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チャプター7:ファイブ・ZAMXaww・ストーリー
ソーリー・フォー・ザ・ロングタイム
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「まず・・・・・初めに・・・・・個体空間としての欠陥だね」
「欠陥?」
「・・・・・・・・・・」
フェザーはすっ、 と注連縄を指差した。
「・・・・・君単独で・・・・・個体空間を作れる訳は無い・・・・
・・・・・あのいかにも意味有り気な縄・・・・・恐らくあの縄で囲った所・・・・・
その範囲しか個体空間を展開できない・・・・・そう言う所じゃない?」
「うん、 まぁそうだね」
「じゃあ・・・・・縄を切られたら終わりじゃない?」
「それは大丈夫、 あの縄は色々と手を加えてあるよ
って言うかそれ位は君にも分かっているんじゃないかな?」
「・・・・・確かにあの縄は良い素材を使っている・・・・・
恐らくは・・・・・・・・・・まぁ素材の種類は分からないけども
素材が良い事は分かる・・・・・」
「でしょ?」
「次に・・・・・個体空間としての方向性がね・・・・・」
「方向性?」
「因果律操作・・・・・確かに凄い・・・・・身に染みているよ・・・・・
だがしかし・・・・・何というんだろうか・・・・・勿体無い気もする・・・・・」
「勿体無い?」
「・・・・・因果律操作に使うウィルパワー・・・・・そのまま攻撃に転用した方が良いのでは?」
「・・・・・それは肉体強化原理主義発想だよ」
「それもだね」
「?」
「そういう専門用語・・・・・使うのは良くない・・・・・」
「どういう事?」
「そもそも・・・・・」
ビシッ、 とファーマーを指差す。
「今回のこれは観客を入れての試合・・・・・最初に解説を攻撃するのは・・・・・
プロ意識に欠ける・・・・・決闘を重視して神聖視するのは勝手・・・・・
だが仕事なんだから・・・・・プロ意識を持つべきだ・・・・・
観客の皆さんに解説すると・・・・・
肉体強化原理主義って言うのはウィルパワー運用は肉体強化のみに絞って
ゴリ押しするっていう考え方です
ウィルパワーの運用法としては肉体強化は基本と言っても良い思想で
基本を突き詰めるとこういう考えに行き当たります
俗っぽく言うのならば・・・・・・・・・・」
「脳筋?」
「それだ、 だがしかし・・・・・そういう手合いは搦め手相手だと・・・・・
上手く立ち回れない・・・・・強い、 ので対策
と言うのはプロの決闘者ならば・・・・・常識・・・・・
しかしながら・・・・・今回のこの・・・・・なんだっけ?」
「なんだっけ? って何が?」
「この・・・・・個体空間の名前」
「神謀り 」
「・・・・・聊か出力不足なのは否めない・・・・・
さっきの一撃・・・・・効いたけども・・・・・致命には至っていない・・・・・
カウンターされたら・・・・・如何する?」
「・・・・・」
マーマレードは黙った。
神謀り は因果律操作の個体空間
しかし因果律の操作にはインターバルが存在する。
そのインターバルはコンマ1秒以下だが
自分の攻撃が確定会心の一撃にするのに因果律操作を使用
その隙にカウンターを叩き込まれれば攻撃は当たる。
ならばロープで攻撃すれば良いのではないかと賢明な読者諸君は考えるだろう。
だがしかしマーマレードはまだ未熟、 ウィルパワーの攻撃も雑になる。
無論並の決闘者には勝てるがフェザーには太刀打ち出来ないだろう。
「そして」
「ま、 まだ有るの?」
「君は僕の事が好き過ぎる」
「・・・・・それの何が問題なの? 君の事が好きなのが問題?」
「そうじゃない、 もしも僕じゃなかったら君はこうして話を最後まで聞かないだろう?」
「それが? 何だって言うの?」
「時間稼ぎ終了」
「・・・・・あっ!!!?」
しまった。
完全にしてやられたとマーマレードは焦った。
個体空間は長続きしない代物である。
熟練の決闘者でも数分がやっとである。
にも拘らずベラベラと喋ってしまった。
「何だかやたら間を持たせた喋り方をしていると思ったら・・・・・」
「完全に策に嵌ってくれて助かる」
「ッ~~~~~~~~!!」
ジース!!
個体空間使用後はウィルパワーは著しく減少する!!
もしも個体空間が解除された場合には間違いなく負ける!!
「っ~~~~~~~!!」
瞬間移動して殴りかかるマーマレード。
「そのスピードはまぁまぁだけどもなぁ・・・」
確定会心の一撃。
先程は脇腹だったが今度は胸に攻撃を当てる。
胸は心臓が近いので被害も甚大。
「当たればね」
「あっ・・・」
拳を剣でガードされるマーマレード。
剣はバラバラに砕け散った。
「確定会心の一撃はこうして防御すれば良い
そして個体空間も消えるな」
しゅううううと周囲が元の闘技場に戻る。
「っ~~~~~~~!!」
へたりこむマーマレード。
「まだやるか?」
「~~~~~~!! 私の負けよっ!!」
マーマレードが負けを認めてフェザーは勝利した。
「欠陥?」
「・・・・・・・・・・」
フェザーはすっ、 と注連縄を指差した。
「・・・・・君単独で・・・・・個体空間を作れる訳は無い・・・・
・・・・・あのいかにも意味有り気な縄・・・・・恐らくあの縄で囲った所・・・・・
その範囲しか個体空間を展開できない・・・・・そう言う所じゃない?」
「うん、 まぁそうだね」
「じゃあ・・・・・縄を切られたら終わりじゃない?」
「それは大丈夫、 あの縄は色々と手を加えてあるよ
って言うかそれ位は君にも分かっているんじゃないかな?」
「・・・・・確かにあの縄は良い素材を使っている・・・・・
恐らくは・・・・・・・・・・まぁ素材の種類は分からないけども
素材が良い事は分かる・・・・・」
「でしょ?」
「次に・・・・・個体空間としての方向性がね・・・・・」
「方向性?」
「因果律操作・・・・・確かに凄い・・・・・身に染みているよ・・・・・
だがしかし・・・・・何というんだろうか・・・・・勿体無い気もする・・・・・」
「勿体無い?」
「・・・・・因果律操作に使うウィルパワー・・・・・そのまま攻撃に転用した方が良いのでは?」
「・・・・・それは肉体強化原理主義発想だよ」
「それもだね」
「?」
「そういう専門用語・・・・・使うのは良くない・・・・・」
「どういう事?」
「そもそも・・・・・」
ビシッ、 とファーマーを指差す。
「今回のこれは観客を入れての試合・・・・・最初に解説を攻撃するのは・・・・・
プロ意識に欠ける・・・・・決闘を重視して神聖視するのは勝手・・・・・
だが仕事なんだから・・・・・プロ意識を持つべきだ・・・・・
観客の皆さんに解説すると・・・・・
肉体強化原理主義って言うのはウィルパワー運用は肉体強化のみに絞って
ゴリ押しするっていう考え方です
ウィルパワーの運用法としては肉体強化は基本と言っても良い思想で
基本を突き詰めるとこういう考えに行き当たります
俗っぽく言うのならば・・・・・・・・・・」
「脳筋?」
「それだ、 だがしかし・・・・・そういう手合いは搦め手相手だと・・・・・
上手く立ち回れない・・・・・強い、 ので対策
と言うのはプロの決闘者ならば・・・・・常識・・・・・
しかしながら・・・・・今回のこの・・・・・なんだっけ?」
「なんだっけ? って何が?」
「この・・・・・個体空間の名前」
「神謀り 」
「・・・・・聊か出力不足なのは否めない・・・・・
さっきの一撃・・・・・効いたけども・・・・・致命には至っていない・・・・・
カウンターされたら・・・・・如何する?」
「・・・・・」
マーマレードは黙った。
神謀り は因果律操作の個体空間
しかし因果律の操作にはインターバルが存在する。
そのインターバルはコンマ1秒以下だが
自分の攻撃が確定会心の一撃にするのに因果律操作を使用
その隙にカウンターを叩き込まれれば攻撃は当たる。
ならばロープで攻撃すれば良いのではないかと賢明な読者諸君は考えるだろう。
だがしかしマーマレードはまだ未熟、 ウィルパワーの攻撃も雑になる。
無論並の決闘者には勝てるがフェザーには太刀打ち出来ないだろう。
「そして」
「ま、 まだ有るの?」
「君は僕の事が好き過ぎる」
「・・・・・それの何が問題なの? 君の事が好きなのが問題?」
「そうじゃない、 もしも僕じゃなかったら君はこうして話を最後まで聞かないだろう?」
「それが? 何だって言うの?」
「時間稼ぎ終了」
「・・・・・あっ!!!?」
しまった。
完全にしてやられたとマーマレードは焦った。
個体空間は長続きしない代物である。
熟練の決闘者でも数分がやっとである。
にも拘らずベラベラと喋ってしまった。
「何だかやたら間を持たせた喋り方をしていると思ったら・・・・・」
「完全に策に嵌ってくれて助かる」
「ッ~~~~~~~~!!」
ジース!!
個体空間使用後はウィルパワーは著しく減少する!!
もしも個体空間が解除された場合には間違いなく負ける!!
「っ~~~~~~~!!」
瞬間移動して殴りかかるマーマレード。
「そのスピードはまぁまぁだけどもなぁ・・・」
確定会心の一撃。
先程は脇腹だったが今度は胸に攻撃を当てる。
胸は心臓が近いので被害も甚大。
「当たればね」
「あっ・・・」
拳を剣でガードされるマーマレード。
剣はバラバラに砕け散った。
「確定会心の一撃はこうして防御すれば良い
そして個体空間も消えるな」
しゅううううと周囲が元の闘技場に戻る。
「っ~~~~~~~!!」
へたりこむマーマレード。
「まだやるか?」
「~~~~~~!! 私の負けよっ!!」
マーマレードが負けを認めてフェザーは勝利した。
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