20 / 495
チャプター3:キル・トゥー・バード・ウィズ・ワン・ストーン
ホープ・フォー・アン・オーバーヴェルミング・ヴィクトリー
しおりを挟む
ジャンが借りて来た重キャリッジでセルデン侯爵領へと移動中のフェザー一行。
「馬車と言うよりまるで小さなお屋敷ですねぇ!!」
フローラははしゃいでいた。
「・・・・・はぁ・・・」
反面、 サンは溜息を吐いていた。
ジャンが借りて来たキャリッジは快適だった。
片道1万ユーロは伊達では無い。
ここでセレブリティの読者諸賢には分かり切った事だと思うが
1万ユーロ、 つまり100万円のレンタカーとは一体どの程度のレベルかを説明させて貰おう。
まずは比較対象としてリムジンをレンタルする場合は幾らになるのか
筆者調べだと車種にもよって変動するが、 大体10~11万円になるらしい。
では対して重キャリッジは如何だろうか街の外と言う危険な場所を移動している為
危険な場所の走行費として20万としよう、 それでも両者には70万円の差が発生する。
リムジンよりも70万円も上の価値があるのか?
あるのである。
「何か飲みますか御嬢様ー」
まずは飲食物完備。
酒類は勿論、 肉類や魚等の食べ物、 野菜も充実。
非常用の食料も一週間は備え付けてある。
「うわぁ、 ケーキとかクッキーもありますよ」
当然ながら菓子も完備してある。
良い所の商品である。
「冷たっ、 冷えてますし飲みましょうよー」
圧縮型エーテル冷蔵庫※1 も備え付けており食品が腐る心配はない。
※1:大気中に存在するエーテルと呼ばれる微細なエネルギーを圧縮し
燃料として動く冷蔵庫、 そこそこ高価だが動作に必要なエネルギーコストがゼロなので
コストパフォーマンスは高い。
「・・・・・過ぎて聞こえない」
「はい?」
「遠すぎて聞こえないのよ!!」
そして何と言っても広さ。
座る為の座席は20席、 トイレ風呂脱衣所完備。
キッチンも備え付け、 ベッドもキングサイズが二つ。
ゴルフの打ちっぱなし、 テニスコートに卓球台も備え付けている。
「なぁんであの馬鹿はこんなに広い馬車を借りて来たのかしら・・・」
サンは不機嫌になっている。
サンは狭い馬車の中でフェザーと密着したかったのだが。
こんなに広いと寧ろ寂しくなる、 人が多いのに孤独な都会の喧騒の様だ。
「確かにお気持ちは分かります」
「クローリス・・・」
クローリスがサンの隣に座ったので即座に距離を置くサン。
「フェザーさんは集中する為に瞑想をしていますので邪魔をしてはいけない」
サンとの距離を詰めるクローリス。
「ですがフェザーさんが構ってくれなくて寂しい」
クローリスとの距離を放すサン。
「そういう時の解決法は一つだけですよ」
「・・・何よ」
酒瓶を取り出すクローリス。
「呑みましょう」
「呑まないわよ!!」
そんなこんなをしながら数時間が経過した。
横になって瞑想していた※2 フェザーが起き上がる。
※2:昼寝ではない、 断じて。
「おはようございます」
サンに声をかけるフェザー。
「寝てたの?」
「瞑想してました」
「いや、 でも今おはようございますって」
「瞑想です」
「あ、 っそ・・・メイド共も暇だからテニスやって風呂入ってるわ
座りなさいな」
「はい」
サンの正面に座るフェザー。
「何で正面に座るのよ、 横でしょ普通」
「普通正面だと思いますが・・・」
サンの横に座るフェザー、 座った瞬間に腕を絡めるサン。
「ここでコーデですか?」
「良いじゃない、 S級決闘者と腕組むって中々に貴重な体験だと思うわよ?
それに結構良い腕だと思うわ、 抱き心地がいい」
「はぁ・・・」
「筋肉質だけど、 何と言うか過剰な男らしさが無いのだステキ」
「誉め言葉だと思っておきますよ」
「うん、 所で今回の決闘の相手、 如何思う?
A級を瞬殺とか言っていたけども・・・」
「そう言う事を言う奴は結構居ますが大した事無いですよ
それよりも問題はコロシアムで戦うと言う事です」
「どういう事?」
「ショービズ※3 の側面が強くなっていると言う事です」
※3:ショービジネスの略。
芸能や見世物の類。
「・・・それって悪い事なの?」
「やや難しい、 盛り上げる必要が有るかと」
フェザーの言葉を聞いて少し考えるサン。
「・・・何で?」
「コロシアムと言う事は観客がお金を払って見に来ているのに
あっさり勝ってしまっては申し訳が無いかと・・・」
「・・・・・いやいやいや、 別にそれを気にする事は無いんじゃないの?」
「いやがっかりするでしょう」
「・・・フェザー、 観客よりも貴方は私付の執事
私の事を第一に考えなさい」
「ロメロ・スペシャル※4 を叩き込んでやります」
※4:ロメロと言う偉大な戦士が編み出した技。
俯せになった相手を下から拘束して痛めつける。
「何でロメロ・スペシャル?
技には拘りが無いわよ、 魅せ方を気にせずさっさと勝って来なさい」
「分かりました」
そうこうしている内にセルデン侯爵領に辿り着いたのだった。
「馬車と言うよりまるで小さなお屋敷ですねぇ!!」
フローラははしゃいでいた。
「・・・・・はぁ・・・」
反面、 サンは溜息を吐いていた。
ジャンが借りて来たキャリッジは快適だった。
片道1万ユーロは伊達では無い。
ここでセレブリティの読者諸賢には分かり切った事だと思うが
1万ユーロ、 つまり100万円のレンタカーとは一体どの程度のレベルかを説明させて貰おう。
まずは比較対象としてリムジンをレンタルする場合は幾らになるのか
筆者調べだと車種にもよって変動するが、 大体10~11万円になるらしい。
では対して重キャリッジは如何だろうか街の外と言う危険な場所を移動している為
危険な場所の走行費として20万としよう、 それでも両者には70万円の差が発生する。
リムジンよりも70万円も上の価値があるのか?
あるのである。
「何か飲みますか御嬢様ー」
まずは飲食物完備。
酒類は勿論、 肉類や魚等の食べ物、 野菜も充実。
非常用の食料も一週間は備え付けてある。
「うわぁ、 ケーキとかクッキーもありますよ」
当然ながら菓子も完備してある。
良い所の商品である。
「冷たっ、 冷えてますし飲みましょうよー」
圧縮型エーテル冷蔵庫※1 も備え付けており食品が腐る心配はない。
※1:大気中に存在するエーテルと呼ばれる微細なエネルギーを圧縮し
燃料として動く冷蔵庫、 そこそこ高価だが動作に必要なエネルギーコストがゼロなので
コストパフォーマンスは高い。
「・・・・・過ぎて聞こえない」
「はい?」
「遠すぎて聞こえないのよ!!」
そして何と言っても広さ。
座る為の座席は20席、 トイレ風呂脱衣所完備。
キッチンも備え付け、 ベッドもキングサイズが二つ。
ゴルフの打ちっぱなし、 テニスコートに卓球台も備え付けている。
「なぁんであの馬鹿はこんなに広い馬車を借りて来たのかしら・・・」
サンは不機嫌になっている。
サンは狭い馬車の中でフェザーと密着したかったのだが。
こんなに広いと寧ろ寂しくなる、 人が多いのに孤独な都会の喧騒の様だ。
「確かにお気持ちは分かります」
「クローリス・・・」
クローリスがサンの隣に座ったので即座に距離を置くサン。
「フェザーさんは集中する為に瞑想をしていますので邪魔をしてはいけない」
サンとの距離を詰めるクローリス。
「ですがフェザーさんが構ってくれなくて寂しい」
クローリスとの距離を放すサン。
「そういう時の解決法は一つだけですよ」
「・・・何よ」
酒瓶を取り出すクローリス。
「呑みましょう」
「呑まないわよ!!」
そんなこんなをしながら数時間が経過した。
横になって瞑想していた※2 フェザーが起き上がる。
※2:昼寝ではない、 断じて。
「おはようございます」
サンに声をかけるフェザー。
「寝てたの?」
「瞑想してました」
「いや、 でも今おはようございますって」
「瞑想です」
「あ、 っそ・・・メイド共も暇だからテニスやって風呂入ってるわ
座りなさいな」
「はい」
サンの正面に座るフェザー。
「何で正面に座るのよ、 横でしょ普通」
「普通正面だと思いますが・・・」
サンの横に座るフェザー、 座った瞬間に腕を絡めるサン。
「ここでコーデですか?」
「良いじゃない、 S級決闘者と腕組むって中々に貴重な体験だと思うわよ?
それに結構良い腕だと思うわ、 抱き心地がいい」
「はぁ・・・」
「筋肉質だけど、 何と言うか過剰な男らしさが無いのだステキ」
「誉め言葉だと思っておきますよ」
「うん、 所で今回の決闘の相手、 如何思う?
A級を瞬殺とか言っていたけども・・・」
「そう言う事を言う奴は結構居ますが大した事無いですよ
それよりも問題はコロシアムで戦うと言う事です」
「どういう事?」
「ショービズ※3 の側面が強くなっていると言う事です」
※3:ショービジネスの略。
芸能や見世物の類。
「・・・それって悪い事なの?」
「やや難しい、 盛り上げる必要が有るかと」
フェザーの言葉を聞いて少し考えるサン。
「・・・何で?」
「コロシアムと言う事は観客がお金を払って見に来ているのに
あっさり勝ってしまっては申し訳が無いかと・・・」
「・・・・・いやいやいや、 別にそれを気にする事は無いんじゃないの?」
「いやがっかりするでしょう」
「・・・フェザー、 観客よりも貴方は私付の執事
私の事を第一に考えなさい」
「ロメロ・スペシャル※4 を叩き込んでやります」
※4:ロメロと言う偉大な戦士が編み出した技。
俯せになった相手を下から拘束して痛めつける。
「何でロメロ・スペシャル?
技には拘りが無いわよ、 魅せ方を気にせずさっさと勝って来なさい」
「分かりました」
そうこうしている内にセルデン侯爵領に辿り着いたのだった。
0
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる