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第四章:スシ・ウォーズ
二重の衝撃
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コルサント城内に居る12人の剣聖
序列十四位『ヤタガン』のヌー、 序列十三位『マチェテ』のジャラス
序列十二位『ウルミ』のケイナン、 序列十一位『サーベル』のコールマン
序列十位『吹き矢』のジョカスタ、 序列八位『斧』のプロ
序列七位『胡蝶刀』のアディ、 序列五位『薙刀』のオポー
序列四位『大太刀』のオビワン、 序列三位『魔法剣』のスタス
序列二位『盾』のヤレアル、 序列一位『聖剣』のヨーダも大臣や女帝達とは
別の部屋で会議を行っていた。
「今回の剣聖の大量死はテタ陛下の運用ミスでは無いでしょうか?」
「ヌーよ、 それは如何言う事だ?」
「はい、 少ない数で出撃して各個撃破されてしまう隙を与えたかと・・・」
「話にならないな」
「全く、 その通りだ」
スタスとオポーが嘲る。
「我々剣聖は一騎当千の強者として国から認可を受けている
弱いから負けましたでは話にならん」
「その通り、 第一剣聖30人でも過剰戦力とされていたんだ」
「しかし現実に剣聖は撃破されているでは無いですか」
「気持ちは分かる、 ヌーよ」
ヨーダが諫める。
「大勢の剣聖が殺されたのを我々は受け止めなくてはならない
それは誰のせいでも無いのだ、 誰かの責任にしても眼の前の刃は止まらない
我々は剣を振い続けるしか無いのだ」
「しかしヨーダさん・・・」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
と大きな音が鳴り響いた。
ヨーダはその場から走り去った。
「敵襲か!!」
「ヨーダさんに続けえ!!」
ヨーダに続く11人。
音源に辿り着くとそこには闇とブタの男が居た。
彼等は既に城内に侵入していた。
「二人だけとは舐めてくれたな!!」
「如何やら向こうも一騎当千の様だな・・・」
冷たい汗が背筋を流れるのを感じるヨーダ。
明らかに今まで相手にして来た者達とは違う、 濃密な死の気配を感じた。
「うん? 気が付いて無いのか?」
「てっきりもうバレているかと思ったが・・・」
闇とブタの男の言葉に違和感を感じるヨーダ。
「何の事じゃ・・・」
「まさか二人で来る訳無いだろう」
「!?」
「まさか仲間が居るのか!?」
「あぁ、 後から来るが・・・そろそろかな?」
「?」
遠くの空から影が見えた、 アレはシャリ王国の飛空艇!!
「ま、 まさか!!」
「そのまさかだ」
飛空艇がコンサルトに突っ込んで来た。
言葉に形容しがたき轟音を超えた轟音が鳴り響き。
コルサントが半壊した。
「さぁ戦争の時間だ」
序列十四位『ヤタガン』のヌー、 序列十三位『マチェテ』のジャラス
序列十二位『ウルミ』のケイナン、 序列十一位『サーベル』のコールマン
序列十位『吹き矢』のジョカスタ、 序列八位『斧』のプロ
序列七位『胡蝶刀』のアディ、 序列五位『薙刀』のオポー
序列四位『大太刀』のオビワン、 序列三位『魔法剣』のスタス
序列二位『盾』のヤレアル、 序列一位『聖剣』のヨーダも大臣や女帝達とは
別の部屋で会議を行っていた。
「今回の剣聖の大量死はテタ陛下の運用ミスでは無いでしょうか?」
「ヌーよ、 それは如何言う事だ?」
「はい、 少ない数で出撃して各個撃破されてしまう隙を与えたかと・・・」
「話にならないな」
「全く、 その通りだ」
スタスとオポーが嘲る。
「我々剣聖は一騎当千の強者として国から認可を受けている
弱いから負けましたでは話にならん」
「その通り、 第一剣聖30人でも過剰戦力とされていたんだ」
「しかし現実に剣聖は撃破されているでは無いですか」
「気持ちは分かる、 ヌーよ」
ヨーダが諫める。
「大勢の剣聖が殺されたのを我々は受け止めなくてはならない
それは誰のせいでも無いのだ、 誰かの責任にしても眼の前の刃は止まらない
我々は剣を振い続けるしか無いのだ」
「しかしヨーダさん・・・」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
と大きな音が鳴り響いた。
ヨーダはその場から走り去った。
「敵襲か!!」
「ヨーダさんに続けえ!!」
ヨーダに続く11人。
音源に辿り着くとそこには闇とブタの男が居た。
彼等は既に城内に侵入していた。
「二人だけとは舐めてくれたな!!」
「如何やら向こうも一騎当千の様だな・・・」
冷たい汗が背筋を流れるのを感じるヨーダ。
明らかに今まで相手にして来た者達とは違う、 濃密な死の気配を感じた。
「うん? 気が付いて無いのか?」
「てっきりもうバレているかと思ったが・・・」
闇とブタの男の言葉に違和感を感じるヨーダ。
「何の事じゃ・・・」
「まさか二人で来る訳無いだろう」
「!?」
「まさか仲間が居るのか!?」
「あぁ、 後から来るが・・・そろそろかな?」
「?」
遠くの空から影が見えた、 アレはシャリ王国の飛空艇!!
「ま、 まさか!!」
「そのまさかだ」
飛空艇がコンサルトに突っ込んで来た。
言葉に形容しがたき轟音を超えた轟音が鳴り響き。
コルサントが半壊した。
「さぁ戦争の時間だ」
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