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スターターコンテンツ:初めての決闘

兄妹喧嘩②

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「良いですか平民が貴族になると言う事はそれはそれは甚大じゃない犯罪行為だと私は思います何故ならば本来ならば他の貴族の子息や令嬢が得る筈だった爵位を掠め取る行動に他ならないからです理不尽にも知恵を付けた小賢しい平民共は貴族から爵位を奪い取るこれは大量殺戮よりも酷い犯罪行為なので未来に置いて貴族の子息や子女が手に入る筈だった未来を奪い取る行為に他ならない子供達の未来は無限でありその可能性を摘み取る平民の爵位取得は許されざる大罪なのです貴族は貴族故に尊く美しく神に愛された真に人類に呼べる存在なのに平民は向上意識が無く学習しようともせずただ家でぐーたらしている怠け者の落ちこぼれの落伍者にも関わらず貴族に対して文句を言う下劣な人間いや人間とも言えない鬼畜でありゴミであり死すべき生き物なのですそんな下劣畜生が爵位を得ると言うのは著しい貴族への権利侵害であり許されざる大罪なのですそんな奴は早々に死すべきなのです」

一気に捲し立てるドラップス。

「五月蠅くて長い、 もっと簡潔に言え」

ドラップスの言葉を絶対零度の言葉で切り捨てるゴディバ。

「平民風情が爵位を得る事なんて許されざる大罪であり我々貴族はそれを断罪しなければならない故に今回のフワリの息子には何の罪も無く寧ろ抗議を「で?」

ドラップスの言葉を遮るゴディバ。

「・・・で? とは?」
「お前の言う事が全部正しいとしよう、 100万歩、 いや100億歩譲ってそうだとしても
決闘は決闘だ、 決闘法により執り行われて終わった決闘の結果には誰だって文句は言えん
身分等関係無く件の執事には何の責も無い
お前の糞の様な論法で決闘を申し込んでも拒否されるだろうし
拒否されても問題は無いだろう、 お前には如何する事も出来「策ならば既に用意しています!!」

ゴディバの言葉を遮るドラップス。
ドラップスにボディブローを喰らわせるゴディバ。

の言葉を遮るな間抜けぉ!!」
「くっ・・・ですがこの程度・・・何も問題は無い・・・」
「まぁ良い、 これ以上下位貴族達お前達に構っているだけ時間の無駄だ
ハッキリ言って鬱陶し過ぎる、 全責任を取るのならばその策とやらを実行するが良い
そこの向上意識が無く学習しようともせずただ家でぐーたらしている怠け者の落ちこぼれの落伍者共は
お前にくれてやろう」
「ありがたく頂戴します・・・」
「全責任を取ると一筆も書いて貰おう」
「書きます・・・」

画して何やら企みに巻き込まれそうなフェザーだった。
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