無かったか?」
「言う前に殺したと思う」
「そうか、 アイツは脚が無くなったのに脚が痛いって言う奴でな
アイツが頼ったのが同物同治、 悪い所を治すには悪い所と同じ物を食べれば良い
という考え方だ、 更に人間を喰う事で共通点を増やしている
より健康になれる」
「地獄の民間療法か?」
「兎に角、 俺は健康になり更にウィルパワーが高まっている」
「このイカレ野郎・・・」
ギリ、 と歯軋りするグレゴリオ。
「御高説どうも、 お陰で回復の時間が稼げた」
立ち上がるジョン、 しかしまだ若干ふらついている。
「ふん、 長く話し過ぎたか、 お陰でこっちは腹が減って来た所だ
死んで貰うぞ」
「来い、 ぶった斬ってやる」
剣を構えるジョンであった。
「・・・・・精神の力だからタマシイじゃないノ?」
「人間は頭で考えるから頭じゃないのか?」
「その通り、 魂だの心だのと言うのは脳味噌が作る物でしかない
即ち体、 臓器だ、 そして病は気からと言う言葉が有る
病は気から、 気は脳味噌が作る、 即ち体だ」
「体、 だから何だって言うんだ?」
ジョンが尋ねる。
「分からんか? 体に栄養を蓄え続ければその分、 気
即ちウィルパワーも比例して増大するんだ
まぁ俺はウィルパワーをどうこうする技術が無いが
ウィルパワーが満ちた体で攻撃すればより強い攻撃になる」
「なるほど・・・確かに・・・」
先程の一撃の合点がいった。
「栄養を蓄える手段が人を喰う事だと?」
「その通りだ」
「普通に肉屋で肉買って来い、 マフィアの懐事情は知らんがそれ位の金は有るだろ?」
「ハッ!! そいつは無理な話だ、 肉屋に俺の腹を満たせる程の肉は無い
俺が患者として発言した力は単純明快
人よりも多く物を喰って消化して自らの力にする
つまり人よりも大食いと言う事だ、 俺の胃袋は肉屋全ての肉を平らげても足らん」
読者諸賢に説明するまでも無いがこの世界の冷蔵技術は一般家庭に普及しておらず
在庫が腐る事を恐れて生鮮食品店の在庫は少な目である。
「で、 人肉か、 それでも豚の方がコストは少ないだろ」
「いやいや、 俺もそう思ったんだがそうじゃなかったんだよ
さっきも言った通り病は気からだ、 逆に言えば病気じゃない
健康だったら気も満ちる
要するに俺は健康の為にも人間を喰ってるんだよ」
「健康だと?」
「同物同治とか言う奴さ、 脚無しが言って無かったか?」
「言う前に殺したと思う」
「そうか、 アイツは脚が無くなったのに脚が痛いって言う奴でな
アイツが頼ったのが同物同治、 悪い所を治すには悪い所と同じ物を食べれば良い
という考え方だ、 更に人間を喰う事で共通点を増やしている
より健康になれる」
「地獄の民間療法か?」
「兎に角、 俺は健康になり更にウィルパワーが高まっている」
「このイカレ野郎・・・」
ギリ、 と歯軋りするグレゴリオ。
「御高説どうも、 お陰で回復の時間が稼げた」
立ち上がるジョン、 しかしまだ若干ふらついている。
「ふん、 長く話し過ぎたか、 お陰でこっちは腹が減って来た所だ
死んで貰うぞ」
「来い、 ぶった斬ってやる」
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