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第九章:混沌会談
大爆笑
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『あはあははっはははははははははははははあはははは!!!』
『バッカじゃねのか!? あははははははは!!』
『ひゃはははははははははははははははははははは!!』
「な、 何で笑う!? 何が可笑しい!?」
秘密の通信を行っていたバリゾーゴン。
通信相手のダースシ・ヴォルフガング、 ダースシ・ノーテン
ダースシ・オーモリから提案を爆笑と言う形で返されてしまった。
『あー・・・バリゾーゴン? お前の提案が可笑しい事は自覚しているか?』
ヘカトンケイルからも呆れられている様だ。
「何も可笑しい事は無いだろう、 現ダークネスシ帝国皇帝
シャリーラ13世への不信任案!! 奴はヘマもしているし出されても可笑しくないだろ!?
これを使えば俺達は上に上がれるんじゃねぇか!!」
そうバリゾーゴンはシャリーラ13世に不信任案を出して
皇帝の座から引きずり降ろし自分がその席に座る事を画策しているのだ。
『何で魔族なのにそういう発想がショボいのか俺には理解に苦しむね』
ダースシ・ノーテンがマグロの頭部を煙草をセットする。
彼の頭は脊髄から垂直に繋がっているので普通に煙草を銜えると
煙草の灰が顔にかかるので専用機材を使わないといけないのだ。
『全くだ、 闇のスシブレーダーならばこんな事をせずに
闇討ちなり下剋上なりをしたまえ、 その方が美しい』
ヘカトンケイルも興味無さそうに言う。
「下剋上だ・・・馬鹿じゃねぇのか?
シャリーダ13世の強さはお前達も知っているだろう?」
『そうだね、 彼は強いから僕は逆らわないよ、 じゃあね』
通信を切るダースシ・ヴォルフガング。
「あ、 おい待て!!」
『じゃあ俺も失礼するわ』
『俺もー』
『私も』
次々と通信を切るスシの暗黒卿達。
「くっそぉ!!」
通信水晶を叩き割るバリゾーゴン。
「バリゾーゴン様!! 大変です!!」
翼を生やした鳥顔の部下がバリゾーゴンの部屋に入る。
「何だ!? 騒々しい!!」
「四天王のイイッパナシ様
じゃなかったイイッパナシが兵を引き連れて此方に向かっています!!」
「な、 何だとォ!?」
バリゾーゴンが立ち上がり、 外を見る。
すると外には巨大な赤い悪魔と鳥型の魔物達の姿が!!
「間違いないイイッパナシだ!!」
「ど、 如何しますか!? 制空権は握られています!! このまま逃げますか!?」
「逃げ切れるか!? このまま迎え撃つ!! スシブレードを準備させろ!!」
「は、 はい!!」
部下が慌てて立ち去る。
「イイッパナシめぇ・・・俺が今までの俺だと思ったら大間違いだぜぇ・・・」
『バッカじゃねのか!? あははははははは!!』
『ひゃはははははははははははははははははははは!!』
「な、 何で笑う!? 何が可笑しい!?」
秘密の通信を行っていたバリゾーゴン。
通信相手のダースシ・ヴォルフガング、 ダースシ・ノーテン
ダースシ・オーモリから提案を爆笑と言う形で返されてしまった。
『あー・・・バリゾーゴン? お前の提案が可笑しい事は自覚しているか?』
ヘカトンケイルからも呆れられている様だ。
「何も可笑しい事は無いだろう、 現ダークネスシ帝国皇帝
シャリーラ13世への不信任案!! 奴はヘマもしているし出されても可笑しくないだろ!?
これを使えば俺達は上に上がれるんじゃねぇか!!」
そうバリゾーゴンはシャリーラ13世に不信任案を出して
皇帝の座から引きずり降ろし自分がその席に座る事を画策しているのだ。
『何で魔族なのにそういう発想がショボいのか俺には理解に苦しむね』
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彼の頭は脊髄から垂直に繋がっているので普通に煙草を銜えると
煙草の灰が顔にかかるので専用機材を使わないといけないのだ。
『全くだ、 闇のスシブレーダーならばこんな事をせずに
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「下剋上だ・・・馬鹿じゃねぇのか?
シャリーダ13世の強さはお前達も知っているだろう?」
『そうだね、 彼は強いから僕は逆らわないよ、 じゃあね』
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「あ、 おい待て!!」
『じゃあ俺も失礼するわ』
『俺もー』
『私も』
次々と通信を切るスシの暗黒卿達。
「くっそぉ!!」
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「バリゾーゴン様!! 大変です!!」
翼を生やした鳥顔の部下がバリゾーゴンの部屋に入る。
「何だ!? 騒々しい!!」
「四天王のイイッパナシ様
じゃなかったイイッパナシが兵を引き連れて此方に向かっています!!」
「な、 何だとォ!?」
バリゾーゴンが立ち上がり、 外を見る。
すると外には巨大な赤い悪魔と鳥型の魔物達の姿が!!
「間違いないイイッパナシだ!!」
「ど、 如何しますか!? 制空権は握られています!! このまま逃げますか!?」
「逃げ切れるか!? このまま迎え撃つ!! スシブレードを準備させろ!!」
「は、 はい!!」
部下が慌てて立ち去る。
「イイッパナシめぇ・・・俺が今までの俺だと思ったら大間違いだぜぇ・・・」
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