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最終章:スシの夜明け
新世界へ
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どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!
轟音が鳴り響いた。
「い、 今のは!?」
「恐らく自爆だろう」
バルドに近衛が答えた。
「自爆!?」
「我々全員に爆発物を携帯している、 いざという時は自爆してでも相手を倒す構えだ」
「そんな・・・」
「さぁ、 先を急ごう」
近衛達の先導で地下バルド達はSCP-1968 世界を包む逆因果の円環の元に辿り着いた。
「これが・・・」
「急いでこれに触」
「おっと、 そうはいかないぞ」
バルド達が後ろを振り返るとそこには闇が立っていた。
「ば、 馬鹿な・・・」
「爆風の握りで爆風を無効化させて貰った」
「くっ!!」
レーアが生きている銃で銃撃を行った。
しかし闇は銃弾を握ってしまった。
「銃弾の握りだ、 さて如何するよ?」
「・・・・・」
SCP-1968までの距離は離れている。
向かっている最中に後ろからスシブレードが飛んで来るのは必至である。
「・・・・・」
バルドはスシブレードを構えた。
「止めろ!! ここで戦って負けたら全てが終わるんだ!!」
そう言って近衛がバルドと闇の間に割って入った。
しかし闇が放った唐揚げで吹き飛ばされる。
「ぐはぁ!!」
「!!」
バルドは戦慄した、 今のフォーム
スシブレードの威力、 どれを取っても今までのスシブレーダー達とは一線を画す。
「3, 2, 1, へいらっしゃい!!」
エッグヴィーナスを射出し聖霊を召喚するバルド。
「ふん」
レンゲとラーメンを構える闇。
「見せてやろう、 これが俺のラーメンだ」
ラーメンを射出する闇、 聖霊が拳で攻撃し迎撃しようとするも押し切られそうになる。
「くっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
聖霊の連打により何とかラーメンを破壊する事に成功した。
「ほら次だ」
「な!?」
ラーメンが次々と打ち込まれる。
聖霊で防ごうとするもガードして何とかダメージを最小にするのが精一杯だった
それでもダメージは計り知れなかった。
「うおおおおおおおおおお!!」
吹き飛ばされるバルド、 そしてSCP-1968に激突する。
そして急速に変形し、 バルドの周りを高速で渦巻き始めた。
「うわ!!」
「あ・・・やっちまったか・・・」
「バルド!!」
レーアが叫ぶ。
「どうか・・・元気で、 そして私の事を」
涙を流しながら言葉は途切れた
バルドがどんなに悩んでもあっという間に話は先に進んでしまった。
もう戻れない、 さようなら世界、 さようならスシブレーダー部隊。
そして新しい世界が始まるのだ。
轟音が鳴り響いた。
「い、 今のは!?」
「恐らく自爆だろう」
バルドに近衛が答えた。
「自爆!?」
「我々全員に爆発物を携帯している、 いざという時は自爆してでも相手を倒す構えだ」
「そんな・・・」
「さぁ、 先を急ごう」
近衛達の先導で地下バルド達はSCP-1968 世界を包む逆因果の円環の元に辿り着いた。
「これが・・・」
「急いでこれに触」
「おっと、 そうはいかないぞ」
バルド達が後ろを振り返るとそこには闇が立っていた。
「ば、 馬鹿な・・・」
「爆風の握りで爆風を無効化させて貰った」
「くっ!!」
レーアが生きている銃で銃撃を行った。
しかし闇は銃弾を握ってしまった。
「銃弾の握りだ、 さて如何するよ?」
「・・・・・」
SCP-1968までの距離は離れている。
向かっている最中に後ろからスシブレードが飛んで来るのは必至である。
「・・・・・」
バルドはスシブレードを構えた。
「止めろ!! ここで戦って負けたら全てが終わるんだ!!」
そう言って近衛がバルドと闇の間に割って入った。
しかし闇が放った唐揚げで吹き飛ばされる。
「ぐはぁ!!」
「!!」
バルドは戦慄した、 今のフォーム
スシブレードの威力、 どれを取っても今までのスシブレーダー達とは一線を画す。
「3, 2, 1, へいらっしゃい!!」
エッグヴィーナスを射出し聖霊を召喚するバルド。
「ふん」
レンゲとラーメンを構える闇。
「見せてやろう、 これが俺のラーメンだ」
ラーメンを射出する闇、 聖霊が拳で攻撃し迎撃しようとするも押し切られそうになる。
「くっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
聖霊の連打により何とかラーメンを破壊する事に成功した。
「ほら次だ」
「な!?」
ラーメンが次々と打ち込まれる。
聖霊で防ごうとするもガードして何とかダメージを最小にするのが精一杯だった
それでもダメージは計り知れなかった。
「うおおおおおおおおおお!!」
吹き飛ばされるバルド、 そしてSCP-1968に激突する。
そして急速に変形し、 バルドの周りを高速で渦巻き始めた。
「うわ!!」
「あ・・・やっちまったか・・・」
「バルド!!」
レーアが叫ぶ。
「どうか・・・元気で、 そして私の事を」
涙を流しながら言葉は途切れた
バルドがどんなに悩んでもあっという間に話は先に進んでしまった。
もう戻れない、 さようなら世界、 さようならスシブレーダー部隊。
そして新しい世界が始まるのだ。
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