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6 神様から求愛されて困っています
3 龍之介様と結ばれました
しおりを挟む抱えられて、ぴょんと飛んできたのは花姫の生る木の見える座敷だった。
龍之介は慎重に神域であるその場所に何重にも結界をかけた。
「先に唯を抱きたい」
唯は頬を染めて頷いた。
「できるだけ、痛くないようにしてください」
「愛らしいことを」
突然現れる布団にも驚かない。
花姫の生る木に生っている実は、かなり大きくなってきた。
「ここでするの?」
花姫の生る木には、たくさんの花姫の亡骸が撒かれている。
なんだか申し訳ないような気持ちになる。
「ここは聖域だ。俺しか入れない」
その部屋には襖がない。
花姫の生る木と万年桜が額縁に納まったように見える。
口づけを交わし、龍之介の霊気が体の中に入ってくる。龍之介の霊気は、気持ちがいい。
体の奥から痺れるように、力が抜けていく。すべてを投げ出し捧げたくなる。
「唯、身を委ねていろ」
唯は頷く。
胸を愛撫されて、口に含まれる。
揉まれるたびに、大きくなっていくような気がする。
ピンクの花のような乳輪が、色づいていく。ツンと立った乳首が花心のようだ。
舌と指で転がされている。
龍之介は唯から花姫の結界を外した。
ぎゅっと乳を搾るように揉まれると、ツンと起った乳首からは花の蜜が流れてくる。
龍之介はその蜜を舐める。
花の香りが強くなる。
万年桜が花を付け始めた。
「ああ。龍之介様」
搾られるたびに、腰が揺れる。
「甘い蜜だ」
甘い蜜をすすりながら、龍之介は唯の膣に指を入れて、膣口を柔らかくしていく。
凜とその先を守るようにある処女膜を宥めるように、愛撫し霊気を注いでいく。
膣から流れてくる愛液も、甘い香りをさせている。
「龍之介様、体が熱いです」
「乱れても良いぞ」
「胸がとけそう」
チューッとジュースを吸うように胸を吸われて、蜜が大量に出てきた。吸われてない方の胸から、蜜が流れ落ちていく。
龍之介は唇を徐々に下へとずらしていき、禁忌の膣口に口づけした。
「甘い味だ」
結婚するまで守らなければならない処女膜を舌で突く。
「怖いです」
「もう、結婚したぞ」
「はい」
舌が膣の甘い蜜を舐めながら強い霊気で麻痺させている。
「俺を受け入れてくれ」
「好きです。龍之介様」
人の大きさよりも大きな塊が、唯の処女膜を裂いた。
「あああああ!」
体を仰け反らせ、唯はあまりの痛さに失神した。
「唯、目を覚ませ」
体に霊気を注いでいると、唯の目が開いた。
「痛むか?」
「痛くありません」
「俺の大きさだ。慣れてくれ」
足を大きく広げ、唯の膣を抽挿する。
体が揺さぶられ、胸から蜜が流れ落ちていく。
部屋の花の香りが濃くなっていく。
「龍之介様、気持ちがいいです」
大きな楔に貫かれ、唯の瞳はとろんとしている。
唯の膣が痙攣を起こしている。搾り取られるように龍之介は膣に射精した。凄まじい霊気に唯の頬は色づく。
抱きついてくる唯を抱きしめながら、龍之介は子宮口を開きその奥へと入って行った。膣と子宮が一直線に繋がり、龍之介は性器のすべてを挿入した。子をなす子宮も使い、唯の体で快感を得ている。体が仰け反るほど突き上げられ、唯はうっとりとしている。
「気持ちが良いか?」
「とてもいいです」
また凄まじい霊気を注がれ、唯の胸から蜜がたらたらと流れていく。
性器を挿入したまま、龍之介は唯の胸を舐める。口に含みながら、唯の左右の卵管や卵巣を長く延ばした触覚で舐めていく。そこに卵がないか確認した。今日も卵は流れてこなかった。性器を抜くと、唯の初めての証が流れてくる。
龍之介は、たった一度しか味わえない、その証もすべて舐めていく。
甘くて極上な花姫の蜜だ。
唯は疲れて眠りかけている。
胸の蜜もすべて舐めて、唯の体を清めていく。
いったん解放した、唯の花姫の力を封印していく。
部屋に漂う甘い香りで、万年桜は満開になっていた。
散らせるのも惜しくて、唯を腕に抱いたまま花見をする。
この神聖な屋敷にも部屋にも何十にも結界を張ったので、唯の花姫の霊気は外には出ていないはずだ。
「唯にこの花を見せてやりたいな」
龍之介は万年桜の花を散らせることができなかった。
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