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週末、ノートパソコンを持って、実家に帰った。
菜都美の離乳食とミルク持参で、篤志が運転してくれた。
実家に帰ると、何故か実家の家の鍵が開いていて、危ないからと篤志が先に家の中に入った。
その後に、菜都美を抱いて、そっと家の中を覗くと、事務所には誰もいなかった。
俺と篤志は、家の奥まで入って、誰かいないか探した。
人物はいないが、荷物が置かれていた。
誰かがいるようだ。
俺達は工場の方に行ってみた。
「勝手に触らないでください」と小野田さんが大声で叫んでいる。
工場の中にいつもと違うメンバーが二人いた。
「作業を停止、即、ここに並んでください」と俺は大声で指示を出した。
工場でいつも働くメンバーは、俺の顔を見てホッとしている。
即俺の前に集まった。
菜都美は篤志に抱っこしてもらって、部外者の二人の前に立った。
「貴方達はどこの誰ですか?ここの社長は俺です。新しく人は雇ってはいません」
新人二人は、50代くらいの男性だ。年齢的にもうちょっと行っているかもしれない。
「私達は大塚電気株式会社から派遣されてきた浅野と彼は間宮です」
「どうして大塚電気からうちに勝手に他人の家の鍵開けて、勝手に仕事をしているのですか?」
「大塚電気の社長命令です。俺達は二人とも事務仕事を47年もしてきたというのに、どうしてこの歳から肉体労働をしなくてはならないのか、さっぱり分からないのですが、行けと言われれば移動をするしかないのがサラリーマンの辛いところです」
「鍵はどこで手に入れた?」
「社長から一ついただきました。潰れそうな町工場をどうにか発展させろと命じられています」
両親の葬儀の後に、確かに社長に我が家の鍵を渡した覚えがあるが、今になって何しにやって来ているんだ?
「俺も滝川も大塚電気を退職した。その時に鍵を返してもらうのを忘れていた。俺の家族を失ったときに確かに、この工場を手助けすると言われたが、七ヶ月近く放置された工場に何の用で来た?」
「辞令を受け取ったのは、昨日だ」
「俺達も困惑している」
「困惑しているならば、今から出て行ってくれ。鍵は返してくれ」
浅野から鍵を受け取ると、工場から追い出した。
篤志が菜都美を俺に抱かせて、浅野と間宮を実家の中に入れると、篤志が二人に「荷物を持て」と命令している。
「社長に次ぎに同じことをしたら、警察に報告する。弁護士を雇って戦いのなら受けて立つと言っておけ」と言って、二人を追い出した。
「どうして今頃、大塚電気の社長が動き出したんだ?」
「まだ結婚をさせるつもりなのか?」
「執念深い」
玄関を施錠していると、篤志の家から叔父さんが歩いてきた。
「篤志、何故、社長の恩義を無下にするのだ?」
「この家は真の家だ。社長に何を言われたか知らないが、勝手に余所の家に入ってもいいと言ったのか?」
「社長とは、そういう約束だったと聞いたぞ」
「辞めた時点で、その話は破棄されたものだろう。ずっと放置していたから真は辞めると決断したんだ」
「篤志は、真君が辞めると言ったから会社を辞めたのか?」
道の真ん中で喧嘩が始まってしまった。
「あっちゃん、ちょっと落ち着いて、ここ道の真ん中だよ。近所にも聞かれる」
「そうだった。俺はちょっと実家に父親を送り届けてくる」
「そうしなよ」
「何が送り届けるだ?」
「ちょっと黙って」と言って、篤志は実家に叔父さんを引っ張っていった。
俺はその後ろ姿を見送って、工場に戻った。
皆さんは、まだ困惑した顔で並んでいた。
「皆さん、心配掛けてすみません。以前働く予定だった会社の社員でした。葬儀の時に、この工場を助けると言われたことがありました。ずっと放置だったので、すっかり忘れていました。この工場の社長は俺です。必ず守ります。安心してください。今、勤務している会社から仕事の依頼です。まだ少ないのですが、以前、お試しで作っていただいた犬のボディーを再度、依頼したいと思います。全部で9体になります。その他にカラフルな箱を10個お願いします。依頼は工場のパソコンに入れておきます。まだお試し段階ですが、上手く軌道に乗せれば、定期的に発注できるようになります。小野田さん、カラーの打ち合わせできますか?」
「できます。それにしても、社長が来てくださり助かりました。電話をするところでした」
「何かあれば、電話をください」
俺が微笑むと社員の緊張が解けたみたいで、皆、それぞれの仕事に戻って行った。
「三種類の犬を三体ずつ。色は三種類ずつでお願いします。箱ですが、AIを入れる箱です。シックな感じやポップな感じ、いろんなデザインをお願いします。データーはパソコンの中に入れました。分からないこととかありますか?」
小野田さんはパソコンの指示を見て、ペンキの色見本を見ながら、一つ一つ確かめている。
「できるだけ無駄な色分けにしてないつもりですが、箱が小さい物なので無駄だと思うでしょうが、これが商品見本になるのでお願いします」
「分かりました」
「んぱんぱんぱんぱんぱ」
菜都美が犬の人形を振り回している。
音を咄嗟に切ったので、音が鳴らないと言いたいのだろう。
俺は右手をギュッと握って、スイッチを入れた。
最初は『菜都美、いい子いい子』から始まるから、俺は菜都美の頭を撫でた。
俺の美声で歌を歌っている。
「これは?」
「AIがぬいぐるみに入っているんです。ぬいぐるみの代わりに箱をお願いしたんです。赤ちゃんから大きな子供まで使える機能をカスタマイズしてもらって、必要なAIを挿入する箱達です。種類はもっと増える可能性も出てくると思います。今回は初回発表なので、損しても得を取ります。手間でしょうが、お願いします。
「分かりました」
「仕事は順調ですか?」
「はい、変わりません」
「何か変化が出た場合は早めに知らせてください。大塚電気がおとなしく引き下がるか、ちょっと心配なので」
「分かりました」
俺は小野田さんに仕事を任せて、家の中に入って、どこか弄られてないか確認して歩いた。
菜都美を抱っこひもで抱っこして、家の中の掃除をする。
菜都美が何でも口にするから、綺麗にしておかなくては。何かあってからでは遅いので、きちんと掃除をしてから、菜都美を畳に下ろした。
「んぱんぱんぱんぱ」
「そろそろご飯の時間だよ」
「まんま」
お粥とジャガイモと玉ねぎの煮物だ。食後はオレンジジュースだ。
安井さんにベビーフードの美味しい物を教えてもらったのだ。
安全で衛生的だからと勧められた。
それから、順調に離乳食が進んでいる。
菜都美を俺の太股に座らせて支えながら、口の中に入れていく。
「美味しいか?」
「んまんま」
「まんま、美味しいな」
最後にジュースを飲ます。
ストローが上手く使えなかったが、やっと吸えるようになった。
お座りもできる。
ゴミを片付ける為に、畳に下ろすと、お座りしてハイハイしている。
素早く全部袋に入れて縛っておく。
後で仕分けるが、今は菜都美から目を離せない。
もう7ヶ月になった。
最初は産まれたばかりだったのに、もうすぐ立ちそうだ。
「菜都美、おいで。わんわんのお話しよう」
俺は絵本を見せた。
「んぱ」
タタタタとハイハイをして、俺の胡座の上に座る。
俺が読んでいく。
安井さんに指摘されたのだ。
お話を聞くだけじゃ、理解できないよ。絵本が一番なんだよと。
それから急いで本屋に走った。
たくさんの絵本を買って、読んでいると、AIが学習して、その本を読んでくれる。
AIが読んでくれているとき、菜都美は絵本を見ている。
それにしても、篤志は戻ってこない。
俺から篤志の家には行かない。戻ってくるまで待っている。
菜都美の離乳食とミルク持参で、篤志が運転してくれた。
実家に帰ると、何故か実家の家の鍵が開いていて、危ないからと篤志が先に家の中に入った。
その後に、菜都美を抱いて、そっと家の中を覗くと、事務所には誰もいなかった。
俺と篤志は、家の奥まで入って、誰かいないか探した。
人物はいないが、荷物が置かれていた。
誰かがいるようだ。
俺達は工場の方に行ってみた。
「勝手に触らないでください」と小野田さんが大声で叫んでいる。
工場の中にいつもと違うメンバーが二人いた。
「作業を停止、即、ここに並んでください」と俺は大声で指示を出した。
工場でいつも働くメンバーは、俺の顔を見てホッとしている。
即俺の前に集まった。
菜都美は篤志に抱っこしてもらって、部外者の二人の前に立った。
「貴方達はどこの誰ですか?ここの社長は俺です。新しく人は雇ってはいません」
新人二人は、50代くらいの男性だ。年齢的にもうちょっと行っているかもしれない。
「私達は大塚電気株式会社から派遣されてきた浅野と彼は間宮です」
「どうして大塚電気からうちに勝手に他人の家の鍵開けて、勝手に仕事をしているのですか?」
「大塚電気の社長命令です。俺達は二人とも事務仕事を47年もしてきたというのに、どうしてこの歳から肉体労働をしなくてはならないのか、さっぱり分からないのですが、行けと言われれば移動をするしかないのがサラリーマンの辛いところです」
「鍵はどこで手に入れた?」
「社長から一ついただきました。潰れそうな町工場をどうにか発展させろと命じられています」
両親の葬儀の後に、確かに社長に我が家の鍵を渡した覚えがあるが、今になって何しにやって来ているんだ?
「俺も滝川も大塚電気を退職した。その時に鍵を返してもらうのを忘れていた。俺の家族を失ったときに確かに、この工場を手助けすると言われたが、七ヶ月近く放置された工場に何の用で来た?」
「辞令を受け取ったのは、昨日だ」
「俺達も困惑している」
「困惑しているならば、今から出て行ってくれ。鍵は返してくれ」
浅野から鍵を受け取ると、工場から追い出した。
篤志が菜都美を俺に抱かせて、浅野と間宮を実家の中に入れると、篤志が二人に「荷物を持て」と命令している。
「社長に次ぎに同じことをしたら、警察に報告する。弁護士を雇って戦いのなら受けて立つと言っておけ」と言って、二人を追い出した。
「どうして今頃、大塚電気の社長が動き出したんだ?」
「まだ結婚をさせるつもりなのか?」
「執念深い」
玄関を施錠していると、篤志の家から叔父さんが歩いてきた。
「篤志、何故、社長の恩義を無下にするのだ?」
「この家は真の家だ。社長に何を言われたか知らないが、勝手に余所の家に入ってもいいと言ったのか?」
「社長とは、そういう約束だったと聞いたぞ」
「辞めた時点で、その話は破棄されたものだろう。ずっと放置していたから真は辞めると決断したんだ」
「篤志は、真君が辞めると言ったから会社を辞めたのか?」
道の真ん中で喧嘩が始まってしまった。
「あっちゃん、ちょっと落ち着いて、ここ道の真ん中だよ。近所にも聞かれる」
「そうだった。俺はちょっと実家に父親を送り届けてくる」
「そうしなよ」
「何が送り届けるだ?」
「ちょっと黙って」と言って、篤志は実家に叔父さんを引っ張っていった。
俺はその後ろ姿を見送って、工場に戻った。
皆さんは、まだ困惑した顔で並んでいた。
「皆さん、心配掛けてすみません。以前働く予定だった会社の社員でした。葬儀の時に、この工場を助けると言われたことがありました。ずっと放置だったので、すっかり忘れていました。この工場の社長は俺です。必ず守ります。安心してください。今、勤務している会社から仕事の依頼です。まだ少ないのですが、以前、お試しで作っていただいた犬のボディーを再度、依頼したいと思います。全部で9体になります。その他にカラフルな箱を10個お願いします。依頼は工場のパソコンに入れておきます。まだお試し段階ですが、上手く軌道に乗せれば、定期的に発注できるようになります。小野田さん、カラーの打ち合わせできますか?」
「できます。それにしても、社長が来てくださり助かりました。電話をするところでした」
「何かあれば、電話をください」
俺が微笑むと社員の緊張が解けたみたいで、皆、それぞれの仕事に戻って行った。
「三種類の犬を三体ずつ。色は三種類ずつでお願いします。箱ですが、AIを入れる箱です。シックな感じやポップな感じ、いろんなデザインをお願いします。データーはパソコンの中に入れました。分からないこととかありますか?」
小野田さんはパソコンの指示を見て、ペンキの色見本を見ながら、一つ一つ確かめている。
「できるだけ無駄な色分けにしてないつもりですが、箱が小さい物なので無駄だと思うでしょうが、これが商品見本になるのでお願いします」
「分かりました」
「んぱんぱんぱんぱんぱ」
菜都美が犬の人形を振り回している。
音を咄嗟に切ったので、音が鳴らないと言いたいのだろう。
俺は右手をギュッと握って、スイッチを入れた。
最初は『菜都美、いい子いい子』から始まるから、俺は菜都美の頭を撫でた。
俺の美声で歌を歌っている。
「これは?」
「AIがぬいぐるみに入っているんです。ぬいぐるみの代わりに箱をお願いしたんです。赤ちゃんから大きな子供まで使える機能をカスタマイズしてもらって、必要なAIを挿入する箱達です。種類はもっと増える可能性も出てくると思います。今回は初回発表なので、損しても得を取ります。手間でしょうが、お願いします。
「分かりました」
「仕事は順調ですか?」
「はい、変わりません」
「何か変化が出た場合は早めに知らせてください。大塚電気がおとなしく引き下がるか、ちょっと心配なので」
「分かりました」
俺は小野田さんに仕事を任せて、家の中に入って、どこか弄られてないか確認して歩いた。
菜都美を抱っこひもで抱っこして、家の中の掃除をする。
菜都美が何でも口にするから、綺麗にしておかなくては。何かあってからでは遅いので、きちんと掃除をしてから、菜都美を畳に下ろした。
「んぱんぱんぱんぱ」
「そろそろご飯の時間だよ」
「まんま」
お粥とジャガイモと玉ねぎの煮物だ。食後はオレンジジュースだ。
安井さんにベビーフードの美味しい物を教えてもらったのだ。
安全で衛生的だからと勧められた。
それから、順調に離乳食が進んでいる。
菜都美を俺の太股に座らせて支えながら、口の中に入れていく。
「美味しいか?」
「んまんま」
「まんま、美味しいな」
最後にジュースを飲ます。
ストローが上手く使えなかったが、やっと吸えるようになった。
お座りもできる。
ゴミを片付ける為に、畳に下ろすと、お座りしてハイハイしている。
素早く全部袋に入れて縛っておく。
後で仕分けるが、今は菜都美から目を離せない。
もう7ヶ月になった。
最初は産まれたばかりだったのに、もうすぐ立ちそうだ。
「菜都美、おいで。わんわんのお話しよう」
俺は絵本を見せた。
「んぱ」
タタタタとハイハイをして、俺の胡座の上に座る。
俺が読んでいく。
安井さんに指摘されたのだ。
お話を聞くだけじゃ、理解できないよ。絵本が一番なんだよと。
それから急いで本屋に走った。
たくさんの絵本を買って、読んでいると、AIが学習して、その本を読んでくれる。
AIが読んでくれているとき、菜都美は絵本を見ている。
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