爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~

Mr.後困る

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第十章:大海戦

レッドVSシャル&ラルフ

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レッドとシャルとラルフの戦いが始まった。
ラルフはキュウリで巻いたシーエーチン。
シャルは卵で巻いたテッカマーズ。
対してレッドが使うのはマグロ、 では無くアカマンボウ。
マグロの代用魚である、 アルティメットマグロの下位変換。
しかしマグロよりも数が多く持てる。

アカマンボウを二個いっぺんに射出するレッド。
シャルとラルフは迎撃する。
容易く破壊に成功する。

「ふむ、 では次だ」

レッドが再度アカマンボウを射出する。
当然ながらアカマンボウは再度砕け散るが、 多少動きがマシになった。
そしてレッドは再度アカマンボウを射出する。
ここまで来てシャルとラルフは理解した
レッドは大量のアカマンボウでトライアンドエラーを繰り返しながら
戦いの中で進化するスシブレーダーなのだ!!

「本体を狙うしかない様だな!!」
「無駄だ」

追加でアカマンボウを放つレッド。
複数個のスシブレードを操るのは彼にとっては容易な事!!
更にアカマンボウは数を揃えるのが容易なのだ!!

「ふん、 ならば!!」

ラルフがシーエチンを再度手に取り射出!!
ラルフのスシブレードはバルトに頼んでウニの分量を多くする事で
軽量化に成功している、 無論カスタムしていてもその特性は変わらない。
その為、 ややスピードが速い速攻型である!!

「むっ!!」

再射出をした事でスピードが向上しアカマンボウを巧みに躱しながら
レッドの元に向かうシーエチン!!

「ならばこうだ!!」

レッドは一列横隊でアカマンボウを並べる!! その数8!!
ジュエリーボックスの様な多数で一個と扱われるスシブレードとは訳が違う!!
この数をいっぺんに操れるとは恐るべし!!

「くっ、 飛べッ!!」

空中に飛ぶシーエチン!! バルドの体験談を聞いて空中機動を出来るスシブレードが有ると知り
練習してきたのだ!! とは言えバランスを崩しスピードダウン!!
だが一列横隊は抜けた!!

「ふん!!」

レッドはシーエチンに思い切り激突した!!
シーエチンはバラバラに砕け散った!!

「な、 何だと!?」
「俺は海の男だ、 スピードが鈍ったスシブレード何て逆に返り討ちにしてくれる!!」
「・・・・・」
「ふふふ、 覚悟しろよ」
「こっちの台詞だ」
「!!」

ラルフに気を取られ過ぎたレッド!!
シャルの存在を完全に忘却していた!!
レッドの側頭部にテッカマーズが射出されレッドは吹き飛ばされた!!

「助かったぞシャル」
「構いませんよ」

何とかレッドの隙を突いてシャルとラルフは勝利を掴んだのだった!!
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