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2   アナルの調教なんてお断りします

5   御曹司が守君に嫉妬しています

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 亜梨子が目を覚ますと、膣から棒が抜けていく。
「亜梨子。お疲れ様」
「終わったの?」
 手と足の拘束を解いてやると、亜梨子はホッとしたような顔をした。
「今度は後ろからするから。うつ伏せになって」
「まだするの?」
「実験だからね」
「わかった」
 検体に拒否権はない。
 いったん体を起こして、ベッドの上で体の向きを変える。
「今度は毛布を抱きしめていて」
 丸めた毛布をベッドの上に置くと、亜梨子が不思議そうに見た。
「後ろから入れるの?」
「できるだけ足を開いて、お尻を上げていて」
「もうお嫁に行けないわ」
 亜梨子は毛布に顔を埋めると、できるだけ腰をあげた。
「もうちょっと開くから」
 誉は、亜梨子の足を開いて、挿入可能の位置にさせた。
 亜梨子は毛布に顔を埋めて、声を殺して泣いている。
 誉は急いで検査室に戻ると、末長の横に並んで座った。
『入れるよ』
 返事はなかったが、守君を操作する。
「後ろからだと、処女のままでは危ないな。真下から入れないと傷つける」
 守君が警告のランプで知らせている。
「後方挿入禁止だな」
「このまま尻に入れるぞ」
「痛くないようにしてやってくれ」
「おまえ、襲ってないだろうな?」
「さあ?」
 末長は誉の頭を小突く。
「一度くらい抱かれても、尻はそんなに変わらない」
 守君の手を変えて、亜梨子のお尻に潤滑剤を吹きかけ先端を挿入する。
「いやっ」
 亜梨子の華奢な体が強ばり震えている。
「ベッドから落ちないかな?」
「心配なら、毛布の代わりに抱きしめてやれば」
「そうする」
 いったん守君の楔を引き抜くと待機した。
「亜梨子、僕につかまっていなさい」
 毛布をどけて、誉はベッドに上がった。
「僕にしがみついて」
「うん」
 涙目の亜梨子の手が、腰に回る。
 お尻を上げさせ、足を開かせると、守君が亜梨子の後孔へ入っていった。
「ああああん」
 守君のアタッチメントの先に着いたものは、男性器を模したものだ。
 処女用ではなく一般的な大きさなので、苦しいのだろう。
 腰に回された手が力を込めてしがみついてくる。
「痛いよ」
「潤滑剤入れてやって」
「今、入れてる」
「亜梨子、もうちょっと頑張って」
「うん」
 守君の動きがスムーズになった。
「あああんっ」
 守君に犯されて、亜梨子が誉にしがみつき悶えている。
「僕が入れたいよ」
「いやっぁぁ、ああん」
 悶え動く体を押さえながら、誉は守君に嫉妬していた。

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