爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~

Mr.後困る

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第九章:混沌会談

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「しかしシャリーダ13世が影武者の偽物だと言う事は分かりましたけども
それが如何したと言う話にならりませんか?」

ももせが疑問を口にした。

「いえ、 今まで王家の力も有って支持がされていた筈です
弱体化は出来ると思います」
「そうでしょうか?」
「少なくとも旧鶴帝国の貴族達は王族ですら無い者に従うとは思えません」
「ですが闇寿司は力こそが全てと言う連中ですよ?
そういう身分制度とかは無視して来ると思いますし
なによりシャリーダ13世が王座から離れるとは思いません」

バルドが追従する。

「それなら内乱が起こる可能性もあります」
「内乱・・・か、 民が心配ですが・・・」
「闇寿司思想に憑りつかれた時点でもう手遅れです」
「その通りです、 皆様にはこの事実を喧伝して貰いたいと思います
そして混乱の隙にダークネスシ帝国を叩き
元のシャリ王国に戻したいと考えています」
「・・・・・そうなると元の鶴帝国の領土は如何なりますかな?」

カーターが商人の眼付になる。
ダークネスシ帝国を叩き、 打倒した後の事を考える。
聊か先走り過ぎだが、 敗北した際の時の事を考えるのは愚の骨頂。
攻める事を考える。

「領土よりも人々の事を考えましょうよ!!」

ももせは住んでいる人々の事を考える。
亡命者を受け入れるメイテイ国らしい考え方だ。

「闇寿司は滅びねばならないだろう・・・私は協力するよ」

アルフィーネは闇寿司の妥当に協力的だ。

「我が国もダークネスシ帝国に侵略されています
追い払ってくれるのならば協力は惜しみません」

レーアが発言する。

「O5-1は如何思います?」
「協力も何も私達が一番多く闇寿司と戦っている、 戦わざるを得ないだろう
しかしどの様に戦うおつもりか?」
「まずヴィネガー王子の情報を流して内乱が起きるのを待つ
大体1,2か月程待ちましょうか」
「なるほど、 それが妥当だろうか」
「その間に我々も準備をしておこうか、 マナ法国に軍隊を駐在させるが問題無いな?」

アルフィーネが提案する。
マナ法国の領土も視野に入れた提案だ。

「それなら我々も傭兵を送りましょう
同盟国にも話を付けておきますよ」

カーターも同じ腹積もりらしい。

「私達は出るであろう難民達の為にキャンプを張ります」

ももせは人道主義を貫く姿勢の様だ。

「それではみなさん、 我々の絆の力で闇寿司を打倒しようではありませんか!!」

コブが鼓舞する。

「我々の絆ってちょっと距離感間違っているぞコブ」
「え・・・そうでしたか、 それは失礼」
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