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第六章:ダークネス・チョコレート・オン・ザ・アイス
バルトVSやみちゃん part2
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エッグヴィーナスの回転のパワーは普段の比にならない。
これは一体如何なる理由なのか!?
勿論メンタルの部分も大きいだろう、 スシとの対話を経てメンタルが向上した
それだけの理由では無いのだ。
本陣突入直前でこんな場面が有った。
「ここが本陣か・・・それじゃあ準備するかな」
懐から白い棒状の物を取り出す。
「バルト、 それは?」
グレンが尋ねる。
「エッグヴィーナスのネタ部分です、 ここに海苔を今から巻いて行きます」
「何故?」
「戦う直前に海苔を巻くと良い感じに回るんですよ」
其れ即ち海苔のパリパリ加減と言う事だろう。
戦う直前に海苔を巻く事で海苔がしならないのだ。
もしも海苔が水分を吸っていた状態で戦っていたのならば水分を含んだ海苔は
凍り付いていた事だろう、 戦う前に九死に一生を得ていたバルト。
時間を現在に戻してやみちゃんとの戦闘シーンに戻る。
チョコソースがかかったアイスクリームは回転している。
一行にエッグヴィーナスに近付く素振りすら見せない。
「いっけえええええええ!! エッグヴィーナス!!」
エッグヴィーナスの高速回転がチョコソースがかかったアイスクリームを襲う!!
激突したチョコソースがかかったアイスクリームは大きく弾かれた!!
しかし回転が鈍くならず、 まるでダメージを受けている様には見えない!!
「これは・・・!!」
チョコソースがかかったアイスクリームの接地面が冷気で凍り付いている!!
氷により摩擦が低くなり回転力を増しながら更に回転力を強めているのだ!!
つまり攻撃を受ければ受ける程、 更に回転が増すと言う事だ!!
ならば攻めなければ良い、 という考えは無謀で有る!!
チョコソースがかかったアイスクリームの冷気は徐々に広がり
黙っていればスシブレードが凍り付いてしまう!!
攻めても相手の回転が増すだけ、 しかし攻めなければ凍り付く・・・
「ならば・・・・・!!」
バルトは更にアタックを続けた!!
当然ながらチョコソースがかかったアイスクリームの回転は更に増した!!
何と言う自殺行為!! しかしこれしか無いのだ!!
どんな時にも前に進み続けるしかない!!
「やみぃ・・・」
やみちゃんはその光景を見ていた。
何と言う光景だろうか、 例えるならば針の上を裸足で歩くような物である。
危険過ぎる行為!! 自傷行為と行って良いだろう。
しかしその攻撃に対しやみちゃんは見惚れていたと言って良いだろう。
「やみぃ・・・・・」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
尚も死闘は続く。
これは一体如何なる理由なのか!?
勿論メンタルの部分も大きいだろう、 スシとの対話を経てメンタルが向上した
それだけの理由では無いのだ。
本陣突入直前でこんな場面が有った。
「ここが本陣か・・・それじゃあ準備するかな」
懐から白い棒状の物を取り出す。
「バルト、 それは?」
グレンが尋ねる。
「エッグヴィーナスのネタ部分です、 ここに海苔を今から巻いて行きます」
「何故?」
「戦う直前に海苔を巻くと良い感じに回るんですよ」
其れ即ち海苔のパリパリ加減と言う事だろう。
戦う直前に海苔を巻く事で海苔がしならないのだ。
もしも海苔が水分を吸っていた状態で戦っていたのならば水分を含んだ海苔は
凍り付いていた事だろう、 戦う前に九死に一生を得ていたバルト。
時間を現在に戻してやみちゃんとの戦闘シーンに戻る。
チョコソースがかかったアイスクリームは回転している。
一行にエッグヴィーナスに近付く素振りすら見せない。
「いっけえええええええ!! エッグヴィーナス!!」
エッグヴィーナスの高速回転がチョコソースがかかったアイスクリームを襲う!!
激突したチョコソースがかかったアイスクリームは大きく弾かれた!!
しかし回転が鈍くならず、 まるでダメージを受けている様には見えない!!
「これは・・・!!」
チョコソースがかかったアイスクリームの接地面が冷気で凍り付いている!!
氷により摩擦が低くなり回転力を増しながら更に回転力を強めているのだ!!
つまり攻撃を受ければ受ける程、 更に回転が増すと言う事だ!!
ならば攻めなければ良い、 という考えは無謀で有る!!
チョコソースがかかったアイスクリームの冷気は徐々に広がり
黙っていればスシブレードが凍り付いてしまう!!
攻めても相手の回転が増すだけ、 しかし攻めなければ凍り付く・・・
「ならば・・・・・!!」
バルトは更にアタックを続けた!!
当然ながらチョコソースがかかったアイスクリームの回転は更に増した!!
何と言う自殺行為!! しかしこれしか無いのだ!!
どんな時にも前に進み続けるしかない!!
「やみぃ・・・」
やみちゃんはその光景を見ていた。
何と言う光景だろうか、 例えるならば針の上を裸足で歩くような物である。
危険過ぎる行為!! 自傷行為と行って良いだろう。
しかしその攻撃に対しやみちゃんは見惚れていたと言って良いだろう。
「やみぃ・・・・・」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
尚も死闘は続く。
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