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最終章:スシの夜明け
怒りの絶対零度
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少し打ち合わせをしたピースメーカーとカプサイシンは行動を開始した。
「行くぞ!!」
カプサイシンの激辛ロールで炎が巻き起こる。
しかしトゥーンウィのアイスクリームの冷気で相殺される。
「それを待っていた!!」
「な」
ピースメーカーが炎の中を突っ込んで来た。
大きな鋏の腕でトゥーンウィに襲い掛かる、 がしかし。
がきん、 とラマスが持っている剣で防いだ。
「下調べが甘かったな、 これでは私は元騎士だ!!」
剣でピースメーカーを叩き斬るラマス。
だがしかしピースメーカーは斬られても動きラマスの首を鋏で掴んだ。
ピースメーカーは体が斬られても体にある神経節により行動が可能!!
「下調べが甘かったな」
ばつん、 とラマスの喉を斬るピースメーカー。
「次は」
お前、 と言い切る前にピースメーカーは凍り付いた。
怒り狂ったトゥーンウィの冷気は最早激辛ロールでは相殺できない。
「なっ」
カプサイシンは翻って逃げようとするも逃げ切れず凍り付いてしまう事になった。
「らます!!」
トゥーンウィはラマスに駆け寄った、 喉が斬られて血が止まらない。
「っ!!」
トゥーンウィは地を凍らせた。
「はっ・・・はっ・・・」
「だいじょうぶ!?」
「・・・気道は斬られていない様です、 傷は深いですが致命傷では無いです」
「よかった・・・」
涙を流すトゥーンウィ。
「だが、 油断出来ない状況です・・・トゥーンウィ
このままバルド隊長達の所に行って下さい」
「そんな!!」
「この状況、 あまり良いとは言えない
バルド隊長の改竄とやらが真実で成功させなければ私が危うい」
「・・・・・・・わかった!! しなないでね!!」
トゥーンウィはアイスクリームで氷を作って滑りながら後を追い始めた。
「我が二人の娘と妻よ・・・如何か彼等に祝福を・・・」
ラマスは凍った首を労わりながら、 静に呟いた。
「!!」
闇がカッと目を見開いた。
「これは予想外、 カプサイシンがやられたようだ」
「何ですと!?」
驚愕する一同。
「少し軽く見過ぎていた様だったな・・・次誰かが待っていたら俺が出よう」
「その必要はねーよ」
バリゾーゴンが軽口を叩く。
「寧ろ俺一人で残り全員かたずけても良いんだぜ?」
「四天王の生き残りよ、 それならば丁度良い相手が居る様だ」
「あん?」
インゼリーがぼそりと呟き、 後ろに指を指す。
そこには魔物の群れが居た。
「ふーん、 雑魚が1000匹位か、 楽勝だな」
「楽勝に思えるか!?」
アーマゲドンがまさに飛んで接近して来る。
「じゃあバリゾーゴン、 ここは任せた」
闇達はさっさと先に進むのだった。
「へっ、 来いやあああああああああああ!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
バリゾーゴンと魔物達の戦いが始まる・・・
「行くぞ!!」
カプサイシンの激辛ロールで炎が巻き起こる。
しかしトゥーンウィのアイスクリームの冷気で相殺される。
「それを待っていた!!」
「な」
ピースメーカーが炎の中を突っ込んで来た。
大きな鋏の腕でトゥーンウィに襲い掛かる、 がしかし。
がきん、 とラマスが持っている剣で防いだ。
「下調べが甘かったな、 これでは私は元騎士だ!!」
剣でピースメーカーを叩き斬るラマス。
だがしかしピースメーカーは斬られても動きラマスの首を鋏で掴んだ。
ピースメーカーは体が斬られても体にある神経節により行動が可能!!
「下調べが甘かったな」
ばつん、 とラマスの喉を斬るピースメーカー。
「次は」
お前、 と言い切る前にピースメーカーは凍り付いた。
怒り狂ったトゥーンウィの冷気は最早激辛ロールでは相殺できない。
「なっ」
カプサイシンは翻って逃げようとするも逃げ切れず凍り付いてしまう事になった。
「らます!!」
トゥーンウィはラマスに駆け寄った、 喉が斬られて血が止まらない。
「っ!!」
トゥーンウィは地を凍らせた。
「はっ・・・はっ・・・」
「だいじょうぶ!?」
「・・・気道は斬られていない様です、 傷は深いですが致命傷では無いです」
「よかった・・・」
涙を流すトゥーンウィ。
「だが、 油断出来ない状況です・・・トゥーンウィ
このままバルド隊長達の所に行って下さい」
「そんな!!」
「この状況、 あまり良いとは言えない
バルド隊長の改竄とやらが真実で成功させなければ私が危うい」
「・・・・・・・わかった!! しなないでね!!」
トゥーンウィはアイスクリームで氷を作って滑りながら後を追い始めた。
「我が二人の娘と妻よ・・・如何か彼等に祝福を・・・」
ラマスは凍った首を労わりながら、 静に呟いた。
「!!」
闇がカッと目を見開いた。
「これは予想外、 カプサイシンがやられたようだ」
「何ですと!?」
驚愕する一同。
「少し軽く見過ぎていた様だったな・・・次誰かが待っていたら俺が出よう」
「その必要はねーよ」
バリゾーゴンが軽口を叩く。
「寧ろ俺一人で残り全員かたずけても良いんだぜ?」
「四天王の生き残りよ、 それならば丁度良い相手が居る様だ」
「あん?」
インゼリーがぼそりと呟き、 後ろに指を指す。
そこには魔物の群れが居た。
「ふーん、 雑魚が1000匹位か、 楽勝だな」
「楽勝に思えるか!?」
アーマゲドンがまさに飛んで接近して来る。
「じゃあバリゾーゴン、 ここは任せた」
闇達はさっさと先に進むのだった。
「へっ、 来いやあああああああああああ!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
バリゾーゴンと魔物達の戦いが始まる・・・
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