爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~

Mr.後困る

文字の大きさ
上 下
250 / 355
第十二章:ヴォルフガングの願い

空に明星が輝いた

しおりを挟む
「さて・・・残りは2人、 いや3人か?」

飛んで来るカラースプレースシを聖霊で防御するヴォルフガング。

「ちぃ!!」

カラースプレーが舌打ちをする。

「「痴女か・・・」」
「誰が痴女よ!! 御洒落よ!!」
「・・・・・カラースプレーか・・・」
「早速だけど私の攻撃が防がれたって事は相当早いよ!! どうする!?」
「戦うだけだああああああああ!!」

七つのスシブレードがダーク・イタマエとヴォルフガングを襲う!!
しかし容易く回避した!! そこに7本の剣を持ったかたじん・ゐおんが突っ込んで来る!!

「何だこの化物は!!」
「貴方の聖霊とどっこいどっこいだ、 ここは任せて貰おう
寿司の呼吸・握りのネタ・握り拳!!」

回転しながらの拳がかたじん・ゐおんに突き刺さり吹き飛ばされる!!
しかし14の脚で地面にブレーキをかけて耐えた!!

「まだまだぁ!!」
「そうかならば寿司の呼吸」
「こっちを忘れてるなよ!!」

コンビーフが次々と打ち出される!!

「話にならないな、 寿司の呼吸・回転ネタ・我廻!!」

片手に包丁を持って高速回転を始めるダーク・イタマエ!!
かたじん・ゐおんにダメージを与えるとともに自分の身を守った!!

「ぐぅううう!!」
「ゐおん!!」
「だ、 だいじょうぶだぁ・・・この程度ならば・・・」
「ならばこうしよう」

ヴォルフガングがかたじん・ゐおんの頭部を思い切り聖霊で殴りつけた!!

「ぐううううううううううう!!」
「7つも頭が有るからな次々と殴ろう」
「ぐわあああああああああああああああ!!」

かたじん・ゐおんは膝をついた。

「よし、 終わりと」
「ま、 まだだ・・・」
「・・・」

ヴォルフガングは聖霊のアッパーでかたじん・ゐおんを吹き飛ばした。
ずどんと大きな音がした。

「気絶程度か、 まぁ良いか、 さっさと終わらせよう」
「くっ・・・舐めるな!!」
「その通りよ!!」

ミーアが兵達を引き連れてやって来た!!

「・・・・・ふーん・・・」
「何よ、 その顔は」
「君が持って来たそれ、 役に立つと思うの?」

ミーアが持って来た物、 それはバリスタである。
据え置き式の大型弩砲、 威力は有る、 しかし小回りが利かない。
スシブレーダーにとって時間稼ぎが出来れば良い所である。

「役に立つさ」
「ふん、 無駄な事を・・・」

そう言いながらバリスタは吐き出す矢の雨に飛び込むヴォルフガング。
無論聖霊で全ての矢を弾き飛ばしている、 圧倒的なスピードである。

「如何した? 肩慣らしにもならないぞ?」
「っ!!」

ミーア達は尚も矢を放ち続けた
飽きたのかヴォルフガングは聖霊でバリスタを次々と破壊して回った。
最後の一個を破壊した所で一息付いた。

「さてと、 では次は何だ?」
「・・・・・」

苦々しい顔をするミーナ。

「終わりならば・・・」
「まだ終わりじゃ無いさ!!」
「?」

空に明星が輝いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とあるおっさんのVRMMO活動記

椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。 念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。 戦闘は生々しい表現も含みます。 のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。 また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり 一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。 また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や 無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという 事もございません。 また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

知識スキルで異世界らいふ

チョッキリ
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

素材採取家の異世界旅行記

木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。 可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。 個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。 このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。 この度アルファポリスより書籍化致しました。 書籍化部分はレンタルしております。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

処理中です...