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役所に行くと、篤志は後部座席の扉を開いた。
菜都美はまだ寝ていたが、抱っこするとしがみついてくる。
疲れたのか、まだ寝ている。
菜都美を抱っこしたまま受付に行く。
篤志が「同性婚の婚姻届をだしたいのでお願いします」と言った。
目の前の女性は、篤志の顔を見て、「格好いい」と言い頬を染めている。
一目で惚れるのが、篤志という男だ。
女たらし。
俺は目を逸らした。
「同性婚の書類ください」と篤志はちょっと声を大きくして言った。
周りにいた人達が一斉に俺達を見た。
俺は竦み上がった。
そこら中で「あの人、格好いい」「芸能人?」「同性婚だって、勿体ない」と陰口が聞こえる。
「あっちゃん、帰ろう」
「用紙をください」と言って、篤志は担当の女性の後ろにいた男性から「手続きはオンラインでできます」と言われて用紙をもらった。
「あっちゃん、ここに来る意味なかったじゃないか」
「ごめん」
篤志は俺の肩を抱くと、歩いて行く。
俺はずっと俯いていたけど、篤志はずっと顔を上げていた。
自分の意志を貫ける篤志の姿は、どこから見てもやはり格好いい。ドジだけど。
俺なんかが相手でいいのだろうかと思ってしまう。
車に戻ると、篤志は怒っていた。
「みんな真の事見ていやがった。真が可愛いのは事実だが、見世物じゃないってゆうの。投書箱に苦情の書類出してやる。俺は格好いいけど、女に面と向かって格好いいと言われると蕁麻疹が出るんだ。真より可愛い女など見たことがない。あれで女か?」
興奮して怒ってった篤志は、俯いた俺の顔を手で上げさせた。
「嫌なのか?」
俺は首を左右に振る。
「嫌ではないが、あっちゃん、俺は男だよ?それに、手続きオンラインでできるって。ちゃんと調べて連れてきてよ。俺は見られるのが不快なんだ。あっちゃんは格好いいけど、俺は少しも格好よくない。不釣り合いだと思われる」
「真、ちゃんと手続きの方法調べなくてごめん。でも、聞こえなかったのか?真のこと可愛いとか、萌えるとかもっと色々言っていた」
「そんなの聞いたって嬉しくないよ」
「それもそうだ。だが覚えておいて欲しい。真は俺だけのたったひとりの大切な人だ。誰にもやらない。どこが不釣り合いなんだ?俺にはさっぱり分からない。俺達は見世物じゃない」
「うん」
篤志は俺以上に怒っているようだった。篤志が怒ってくれているから、俺の怒りは収まってきた。
「人は人、他人が俺達の関係に文句は言えないはずだ。世間がなんと言おうが、俺達がしっかり同じ方向を見ていれば、俺達の関係は揺るぎないはずだ」
「あっちゃん好き」
俺は菜都美を抱いたまま、篤志に近づいた。
そうしたら、篤志は菜都美を抱いた俺を抱きしめてくれた。
二人の間で、菜都美がモゾモゾと動き始めた。
急いで離れたけれど、菜都美が甘えるように泣き始めた。
「菜都美、どうした?」と篤志が覗き込む。
「たぶんおしめとミルクかな?寝てたから、ミルクの時間がずれているんだ。車で、オムツの交換しよう」
「オムツ交換のマークがあったけれど、そこで交換はできないのか?」
「ピンクマークで描かれたところは、女性が授乳をしている場合があるから、痴漢だと騒がれると面倒だから、近づかない方がいい。男子トイレにオムツ交換のスペースがあれば助かるけど、今まで見たことがないから」
「子育ては女性の仕事ですって、感じだな。俺達みたいに、男同士で育児している人のことも考えて欲しいよ」
「あっちゃん、急いで車開けて」
ギャン泣きしている菜都美を篤志にあずけて、後部座席の俺がいつも使っているところに、バスタオルを広げて、おしめとお尻ふきを出すと、篤志と場所を交換して、菜都美は椅子の上で横にした。
急いでオムツ交換をして、ギャン泣きしている菜都美を篤志に預けて、俺はミルクを作る。
熱湯でミルクを溶かしているから、出来上がったミルクは熱々で、まだ飲めない。
「トイレで冷やしてくる」
「急いで、転ぶなよ」
「うん」
俺は急いで、トイレに向かう。
トイレは地下駐車場にはなくて、一階にあるようだ。
騒がれた場所だから、正直、行きたくないけれど、ミルクを冷まさないと菜都美が泣いている。
階段で急いで一階まで上がって、トイレに入っていく。
水道でミルクを冷ましていると、トイレに人が入ってきて、俺は後ろで結んでいる髪ゴムを解いた。
それだけで、俺の顔は見えなくなる。
「さっきのマジでゲイなのかな?めっちゃイケメンと可愛い子犬みたいな男だったよな。赤ん坊を抱っこしていたけど、二人の赤ん坊なのか?」
「子犬みたいな子が、赤ん坊を生んだのか?」
「どこから産むんだよ?」
「うんこと一緒に生まれてくるんじゃないか?」
「そうだよな?挿入するところもうんこが出てくるところだし」
何人いるんだろう?
気持ちが悪い。
ミルクはまだ熱い。
聞きたくない。
まだ俺達を侮辱している。
あっちゃん、助けて。
駄目だ、俺は菜都美のために強くならなくちゃ。
菜都美の父親なんだから。
「そこにいるの、さっきの子犬の子じゃないか?顔を隠しているけど」
「なあ、ゲイのセックスって気持ちいいのか?」
「どうやって、子供産んだの?」
俺は唇を噛みしめて、水をたくさん出して、哺乳瓶を冷やす。
水しぶきが、男の誰かにかかったみたいだ。
「おい!冷たいだろう?」
男の一人が、俺の髪を掴んで引っ張った。目が合って、俺はミルクを守るように抱えた。
「可愛い顔してるな。一回やらせろ」
男の手が俺のベルトに触れた。
その手を払いのけて。
「嫌だ」
俺はトイレから逃げ出した。
走る俺の後ろを、男達が追いかける。
「あっちゃん、助けて」
車に凭れていた篤志が、菜都美を抱いたまま、走ってくる。
「おまえ達、何をした?」
「何もしてないよ」
「もう行こうぜ」
男達が去って行った。
怖かった。
「おい」と篤志が呼ぶと、男達は振り向いた。その瞬間、篤志はスマホで写真を写した。
「今度、俺の伴侶に何かしたら、この写真持って、警察に行くからな」
「おい、消せよ」
「消さない。俺の大切な伴侶が泣いているんだ。何かをしたのだろう。今から警察を呼んでも構わないぞ」
「もう行こうぜ」と言って、男達は去って行った。
俺は篤志の足下にズルズルと座り込んだ。
怖かった。
「何をされたんだ?」
「襲われるかと思った。大丈夫、俺は菜都美の父親なんだから」
「全然、大丈夫じゃないじゃないか」
「こんなこと、あっちゃんに頼らないで、自分でどうにかしないと、菜都美に危害が及ぶから。俺は強くならなくちゃ」
菜都美はギャン泣きで、俺は立ち上がると、死守したミルクを篤志に手渡した。
「真があげろよ。こんなに泣いてたら、俺じゃ無理だよ」
俺は尻の埃を払って、後部座席に座った。
ミルクを受け取って、椅子の横に置くと、菜都美を受け取った。
「菜都美、遅くなって、ごめんね」
「ひっく、あう、ふぇーん・・・」
菜都美は泣きすぎて、身体が震えている。
哺乳瓶の先端を、唇にあてて、少しミルクを出すと、菜都美は舌でミルクを舐めて、俺にしがみついてくる。
そっとミルクを与えたら、泣きながら、ミルクを飲んでいる。
一生懸命にミルクを飲む姿を見ていたら、ホッとしてしまった。
ホッとしたら、涙が勝手に流れていく。
篤志が、菜都美ごと俺を抱きしめてくれる。
「これから、ミルクを冷ましに行くのは俺の仕事にする」
俺は首を振るが、篤志は涙が止まらない俺に、何度もキスをくれる。
「怖い思いはさせない」
俺は頷いた。
ゴムを外した髪を篤志が指先で梳いてくれる。
俺は心が弱すぎるんだ。
もっと強くなりたい。
菜都美はまだ寝ていたが、抱っこするとしがみついてくる。
疲れたのか、まだ寝ている。
菜都美を抱っこしたまま受付に行く。
篤志が「同性婚の婚姻届をだしたいのでお願いします」と言った。
目の前の女性は、篤志の顔を見て、「格好いい」と言い頬を染めている。
一目で惚れるのが、篤志という男だ。
女たらし。
俺は目を逸らした。
「同性婚の書類ください」と篤志はちょっと声を大きくして言った。
周りにいた人達が一斉に俺達を見た。
俺は竦み上がった。
そこら中で「あの人、格好いい」「芸能人?」「同性婚だって、勿体ない」と陰口が聞こえる。
「あっちゃん、帰ろう」
「用紙をください」と言って、篤志は担当の女性の後ろにいた男性から「手続きはオンラインでできます」と言われて用紙をもらった。
「あっちゃん、ここに来る意味なかったじゃないか」
「ごめん」
篤志は俺の肩を抱くと、歩いて行く。
俺はずっと俯いていたけど、篤志はずっと顔を上げていた。
自分の意志を貫ける篤志の姿は、どこから見てもやはり格好いい。ドジだけど。
俺なんかが相手でいいのだろうかと思ってしまう。
車に戻ると、篤志は怒っていた。
「みんな真の事見ていやがった。真が可愛いのは事実だが、見世物じゃないってゆうの。投書箱に苦情の書類出してやる。俺は格好いいけど、女に面と向かって格好いいと言われると蕁麻疹が出るんだ。真より可愛い女など見たことがない。あれで女か?」
興奮して怒ってった篤志は、俯いた俺の顔を手で上げさせた。
「嫌なのか?」
俺は首を左右に振る。
「嫌ではないが、あっちゃん、俺は男だよ?それに、手続きオンラインでできるって。ちゃんと調べて連れてきてよ。俺は見られるのが不快なんだ。あっちゃんは格好いいけど、俺は少しも格好よくない。不釣り合いだと思われる」
「真、ちゃんと手続きの方法調べなくてごめん。でも、聞こえなかったのか?真のこと可愛いとか、萌えるとかもっと色々言っていた」
「そんなの聞いたって嬉しくないよ」
「それもそうだ。だが覚えておいて欲しい。真は俺だけのたったひとりの大切な人だ。誰にもやらない。どこが不釣り合いなんだ?俺にはさっぱり分からない。俺達は見世物じゃない」
「うん」
篤志は俺以上に怒っているようだった。篤志が怒ってくれているから、俺の怒りは収まってきた。
「人は人、他人が俺達の関係に文句は言えないはずだ。世間がなんと言おうが、俺達がしっかり同じ方向を見ていれば、俺達の関係は揺るぎないはずだ」
「あっちゃん好き」
俺は菜都美を抱いたまま、篤志に近づいた。
そうしたら、篤志は菜都美を抱いた俺を抱きしめてくれた。
二人の間で、菜都美がモゾモゾと動き始めた。
急いで離れたけれど、菜都美が甘えるように泣き始めた。
「菜都美、どうした?」と篤志が覗き込む。
「たぶんおしめとミルクかな?寝てたから、ミルクの時間がずれているんだ。車で、オムツの交換しよう」
「オムツ交換のマークがあったけれど、そこで交換はできないのか?」
「ピンクマークで描かれたところは、女性が授乳をしている場合があるから、痴漢だと騒がれると面倒だから、近づかない方がいい。男子トイレにオムツ交換のスペースがあれば助かるけど、今まで見たことがないから」
「子育ては女性の仕事ですって、感じだな。俺達みたいに、男同士で育児している人のことも考えて欲しいよ」
「あっちゃん、急いで車開けて」
ギャン泣きしている菜都美を篤志にあずけて、後部座席の俺がいつも使っているところに、バスタオルを広げて、おしめとお尻ふきを出すと、篤志と場所を交換して、菜都美は椅子の上で横にした。
急いでオムツ交換をして、ギャン泣きしている菜都美を篤志に預けて、俺はミルクを作る。
熱湯でミルクを溶かしているから、出来上がったミルクは熱々で、まだ飲めない。
「トイレで冷やしてくる」
「急いで、転ぶなよ」
「うん」
俺は急いで、トイレに向かう。
トイレは地下駐車場にはなくて、一階にあるようだ。
騒がれた場所だから、正直、行きたくないけれど、ミルクを冷まさないと菜都美が泣いている。
階段で急いで一階まで上がって、トイレに入っていく。
水道でミルクを冷ましていると、トイレに人が入ってきて、俺は後ろで結んでいる髪ゴムを解いた。
それだけで、俺の顔は見えなくなる。
「さっきのマジでゲイなのかな?めっちゃイケメンと可愛い子犬みたいな男だったよな。赤ん坊を抱っこしていたけど、二人の赤ん坊なのか?」
「子犬みたいな子が、赤ん坊を生んだのか?」
「どこから産むんだよ?」
「うんこと一緒に生まれてくるんじゃないか?」
「そうだよな?挿入するところもうんこが出てくるところだし」
何人いるんだろう?
気持ちが悪い。
ミルクはまだ熱い。
聞きたくない。
まだ俺達を侮辱している。
あっちゃん、助けて。
駄目だ、俺は菜都美のために強くならなくちゃ。
菜都美の父親なんだから。
「そこにいるの、さっきの子犬の子じゃないか?顔を隠しているけど」
「なあ、ゲイのセックスって気持ちいいのか?」
「どうやって、子供産んだの?」
俺は唇を噛みしめて、水をたくさん出して、哺乳瓶を冷やす。
水しぶきが、男の誰かにかかったみたいだ。
「おい!冷たいだろう?」
男の一人が、俺の髪を掴んで引っ張った。目が合って、俺はミルクを守るように抱えた。
「可愛い顔してるな。一回やらせろ」
男の手が俺のベルトに触れた。
その手を払いのけて。
「嫌だ」
俺はトイレから逃げ出した。
走る俺の後ろを、男達が追いかける。
「あっちゃん、助けて」
車に凭れていた篤志が、菜都美を抱いたまま、走ってくる。
「おまえ達、何をした?」
「何もしてないよ」
「もう行こうぜ」
男達が去って行った。
怖かった。
「おい」と篤志が呼ぶと、男達は振り向いた。その瞬間、篤志はスマホで写真を写した。
「今度、俺の伴侶に何かしたら、この写真持って、警察に行くからな」
「おい、消せよ」
「消さない。俺の大切な伴侶が泣いているんだ。何かをしたのだろう。今から警察を呼んでも構わないぞ」
「もう行こうぜ」と言って、男達は去って行った。
俺は篤志の足下にズルズルと座り込んだ。
怖かった。
「何をされたんだ?」
「襲われるかと思った。大丈夫、俺は菜都美の父親なんだから」
「全然、大丈夫じゃないじゃないか」
「こんなこと、あっちゃんに頼らないで、自分でどうにかしないと、菜都美に危害が及ぶから。俺は強くならなくちゃ」
菜都美はギャン泣きで、俺は立ち上がると、死守したミルクを篤志に手渡した。
「真があげろよ。こんなに泣いてたら、俺じゃ無理だよ」
俺は尻の埃を払って、後部座席に座った。
ミルクを受け取って、椅子の横に置くと、菜都美を受け取った。
「菜都美、遅くなって、ごめんね」
「ひっく、あう、ふぇーん・・・」
菜都美は泣きすぎて、身体が震えている。
哺乳瓶の先端を、唇にあてて、少しミルクを出すと、菜都美は舌でミルクを舐めて、俺にしがみついてくる。
そっとミルクを与えたら、泣きながら、ミルクを飲んでいる。
一生懸命にミルクを飲む姿を見ていたら、ホッとしてしまった。
ホッとしたら、涙が勝手に流れていく。
篤志が、菜都美ごと俺を抱きしめてくれる。
「これから、ミルクを冷ましに行くのは俺の仕事にする」
俺は首を振るが、篤志は涙が止まらない俺に、何度もキスをくれる。
「怖い思いはさせない」
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