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1   社長の御曹司に迫られています

8   秘密の実験室で

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 優しい人だと思ったのに。
 好きだと思ったのに。
 翌朝出された服はミニのナース服だった。
「お尻が見えちゃう」
 少しでも屈んだら下着が見えてしまう。下着どころか・・・。
 今回は下着も出されていた。
 紐パンツだ。パンツと呼べるのかわからない。ただの紐だ。
『陰毛を剃ってきてくれ』
 指示書の最後に書かれて、カミソリと手鏡が置かれていた。
「信じられない」
 指示書を手で握りつぶして、更衣室で屈み込んで、ずいぶん悩んだ。
 直通電話が鳴って、電話に出ると『早く来てくれ』と末長が不機嫌な声を出した。
 仕方なく、指示通り陰毛を剃り、鏡で剃り残しがないか確認した。
 女の子の部分が丸見えだ。
(恥ずかしい。こんなの小学生の低学年以来か?辞めたい。やっぱり辞めたい。こんな仕事、辞めたい)
 頭を抱えていると、また電話が鳴った。
 出ないでいると、誉が扉から入ってきた。
「どうした?着替えができないのか?」
「どう見たら、パンティーに見えるんですか?」
 亜梨子は紐になっているパンティーを見せた。
 誉は紐を受け取ると、器用にパンティーの形に変えた。
「これなら履けるだろう」
「もう泣きたい」
 今日はもう一つ指示が出されていて、髪型はツインテールと書かれていた。白衣と同色のピンクのリボンがついていた。
 低い位置で結った髪を引っ張られる。
「もっと高い位置で結んでくれ、片方のゴムを抜くと、髪を高い位置に持って行かれる。
「わかりました」
 パンツを受け取って、それを履くと、鏡の前で髪を梳かす。
「待ってるから、早くおいで。残業はしたくはないんだ」
「わかりました」
 亜梨子には逃げ出す場所はない。
 お金も家もない。
 保証人になってくれる人もいない。
 ここで頑張るしかない。
 高い位置で結び直して、リボンの位置も綺麗に整える。
「信じられない」
 幼く見える自分が、鏡に映っている。
 まるで幼女だ。
 似合わないと思っていたが、似合っているところがまた気に入らない。


 優しい人だと思ったのに、指示は鬼畜だった。
 亜梨子はその姿で写真を撮られ、ベッドに上がるように指示を出された。
『胸の下までファスナーを下ろして』
 マイクの指示通りファスナーを下ろすと、誉が部屋に入ってきた。
 ブラジャーに触れると、胸の前面がぱかりと開いて、乳輪と乳首が見えてしまう。
 恥ずかしい。
 咄嗟に両手で胸を覆う。
「どうするつもり?」
「ちょっと触るよ」
 隠した両手を剥がされて、乳首の先端に洗濯ばさみのようなクリップをつけられた。
 キュッと摘ままれて、少し痛い。
「痛い?」
「少し痛いです」
「我慢できる程度だね?」
「うん」
「横になって」
「はい」
 亜梨子はベッドに横になると、両手両足をベッドに拘束された。
「何をするの?」
「実験だよ」
 誉はしっかり拘束すると、部屋を出て行った。
 胸がピリピリしてくる。
「胸が変です」
『痛みと気持ちよさの間を教えて』
「そんなことわからない」
 振動がだんだん強くなる。
 昨日、誉に胸を揉まれたり吸われたり、摘ままれたことを思い出した。
 お腹の中がきゅっと収縮する。
 少しずつ振動しているピリピリ感が痛みに変わった。
「痛い」
『少し戻すよ』
 ピリピリ感が弱くなり、クリップに挟まれる力加減が変わった。
「うん、これくらい」
 誉が摘まんだ強さだ。
『OK!亜梨子。もう一度、してみるから教えて』
「うん」
 ピリピリ感がなくなり、少しずつ強くなって、亜梨子が止めた位置で止まった。
『ここでいい?』
「うん。ここは痛くない」
 少し強くされ、「痛い」と言った。
 誉が部屋に入ってくる。
「お疲れ。微妙な感覚までは、僕たち男にはわからないんだ」
 そう言いながら、クリップを外してくれる。
 頭には脳波を取るための電極がつけられ、手首から心電図も取られている。
「次は何するの?」
「昨日と同じ検査をするよ」
「うん」
 なんとなくそう思っていた亜梨子は、頷いて目を閉じた。
「好きなようにして。拒んだってされるんでしょ?」
「そうだね」
 誉は亜梨子の頬にキスをして、部屋を出て行った。
 ベッドが形を変えていく。
(また守君と性交するのね。私)
 まんこ丸出しで、機械が肌を押してくる。
 処女膜をいっぱいに開かれ、「痛い」と声を上げた。
『もう一回試すから、また教えて』
 膣の中に入った筒が大きくなっていく。
「痛いってば」
 敏感なところを弄られて、苛立ってくる。
『OK!亜梨子』
「これから挿入するけど、何種類かアタッチメントを変えるから、どれが一番いいか教えて」
「もう、早く終わって」
 NOは許されない。
(私は人形、私は人形・・・)
 体の中に棒が入ってきた。
 幾つかの指のような棒が胸を押し上げ、乳首を摘まむ。
「いや、そこいや」
 一つの棒がクリトリスに振れて、振動してきた。
 体をよじりながら、体の奥を突かれる。
「あああっ」
 棒はくねりながら振動して前後運動もする。
 昨日より激しい。
 AIの守君に抱かれて、亜梨子は絶頂を迎えた。
 呼吸が乱れて、細い棒を締め付けていた。
 締め付けが緩まる頃、ゆっくり棒が出て行く。
「亜梨子、続けていい?」
「うん。早く終わりたい」
 誉が挿入の棒を変えている。
 また膣の中に棒が入ってきた。
 膣口は痛くない。
 くねり方が変わった。ビリビリ痺れるような感じがする。
「マッサージみたいね」
 ビリビリ痺れるような感じの棒が、奥を突きだした。
 激しく突き出すと、ビリビリ感は感じなくなった。
 AIが学習しているのか、亜梨子の弱い場所を重点的に突かれて、やっぱり棒を締め付けて、イク。締め付けているとピリピリと痺れる感じが体中に伝わってくる。
(これはこれで気持ちがいい)
 ピリピリと痺れる感じが消えて、ただの棒は出て行く。
 誉が入ってきて、亜梨子の顔を覗き込んだ。
「続けていいか?」
「感想はどうやって伝えるの?」
「口で言うのが恥ずかしかったら、レポートにしてくれてもいい」
「わかった、続けて」
 誉は挿入の棒をまた変えた。
「亜梨子、愛しているから」
(愛してる?どこが?)
「私を抱くのは守君よ」
「僕は本気だよ」
「知らない」
 亜梨子は目を閉じた。
『誉、出てこい。続けるぞ』
 マイクから末長の声がした。
 亜梨子の頬にキスをして誉は出て行った。
 機械が動き始める。胸を揉み先端に刺激を与え、クリトリスに振動が伝わる。
 それだけで変な気分になってくる。
 静かに棒が入ってきた。
 今度は暖かい。
 人肌より少し熱く感じる。
 うねっていた棒は、突然動きを変えた。まるで奥を叩くように突き上げてくる。
「あっ」
 体がひくっと飛び上がった。
 亜梨子の一番感じる場所に、ぶつけるみたいに勢いよく突く。
 ゆっくりだった突きが、早くなってくる。
 まるでビービー玉を連射されているような感じだ。
 打たれすぎて、痛くなってくる。
「これ痛い」
 ピタッと動きが止まった。
『突きが強すぎる?』
「うん。鉄砲で撃たれてるみたい」
 棒が出て行く。
 亜梨子は目を閉じた。
 狭い膣が、細い棒に絡みついている。
 確かに満たされていても、満たされてなくても欲しくなる物だ。
 亜梨子はまだ守君に抱かれて二日目だが、処女なのに奥に欲しくなる。
 長い物があったら、入れてみたい。
 入れて、突いてみたい。
 知らない間は、欲しくなかったのに、快感を知ってからは、中に入れていたい。
 棒が抜けて、ベッドが元の位置に戻ると、亜梨子の拘束も解けた。
「お疲れ様」
 誉は亜梨子の体から、心電図測定の装置を取り、頭から脳波の機械を外していく。
(終わった)
 ホッとしていると、誉が亜梨子の顔を覗き込んできた。
「なに?」
「もう一個、これは試して感想を聞いてみたい。自分で入れてみて」
 手渡されたのは長細い形をして、楕円の玉だ。玉からシリコンの紐が出ている。少し重い。
「膣力を鍛えるためのバイブレーターだ。中に挿入して、遠隔で操作できる。好きなパターンと強さを教えてくれるか?あとは使用感かな」
「これを入れるの?」
「そうだよ」
 人差し指のサイズだ。
「今日の検査はレポートを書くか、教えてくれるか、どっち?」
「どっちも良かったけど。最初方が、自然に気持ち良くなれた。二つ目は動かさないで入れてる時の方が気持ちいい。体までマッサージされているみたいだった。三つ目は温かさがよかった」
『了解』
 マイクを通して末長の声がした。
「トイレを済ませたら、それを挿入して昼食まで過ごしてくれ」
「何をしていてもいいの?」
「着替えて散歩をしてきてもいい。バイブの音は聞こえないはずだ」
「私、処女なのに、だんだんエッチな体にされていくみたい」
『誉、ちょっと来て』
 末長が検査室から誉を呼んだ。
「ちょっと待っててね」
「はい」
 人差し指大のバイブは赤に近いピンク色をしていた。
 スイッチを入れると、手の上でうねり震えている。音は、誉が言ったように、ほとんどしない。
 扉が開いて誉が入ってきた。
「亜梨子、もう一個、これを胸につけて」
 わたされたのは胸を隠すための、シリコンでできたニップルのようだ。
 ただ普通のニップルではなく、乳首部分が出ている。
「これにもリモコンがついてる。気持ちがいいか試してみて」
「うん」
 誉はむき出しになった胸にそれを貼って、取り外したブラジャーを元通りに戻した。
「お昼は食堂で一緒に食べるか?」
「食堂はいくらするの?」
「そのカードを見せたら、食べられる。亜梨子のカードは優遇されている」
「それなら食堂で食べる」
「お昼になったら連絡するから、スマホを持って行けよ」
「連絡先交換してないのに、どうして知ってるの?」
「履歴書に書いてあっただろう?」
「ああ、そっか」
 誉はニコリと笑うと、亜梨子を抱きしめた。
「辛い検査をさせてすまない。亜梨子を愛しているから」
「うん」
(もう聞き流そう)
 亜梨子はそっと誉の胸を押した。
(愛ってなに?好きな人にこんなことできる?住み込みで食事付きの仕事はないかな?)
 亜梨子は空いた時間に、仕事を探そうと考えていた。
 この仕事は精神的に辛い。
「着た服は更衣室のカゴの中に入れておいて」
「わかりました」
 亜梨子は頭を下げて、検査室を出て行った。
 トイレで手を洗って、用を足した後に、バイブレーターを入れようとした。
 いつもは陰毛で隠れていたそこが、幼児のようにつるりとして丸見えだ。
(恥ずかしいわ。全部、見せてしまった)
 検査室から、亜梨子を見ている二人は、亜梨子のそこを見て、どう思ったのだろう?
 でも、拒否はできない。
 お金もないし、行くところもない。
 この会社で検体になるしかお金を稼ぐ手立てがない。
 仕方なく、ピンクのローターを膣に入れて、指で押し込む。
 守君に犯されたばかりのそこは、濡れて柔らかい。
 初めて入れる膣の中は、暖かく、しっとり指に絡みつく。
 中は広く感じるが、入り口が狭い。
 そっと指を抜くと、指は濡れていた。
 トイレットペーパーで指を拭い、トイレから出て手を洗う。
 少し歩いただけなのに、膣の中でローターが動く。
(お腹に力を入れておかないと、落ちてきそう)
 バイブレーターのスイッチを入れると、その場に屈み込んでしまった。
「あっ」
 お腹の中で振動してうねる、感じる場所を刺激する。
 顔が熱くなる。
 刺激が強すぎる。ダイヤルで強さを弱くすると、動けるようになった。
 でも、バイブレーターを入れたら、満たされた気持ちになれた。
(私、処女なのに淫乱だわ。淫らな体にされてく)
 胎内に欲しい。
 もう自覚してしまった。
 機械の守君と性交して、体が快感を覚えてしまった。
 胸のバイブレーターのスイッチも入れた。
 ピリピリと乳首を刺激する。
 別のスイッチを入れると、今度はきゅっと締め付けてきた。
「あんっ」
 亜梨子はまた屈み込んだ。
 昨夜、誉に胸の先端を摘ままれた感じに似ている。
 スイッチを切ると、動きが止まった。
(入れっぱなしで散歩に出るなんて無理よ)
 ずっとトイレにいるのも、誰かが入ってきそうで不安になって、亜梨子は亜梨子の更衣室に走って行った。
(まずは着替えよう。紐だけの下着も超ミニスカートのナース服も恥ずかしい。高い位置のツインテールも恥ずかしい)

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