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エクストラチャプター:スクール・コプラス
ドント・ストップ
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再誕歴7701年ジュニアリー14日。
馬車に揺られながらセント・ルーブル学園に辿り着くジョン一行。
出迎える教師、 警備員、 雑用、 生徒達、 そしてマザー・ウィード。
周囲は水を打ったかのように静かである。
「どうも、 今回の決闘の立ち合いをする立会人№210です」
馬車から降りたジョン一行とウィードの間に立つ立会人。
「うむ、 じゃあ始めるか、 残りの二人は誰だ?」
「挨拶位しましょうよ」
始めたくてうずうずしているジョンにウィードが冷静にツッコミを入れる。
「こんにちは!!」
「こ、 こんにちは」
「よし、 じゃあ始めよう」
「だから早いですって、 自己紹介しましょう」
「セルデン侯爵が長子ジョンだ」
「ネーデル伯爵の子、 ウィードです」
「良し、 じゃあ始めよう」
「だから早いですって」
「立会人、 これは決闘の開始の遅延行為では無いか?
罰則の有る禁止行為だった筈だ」
ジョンが立会人に尋ねる。
「いや貴方の焦り過ぎでは?」
「いや馬車で3日とか狂った立地に来ているコッチの身にもなれよ
待ちに待ったのだからこれ位急かさせろ」
「しかし礼節が・・・」
「こっちから出向いた事は礼節に当たらんのか?
普通は貴族の方から呼び出すだろう」
「・・・・・それを言われたたら何も言えないですね
良いでしょうジョン殿、 戦いましょう
と言いたい所ですが」
もったいぶるヴィードにイライラし始めるジョン。
「時間稼ぎだったらぶった切るぞ」
「いえ、 決闘場へ案内します、 まさかここで戦うつもりは無いでしょう?」
「決闘場? 学校ってそんな物有るのか?」
「ガッコウ言った事無い」
「同じく」
ジョンがグレゴリオとフランクに尋ねるもスルーされる。
「我が校にはあります、 が幾つか条件が有ります」
「条件だぁ? 出せる立場か」
「条件と言うよりは手順です」
「手順? 使用許可とかか?」
「いえ、 我が校には火葬場もあります」
ジョン一行もこれには固まった。
「は? 火葬場? 学校に?」
「えぇ」
ジョンもこれには一気に蒼褪めた。
何故蒼褪めるのか疑問に思うだろう。
読者諸賢の中にも映画好きが居るだろう。
余裕のある人はモニター等設備に金をかけて映画見る部屋を作る事もあるだろう。
もしくは暑くなったら扇風機やエアコンを部屋に設置するだろう。
貴女の身近に何かが有るのは『好きだから』か『必要だから』と言う理由になる。
翻って学校に火葬場が有る。
『好きだから』『必要だから』
火葬場が好き、 火葬場が必要、 どちらにせよこんな頭の可笑しい事は無いだろう。
誇りを重んじ殺人を厭わないセルデン侯爵でも自宅に火葬場なんて馬鹿な真似はしない。
「殺した奴を燃やしているのか」
「いえ、 そうじゃありません、 我が校では偶に事故死する生徒が居まして
不注意か何か知りませんが」
「お前の学校が何で今まで営業停止になっていないか分からんな
で、 決闘と火葬場に何の関係がある?」
「今回の決闘は3番勝負、 そしてデスマッチ」
周囲のセント・ルーブル学園関係者が騒めく。
「即ち最悪二人は死ぬ事になります」
「そうなるな、 で?」
「決闘が一回行われる度に敗北者を葬儀を行って弔ってやりたいのです」
「葬式か、 気持ちは分からなくも無いが
決闘が終わる度に親戚呼んだりするのは時間かかるだろう」
「いえ、 ここに居る学園の者達だけで送りますので・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・良いだろう」
長い間を開けてジョンが了承した。
「ならば決闘と決闘の間に1日のインターバルを開けよう」
「2日欲しいです」
「火葬するならそれで充分だろう」
「死者を悼む時間を頂きたい」
「5分あれば充分だろう」
「そんな事は無いでしょう!! 今までこの学園で一緒だった仲間が死ぬんですよ!?」
「決闘で死ぬ事は誉であり悲しむ事は侮辱だ
それ位一般常識だ、 まぁこの学園Fラン※2 だから知らないのも無理ないか」
※2:Fランクの学校、 ではなくBorderFreeのFから
誰でも入れる学校と言う意味。
「何という侮辱か!!」
周囲も騒めく。
「黙れ、 そもそも普通の教育機関では人は事故死しないだろう」
「ぐっ」
「セルデン侯爵の御子息、 このままでは互いの悪口大会になってしまいます
さっさと始めませんか?」
リーズフが割って入る。
「そうだな、 時間を浪費したくない、 インターバル1日で良いな」
「こうしませんか? 我々が負けて死んだ場合インターバル2日
貴方達が負けた場合5分で」
「何で学生リーグに本職が負けるんだ? と思うが
まぁ良いだろう間を取って10時間だ」
「ありがとうございます、 では行きましょうか」
「そうだな」
決闘場に向かう一行だった。
馬車に揺られながらセント・ルーブル学園に辿り着くジョン一行。
出迎える教師、 警備員、 雑用、 生徒達、 そしてマザー・ウィード。
周囲は水を打ったかのように静かである。
「どうも、 今回の決闘の立ち合いをする立会人№210です」
馬車から降りたジョン一行とウィードの間に立つ立会人。
「うむ、 じゃあ始めるか、 残りの二人は誰だ?」
「挨拶位しましょうよ」
始めたくてうずうずしているジョンにウィードが冷静にツッコミを入れる。
「こんにちは!!」
「こ、 こんにちは」
「よし、 じゃあ始めよう」
「だから早いですって、 自己紹介しましょう」
「セルデン侯爵が長子ジョンだ」
「ネーデル伯爵の子、 ウィードです」
「良し、 じゃあ始めよう」
「だから早いですって」
「立会人、 これは決闘の開始の遅延行為では無いか?
罰則の有る禁止行為だった筈だ」
ジョンが立会人に尋ねる。
「いや貴方の焦り過ぎでは?」
「いや馬車で3日とか狂った立地に来ているコッチの身にもなれよ
待ちに待ったのだからこれ位急かさせろ」
「しかし礼節が・・・」
「こっちから出向いた事は礼節に当たらんのか?
普通は貴族の方から呼び出すだろう」
「・・・・・それを言われたたら何も言えないですね
良いでしょうジョン殿、 戦いましょう
と言いたい所ですが」
もったいぶるヴィードにイライラし始めるジョン。
「時間稼ぎだったらぶった切るぞ」
「いえ、 決闘場へ案内します、 まさかここで戦うつもりは無いでしょう?」
「決闘場? 学校ってそんな物有るのか?」
「ガッコウ言った事無い」
「同じく」
ジョンがグレゴリオとフランクに尋ねるもスルーされる。
「我が校にはあります、 が幾つか条件が有ります」
「条件だぁ? 出せる立場か」
「条件と言うよりは手順です」
「手順? 使用許可とかか?」
「いえ、 我が校には火葬場もあります」
ジョン一行もこれには固まった。
「は? 火葬場? 学校に?」
「えぇ」
ジョンもこれには一気に蒼褪めた。
何故蒼褪めるのか疑問に思うだろう。
読者諸賢の中にも映画好きが居るだろう。
余裕のある人はモニター等設備に金をかけて映画見る部屋を作る事もあるだろう。
もしくは暑くなったら扇風機やエアコンを部屋に設置するだろう。
貴女の身近に何かが有るのは『好きだから』か『必要だから』と言う理由になる。
翻って学校に火葬場が有る。
『好きだから』『必要だから』
火葬場が好き、 火葬場が必要、 どちらにせよこんな頭の可笑しい事は無いだろう。
誇りを重んじ殺人を厭わないセルデン侯爵でも自宅に火葬場なんて馬鹿な真似はしない。
「殺した奴を燃やしているのか」
「いえ、 そうじゃありません、 我が校では偶に事故死する生徒が居まして
不注意か何か知りませんが」
「お前の学校が何で今まで営業停止になっていないか分からんな
で、 決闘と火葬場に何の関係がある?」
「今回の決闘は3番勝負、 そしてデスマッチ」
周囲のセント・ルーブル学園関係者が騒めく。
「即ち最悪二人は死ぬ事になります」
「そうなるな、 で?」
「決闘が一回行われる度に敗北者を葬儀を行って弔ってやりたいのです」
「葬式か、 気持ちは分からなくも無いが
決闘が終わる度に親戚呼んだりするのは時間かかるだろう」
「いえ、 ここに居る学園の者達だけで送りますので・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・良いだろう」
長い間を開けてジョンが了承した。
「ならば決闘と決闘の間に1日のインターバルを開けよう」
「2日欲しいです」
「火葬するならそれで充分だろう」
「死者を悼む時間を頂きたい」
「5分あれば充分だろう」
「そんな事は無いでしょう!! 今までこの学園で一緒だった仲間が死ぬんですよ!?」
「決闘で死ぬ事は誉であり悲しむ事は侮辱だ
それ位一般常識だ、 まぁこの学園Fラン※2 だから知らないのも無理ないか」
※2:Fランクの学校、 ではなくBorderFreeのFから
誰でも入れる学校と言う意味。
「何という侮辱か!!」
周囲も騒めく。
「黙れ、 そもそも普通の教育機関では人は事故死しないだろう」
「ぐっ」
「セルデン侯爵の御子息、 このままでは互いの悪口大会になってしまいます
さっさと始めませんか?」
リーズフが割って入る。
「そうだな、 時間を浪費したくない、 インターバル1日で良いな」
「こうしませんか? 我々が負けて死んだ場合インターバル2日
貴方達が負けた場合5分で」
「何で学生リーグに本職が負けるんだ? と思うが
まぁ良いだろう間を取って10時間だ」
「ありがとうございます、 では行きましょうか」
「そうだな」
決闘場に向かう一行だった。
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