280 / 495
チャプター13:ベトゥレイアル
ベトゥレイアル・リザルト
しおりを挟む
再誕歴7703年メイ花日。
旧ハートレス領某所。
ツゴモリ・コングロマリット所有物件の地下。
「久しぶりね、 ヴォイド、 こういう再開の形になって本当に残念よ」
ミソカが残念そうに言った。
ヴォイドは四方八方から剣を突きつけられ下手な事をしたら即死する局面に陥った。
「・・・・・」
ヴォイドは汗を流していた。
この状況からどう生き残るのか、 少なくとも問答無用殺されていないのだから
交渉次第では生き残るチャンスは生まれるかもしれない。
「・・・何故殺さない」
「色々聞きたい事があるのよ」
「・・・何だ?」
「ここに来たのは医者の命令?」
「!!・・・・・」
医者の名は一般には知られていない。
にも拘わらず喋ったと言う事は
「モーント・ズンディカーズと取引が有ったと言う事か?」
「あぁ知らされて無いのね」
ミソカは事も無げに言った。
「で、 ここに来たのは医者の命令?」
「・・・・・答えたら生かして帰してくれるか?」
「うん?」
「冗談だ、 流石にモーント・ズンディカーズと取引が有ると知られたからには
殺されるだろうとは思うが」
「あぁ、 そう言う事ね、 アンタ殺されると思ってたの?」
ミソカは事も無げに言った。
「・・・・・生かしてくれるのか?」
「えぇ」
「・・・・・何で? 俺に情が「有る訳無いじゃない」
食い気味で答えるミソカ。
「悪いけどね、 アンタがやらかした事で大分迷惑かかったんだから
ハッキリ言ってアンタに情なんか一片も残ってない」
「・・・じゃあ何で俺を生かす?」
ミソカはヴォイドの目玉に指を突っ込んだ。
「質問してるのはこっちだからさ、 いい加減にしてくれない?
殺さないけども傷つける位の事はするよ?
さっさと答えなさいよ、 目玉くり抜くよ?」
「ドク、 医者の命令だ」
指を引き抜くミソカ。
「ふーん、 アイツ裏切ったかじゃあアイツの居場所は?」
「・・・・・ミュンヘン総合病院、 幹部たちも集まっている」
「やはりドイツに居たか」
ミソカはツカツカとその場を後にした。
「運転手《ドライバー》が居なくなって焦っているのか
このタイミングで集まって何かしようとしたと言う事か?
何を企んでいるかは知らないけども、 私達を出し抜けるとでも思ったのか?
ヴァカか、 クラブ」
「はい」
付き人のクラブが現れる。
「モノリスでチーズに連絡
ミュンヘン病院にモーント・ズンディカーズのアジトが有るらしい襲撃させておいて」
「了解です、 小僧は如何します?」
「なるべくパーツは揃えていたい、 拘束だけで良い」
「了解」
マジな雰囲気で二人は去っていった。
再誕歴7703年メイ葉日。
ドイツ帝国、 ミュンヘン。
ミュンヘン総合病院は騒然としていた。
「何が起こってるんだ!!」
「知るか!! さっさと逃げるぞ!!」
その病院の廊下を二人の女性が走っていた。
モーント・ズンディカーズ最高幹部、 事務。
看護婦と受付である。
先程から爆発音や粉砕音が響いている。
「落ち着いて!! 落ち着いて避難して下さい!!」
警備員が叫ぶ。
二人は警備員を後目に秘密の抜け道から外部へと避難を試みた。
消火栓にカモフラージュしたドアを開けようとする看護婦。
「お、 おい!! 早くしろ!!」
「分かってるから落ち着け!!
ったく!! 患者は如何したんだよ!!」
「ここに詰めてた患者は全滅!!
アスペルガーのヴァカは今日は来てない!!」
「何で肝心な時に!! 医者は!?」
「分からん!!」
更に爆発音。
「やっべ、 早くし」
ドスッ、 と尻もちをつく受付。
「は?」
尻もちをついてから自分は看護婦に蹴り飛ばされたと
理解した受付。
彼女を後目に看護婦は消火栓を開けて中に入った。
「あ!!」
受付は消火栓を開けようとしたが時既に遅く。
光に呑まれて消えたのだった。
1時間もしない内にドイツ帝国軍がやって来て事態の対処に当たったが
その頃にはミュンヘン総合病院は殆ど廃墟の様相を示していた。
「糞ッタレ!! 病院を襲うって何考えてやがる!!」
「マグナム、 五月蠅い」
ドイツ帝国軍の将軍ストリキニーネ配下の大隊長マグナムとトートが大勢の兵士と共にやって来たが
大量の瓦礫と死体の山である。
「ここに入院していた貴族様方は無事か!?」
「それが大勢殺されていたのですが・・・」
兵士の1人がおずおずと答える。
「畜生!! 大問題じゃねぇか!!」
「マグナム、 ちょっと黙れ、 です『が』って何?
それ以上に問題が有ったの?」
「えぇ・・・見て頂けると分かって貰えると思いますが・・・」
「うん?」
兵士の案内で貴族達の病棟に向かうと大勢の死体と
大勢のシーツを被せられた者達が居た。
「マグナム!!」
顔がはがされた男がマグナムにすり寄る。
「その声・・・パンパンか?」
「誰?」
「知り合いの男爵だ、 その顔は・・・賊じゃねぇな
昨日今日付けられたもんじゃねぇ、 どういう事だ」
「この病院は入院した貴族達を替え玉と摩り替えてやがったんだ!!
俺から俺の個人情報を抜き出そうと拷問して・・・あぁ!!」
泣き崩れるパンパン。
「・・・マジか?」
「洒落にならない人数の死体が地下から出て来ています
犠牲者は大勢居るかと」
「・・・・・」
こうして調査を行った結果、 モーント・ズンディカーズの拠点である事が判明したのだった。
旧ハートレス領某所。
ツゴモリ・コングロマリット所有物件の地下。
「久しぶりね、 ヴォイド、 こういう再開の形になって本当に残念よ」
ミソカが残念そうに言った。
ヴォイドは四方八方から剣を突きつけられ下手な事をしたら即死する局面に陥った。
「・・・・・」
ヴォイドは汗を流していた。
この状況からどう生き残るのか、 少なくとも問答無用殺されていないのだから
交渉次第では生き残るチャンスは生まれるかもしれない。
「・・・何故殺さない」
「色々聞きたい事があるのよ」
「・・・何だ?」
「ここに来たのは医者の命令?」
「!!・・・・・」
医者の名は一般には知られていない。
にも拘わらず喋ったと言う事は
「モーント・ズンディカーズと取引が有ったと言う事か?」
「あぁ知らされて無いのね」
ミソカは事も無げに言った。
「で、 ここに来たのは医者の命令?」
「・・・・・答えたら生かして帰してくれるか?」
「うん?」
「冗談だ、 流石にモーント・ズンディカーズと取引が有ると知られたからには
殺されるだろうとは思うが」
「あぁ、 そう言う事ね、 アンタ殺されると思ってたの?」
ミソカは事も無げに言った。
「・・・・・生かしてくれるのか?」
「えぇ」
「・・・・・何で? 俺に情が「有る訳無いじゃない」
食い気味で答えるミソカ。
「悪いけどね、 アンタがやらかした事で大分迷惑かかったんだから
ハッキリ言ってアンタに情なんか一片も残ってない」
「・・・じゃあ何で俺を生かす?」
ミソカはヴォイドの目玉に指を突っ込んだ。
「質問してるのはこっちだからさ、 いい加減にしてくれない?
殺さないけども傷つける位の事はするよ?
さっさと答えなさいよ、 目玉くり抜くよ?」
「ドク、 医者の命令だ」
指を引き抜くミソカ。
「ふーん、 アイツ裏切ったかじゃあアイツの居場所は?」
「・・・・・ミュンヘン総合病院、 幹部たちも集まっている」
「やはりドイツに居たか」
ミソカはツカツカとその場を後にした。
「運転手《ドライバー》が居なくなって焦っているのか
このタイミングで集まって何かしようとしたと言う事か?
何を企んでいるかは知らないけども、 私達を出し抜けるとでも思ったのか?
ヴァカか、 クラブ」
「はい」
付き人のクラブが現れる。
「モノリスでチーズに連絡
ミュンヘン病院にモーント・ズンディカーズのアジトが有るらしい襲撃させておいて」
「了解です、 小僧は如何します?」
「なるべくパーツは揃えていたい、 拘束だけで良い」
「了解」
マジな雰囲気で二人は去っていった。
再誕歴7703年メイ葉日。
ドイツ帝国、 ミュンヘン。
ミュンヘン総合病院は騒然としていた。
「何が起こってるんだ!!」
「知るか!! さっさと逃げるぞ!!」
その病院の廊下を二人の女性が走っていた。
モーント・ズンディカーズ最高幹部、 事務。
看護婦と受付である。
先程から爆発音や粉砕音が響いている。
「落ち着いて!! 落ち着いて避難して下さい!!」
警備員が叫ぶ。
二人は警備員を後目に秘密の抜け道から外部へと避難を試みた。
消火栓にカモフラージュしたドアを開けようとする看護婦。
「お、 おい!! 早くしろ!!」
「分かってるから落ち着け!!
ったく!! 患者は如何したんだよ!!」
「ここに詰めてた患者は全滅!!
アスペルガーのヴァカは今日は来てない!!」
「何で肝心な時に!! 医者は!?」
「分からん!!」
更に爆発音。
「やっべ、 早くし」
ドスッ、 と尻もちをつく受付。
「は?」
尻もちをついてから自分は看護婦に蹴り飛ばされたと
理解した受付。
彼女を後目に看護婦は消火栓を開けて中に入った。
「あ!!」
受付は消火栓を開けようとしたが時既に遅く。
光に呑まれて消えたのだった。
1時間もしない内にドイツ帝国軍がやって来て事態の対処に当たったが
その頃にはミュンヘン総合病院は殆ど廃墟の様相を示していた。
「糞ッタレ!! 病院を襲うって何考えてやがる!!」
「マグナム、 五月蠅い」
ドイツ帝国軍の将軍ストリキニーネ配下の大隊長マグナムとトートが大勢の兵士と共にやって来たが
大量の瓦礫と死体の山である。
「ここに入院していた貴族様方は無事か!?」
「それが大勢殺されていたのですが・・・」
兵士の1人がおずおずと答える。
「畜生!! 大問題じゃねぇか!!」
「マグナム、 ちょっと黙れ、 です『が』って何?
それ以上に問題が有ったの?」
「えぇ・・・見て頂けると分かって貰えると思いますが・・・」
「うん?」
兵士の案内で貴族達の病棟に向かうと大勢の死体と
大勢のシーツを被せられた者達が居た。
「マグナム!!」
顔がはがされた男がマグナムにすり寄る。
「その声・・・パンパンか?」
「誰?」
「知り合いの男爵だ、 その顔は・・・賊じゃねぇな
昨日今日付けられたもんじゃねぇ、 どういう事だ」
「この病院は入院した貴族達を替え玉と摩り替えてやがったんだ!!
俺から俺の個人情報を抜き出そうと拷問して・・・あぁ!!」
泣き崩れるパンパン。
「・・・マジか?」
「洒落にならない人数の死体が地下から出て来ています
犠牲者は大勢居るかと」
「・・・・・」
こうして調査を行った結果、 モーント・ズンディカーズの拠点である事が判明したのだった。
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
孤高のぼっち王女に見いだされた平民のオレだが……クーデレで理不尽すぎ!?
佐々木直也
ファンタジー
【素直になれないクール系美少女はいかが?】
主人公を意識しているくせにクールを決め込むも、照れすぎて赤面したり、嫉妬でツンツンしたり……そんなクーデレ美少女な王女様を愛でながら、ボケとツッコミを楽しむ軽快ラブコメです!
しかも彼女は、最強で天才で、だからこそ、王女様だというのに貴族からも疎まれている孤高のぼっち。
なので国王(父親)も彼女の扱いに困り果て、「ちょっと外の世界を見てきなさい」と言い出す始末。
すると王女様は「もはや王族追放ですね。お世話になりました」という感じでクール全開です。
そうして……
そんな王女様と、単なる平民に過ぎない主人公は出会ってしまい……
知り合ってすぐ酒場に繰り出したかと思えば、ジョッキ半分で王女様は酔い潰れ、宿屋で主人公が彼女を介抱していたら「見ず知らずの男に手籠めにされた!」と勝手に勘違い。
なんとかその誤解を正してみれば、王女様の巧みな話術で、どういうわけか主人公が謝罪するハメに。親切心で介抱していたはずなのに。
それでも王女様は、なぜか主人公と行動を共にし続けた結果……高級旅館で一晩明かすことに!?
などなど、ぼっち王女のクーデレに主人公は翻弄されまくり。
果たして主人公は、クーデレぼっち王女をデレデレにすることが出来るのか!?
ぜひご一読くださいませ。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる