234 / 367
Chapter9:End of guild
第184話【Reunion】
しおりを挟む
玄関に向かうモルガナ達。
そこに居たのは運送屋。
「・・・・・何してるんですかヒラマサ師」
「おや、 あっさり見破られたね」
ヒラマサが帽子を投げ捨てた。
「知り合いですか? モルガナ」
「私の拳術の師だ、 お久しぶりです」
「久々だね、 君も元気そうで何よりだ」
「えぇ、 師もお元気そうで・・・それで本日は如何言う御用件で?」
「ふむ、 詳しい話は省くが君が得たスキル【ラテン語】が世界を救うスキルになる
という神託が有ったんだよ」
「【ラテン語】のスキルだったら僕も持ってますよ」
ロダンの発言に驚くヒラマサ。
「これは驚きだよ、 是非ともOdevu verseに来て欲しい」
「モルガナの話を聞く限り、 あんまり良い所じゃないようですが・・・」
「まぁそれは否定できないよ、 人間関係が最悪と言って良いからね
特にモルガナの婚約者の」
「元!! 婚約者!!」
モルガナがマジギレした。
「おう・・・君、 そんなに大きな声出せるんだね、 驚いたよ」
「スキルを取得したからか、 前より素直になりました」
「それは何よりだね・・・Odevu verseに戻るつもりは・・・」
「毛頭有りません!!」
「わ、 分かったよ・・・だけども結構状況は逼迫しているんだ・・・」
「それは如何言う事だい?」
【オーギュストの龍】リーダーが興味深そうに尋ねる。
「君・・・何だい?」
「【オーギュストの龍】リーダーをやってるよ」
「おぉ!! オーギュストの勇者パーティの!! 凄い人脈を持っていねぇ!!」
「私の人脈、 というよりロダンの人脈ですがね」
「うーん、 強そうには見えないが・・・君のジョブスキルは?」
「ジョブスキル?」
「職業とかだよ」
「うーん、 良く分からないですが・・・とりあえず持っているスキルは
【Martyris】に【ラテン語】、 【薬師」
「ちょ、 ちょっと待て、 今【Martyris】って言ったか!?」
ヒラマサが制止する。
「はい」
「そのスキルも世界を救うスキルらしい!! 是非ともOdevu verseに来て貰えないか!!」
「いきなり言われても・・・」
「あそこは嫌な場所だ、 拒否する」
「ぐぬぬ・・・そこまで言われては仕方がない・・・ここは引き下がろう・・・」
ヒラマサは帽子を拾い被って去って行った。
そこに居たのは運送屋。
「・・・・・何してるんですかヒラマサ師」
「おや、 あっさり見破られたね」
ヒラマサが帽子を投げ捨てた。
「知り合いですか? モルガナ」
「私の拳術の師だ、 お久しぶりです」
「久々だね、 君も元気そうで何よりだ」
「えぇ、 師もお元気そうで・・・それで本日は如何言う御用件で?」
「ふむ、 詳しい話は省くが君が得たスキル【ラテン語】が世界を救うスキルになる
という神託が有ったんだよ」
「【ラテン語】のスキルだったら僕も持ってますよ」
ロダンの発言に驚くヒラマサ。
「これは驚きだよ、 是非ともOdevu verseに来て欲しい」
「モルガナの話を聞く限り、 あんまり良い所じゃないようですが・・・」
「まぁそれは否定できないよ、 人間関係が最悪と言って良いからね
特にモルガナの婚約者の」
「元!! 婚約者!!」
モルガナがマジギレした。
「おう・・・君、 そんなに大きな声出せるんだね、 驚いたよ」
「スキルを取得したからか、 前より素直になりました」
「それは何よりだね・・・Odevu verseに戻るつもりは・・・」
「毛頭有りません!!」
「わ、 分かったよ・・・だけども結構状況は逼迫しているんだ・・・」
「それは如何言う事だい?」
【オーギュストの龍】リーダーが興味深そうに尋ねる。
「君・・・何だい?」
「【オーギュストの龍】リーダーをやってるよ」
「おぉ!! オーギュストの勇者パーティの!! 凄い人脈を持っていねぇ!!」
「私の人脈、 というよりロダンの人脈ですがね」
「うーん、 強そうには見えないが・・・君のジョブスキルは?」
「ジョブスキル?」
「職業とかだよ」
「うーん、 良く分からないですが・・・とりあえず持っているスキルは
【Martyris】に【ラテン語】、 【薬師」
「ちょ、 ちょっと待て、 今【Martyris】って言ったか!?」
ヒラマサが制止する。
「はい」
「そのスキルも世界を救うスキルらしい!! 是非ともOdevu verseに来て貰えないか!!」
「いきなり言われても・・・」
「あそこは嫌な場所だ、 拒否する」
「ぐぬぬ・・・そこまで言われては仕方がない・・・ここは引き下がろう・・・」
ヒラマサは帽子を拾い被って去って行った。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる