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2   高校に行けるんですか?

9   お尻が痛いなんて恥ずかしいよ

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 翌朝、唯は目を覚ましたが、体を動かすことはできなかった。

 体中が痛むし、龍之介を受け入れたお尻が痛くてお茶を飲むために体を起こすこともできなかった。

 達樹がストローを買ってきてくれお陰で、横になったままお茶を飲むことができた。

 熱もなかなか下がらず、唯は布団の中で泣いていた。


「唯様、すぐに体は癒えますから」

「お尻が痛くて動けないなんて、恥ずかしい」

「命を助けていただいたのですよ」

「そうだけど、初めてがお尻なんて、悲しすぎるよ」

「木の肥やしにされてしまいます」

「それもいや」

 さめざめと泣いていると、達樹の声がした。

「青龍様がお越しです」

 襖が開けられ、龍之介が泣いている唯のそばに寄ってきた。

「龍之介様」

 唯は痛む体を起こそうとしたが、痛くてやはり起きられない。

「そのままでよい」

「すみません」

 龍之介が唯の布団の横に座ると、みのりと達樹は部屋か出ていった。

「唯、痛むか?」

「はい、とても痛いです」

 龍之介は唯の体を横向きに寝かせると、掌でお尻に触れる。

「龍之介様、なにをなさるんですか?」

「痛みを取ってやる。じっとしていろ」

「はい」

「本当は舐めてやる方が痛みは癒えるが、唯は嫌がるだろう?」

「舐められるなんて嫌です」

 龍之介が笑った。

「唯はウブだな」

「龍之介様、からかわないでください」

「唯が可愛くて、また抱きたくなってきた」

「駄目です。お尻が痛くて動けないのに」

「まだ痛むか?」

「あれ?」

 唯は体を動かしてみた。

「痛くありません」

 唯は仰向けに寝かされた。

 寝間着の着物を脱がされていく。

「龍之介様、何をなさるのですか?」

「唯を抱く」

「木の肥やしになってしまいます」

 唯は慌てて、龍之介を止める。

「木の肥やしにはさせない」

「龍之介様」

 龍之介の唇が触れて、舌を絡め合う。

 清々しいほどの霊気が流れ込んでくる。

 体を愛撫されるのは初めてだ。

 胸に触れられ揉みし抱かれる。

 唇が徐々に下に降りてくる。

 胸を舐め、胸の尖りに歯を立てられて、初めて感じる体のしびれに、体が震える。


「唯はどこも甘いな」

「龍之介様、いけません」

 両手で胸を揉まれて、唯はきょとんと首を傾けた。

 もともと唯の胸は小さい。両手で掴めるほどの大きさはない。


「あれ?」

「どうした唯」


 唯は自分の胸に触れた。

 龍之介が笑っている。


「胸が大きくなっている?」

「俺に抱かれれば、体も変わるだろう」

「そうなんですか?」

「もっと大きくしてやろうか?」

「いいえ、私は普通でいいです」

「謙虚だな」

 足を大きく開かれて、抱え上げられる。

「龍之介様っ」

 何をされるのかドキドキしていると、龍之介は唯の膣口に触れた。

「青波の気配がするな」

「最初に触れられました」

「あの医者は処女の体に触れるのを趣味にしているからな」

 突然、膣口を口に含まれて、唯はびくりと体を震わせた。

「あああっ、龍之介様、おやめになってください」

 羞恥と初めて感じる快感に、美しい白銀の髪に指を絡める。

 いつの間にか、体中の痛みも取れていた。

 龍之介の舌先が膣の中に入ってくる。

 体の奥まで舌が入ってくる。

 膣の中が舐められていく。

(舌が長いの?神様だから人とは違うの?)

「龍之介様、おかしくなります」

 舌で抽挿され、唯は初めて膣でイった。

 濃い甘い香りが部屋の中に満ちていく。

「あああん!」

 唯の膣が龍之介の舌を締め付けている。

 唯の両足が龍之介を挟み込んでいる。その華奢な足を、龍之介は撫でながら、また開かせていく。


 膣の痙攣が治まると、龍之介はもっと奥へと舌を進める。

「龍之介様、お腹が変です」

 子宮の中まで舐められていく。

 熱い舌が体中を這う。

 いつの間にか、唯はうっとりと気持ちよさそうに、体を投げ出していた。

「ぁぁぁ、龍之介様、気持ちがいいです」

 瞳は虚ろになり、唇は花が綻ぶように開かれている。
 
 子宮内を舐めと卵管を通って、卵巣へ。左右の卵管と卵巣も、優しく愛撫されていた。

 ゆっくり舌が体の奥から出て行く。

 いつの間にか、龍之介は禁忌の処女膜を舐めていた。

 唯の秘めた場所から青波の霊気を無くし、すべてを龍之介の霊気に変えた。

 薄い膜を破らないように、優しく舐めると、舌を体内から出して、うっとりしている唯の後孔に舌先を挿入していった。

 痛みはもうないだろうが、唯の内壁に麻酔をかけるように舐めていく。

 奥まで舐めると、龍之介は唯の中から舌を抜いた。

 麻酔をかけられたように、力が抜けた唯の後孔に龍之介は、自身の性器を入れていった。

「ああああっ!」

 唯の体が仰け反る。

「痛い、痛いです」

 霊力で麻酔をかけても、龍之介を受け入れるのは痛いのだろう。

 まだ早いとわかっていても、一度知ってしまった快感を忘れることはできない。

 神の身でも、色香には弱い。

 好きな女の体を抱きたいと思うのは、神であっても本能だ。

 突き上げるたびに、花の香りが舞う。

「龍之介様」

「唯、愛している」

「私も愛しています」

 人外の楔を華奢な体で受け止めて、唯は健気にしがみついてくる。


「お腹が熱いです」

 唯がお腹を抱えている。

 直腸より先に進み、腸の奥の方で射精した。

 すさまじい霊気を受け止めて、唯は失神した。

 一滴たりと青龍の霊力を無駄にしたくはなかった。

 体の奥に射精したので、精液はこぼれてはこない。

 唯の体を抱き上げて、額にも触れる。

 高かった熱も下がっていく。

「唯、目を覚ませ」

 長い髪を梳き撫でていると、唯の瞼が開いた。

「龍之介様」

 裸のままで抱かれていて、唯は胸を隠す。

 胸に谷間ができたことに、唯が驚いていると、龍之介が笑いながら、唯に顔を近づけた。

「今日は痛くはないだろう?」

 唯は抱きかかえられたまま、体を動かし頷いた。

「唯、俺に花姫の蜜をくれるか?」

「はい。どうするのかわかりませんが」

 龍之介は唯の胸を揉みながら先端を吸った。

「あああん」

 乳首から何かが出てきた。

 もう片方の胸も同じように揉むと、乳首から何かが出てきて飲まれた。最初に揉まれた乳首からは、甘いにおいのする蜜が勢いよく出てきて、龍之介の着物に吸い込まれていった。

「開通させた。これからは唯の蜜をいつでも吸える」

「今のが花姫の蜜ですか?」

「そうだ」

 言いながら、唯に口づけをする。

 龍之介の口からは甘い味がした。

「これからは、毎日、抱こう。唯の蜜も飲めるし、唯の霊力も強くなるだろう」

「龍之介様、胸から蜜が出るなんて、恥ずかしいです」

「胸だけではないぞ、膣も尻も全部甘い」

「もう、言わないでください」

 唯は頬を赤らめて、龍之介のあぐらの上で、龍之介に抱きついた。



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