上 下
19 / 46
第一章までの主な登場人物・地名・用語

主な登場人物①

しおりを挟む
 神崎千穂実かんざきちほみ

 主人公。おうぎ高校に通う高校二年生。美術部員。自宅・学校共に舞翔まいしょう市内。
 アメコミヒーローものが大好きで、他にもアクションものや格ゲーも好き。
 世間を賑わす仮面のヒーローに憧れていた。夏休みのある日、フォーアイドゴブリンに殺されかけたところを、仮面のヒーロー・シルバーブレットに助けられて以来、彼の相棒サイドキックになるべく体力作りに励み、護身術も習い始める。
 シルバーブレットと再会すると、半ば強引にサイドキックとなる。
 家族は両親、兄。

年齢:17
身長:161
体重:44.5
血液型:A
髪:茶色(地色)のセミロング
一人称:わたし
趣味:アメコミ、ゲーム(特に格闘)
好き:アメコミヒーローもの、アクションも
   の、ゲームセンター
嫌い:凶悪犯罪を二次元コンテンツのせいに
   する奴


 シルバーブレット

 四月のある日を境に、浜波はまなみ市と舞翔市内で目撃されるようになった謎のヒーロー。大小様々な事件を解決したり食い止めている。
 全身黒ずくめで、銀色の蔦のような模様が描かれた、目元以外を覆う白地のシンプルなフルフェイスマスクを装着している。
 実は異世界の住人であり、各異世界間を自由に移動出来る特殊能力がある。
 以前から因縁のある悪党ヴィラン四人が、ある目的から千穂実たちの暮らす世界に移動したため、元の世界に生きたまま送還あるいは始末するために後を追って来た。
 口数が少なく無愛想。喋るのは苦手らしい。

年齢:不明
身長:180
体重:不明
血液型:不明
髪:栗色の短髪
一人称:私
趣味:不明
好き:不明
嫌い:不明


 緑川里沙みどりかわりさ

 千穂実の親友でクラスメート。美術部副部長。
 基本的に人見知りせず、誰に対しても初対面から親しげ。
 自宅は浜波市内にあり金持ちだが、本人はそんな雰囲気を感じさせない(小遣いは月五千円)。
 クラスメートの八神礼人やがみれいとを勝手に〝レイトン君〟と呼ぶ。また彼に好意を寄せているようだが、本人は否定している。
 祖父母と両親の五人で暮らしている。親戚が多く、全体的に仲は悪くない。

年齢:17
身長:158
体重:秘密! (チホミンよりは重い……)
血液型:AB
髪:黒色のポニーテール
一人称:あたし
趣味:ウィンドウショッピング
好き:甘口カレー、洋菓子、礼人(違うって!)
嫌い:意地悪な人、煙草、パクチー


 緑川家

 先祖代々、市議会議員や実業家、医者、作家、画家、俳優などなど、様々な職業に就く人間を輩出している名家だが、実は元々シルバーブレットたちが暮らす世界の出身。大昔に、何らかの理由でこちら側の世界に移住して来たらしい。
 世間には秘密でシルバーブレットの後援バックアップをしている。


  八神礼人

 千穂実と里沙のクラスメートで、席は千穂実の右斜め前。帰宅部。
 運動能力に優れ、容姿も悪くないため女子生徒からの人気が高い(座学は普通)。
 何やら秘密が……?


 フォーアイドゴブリン

 ある目的のため、異世界から千穂実たちが暮らす世界にやって来たヴィラン。目が四つある。
 人や動物などが、無意識にフォーアイドゴブリンから遠ざかるよう仕向けられる特殊能力を持つ。
 偶然出会った千穂実を身勝手な理由から殺害しようとするが、シルバーブレットに始末された。


 キラーダンサー

 他の三人のヴィランと共にこちら側の世界にやって来たが、早々にシルバーブレットに捕まり、強制送還されている。


 神崎俊也としや

 千穂実の兄で大学生。東京で一人暮らし。


 山之内詩音やまのうちしおん

 千穂実と里沙の後輩。美術部員。


 沢田さわだ

 古典教師。最近性格が豹変?

 
 第二のヒーロー

 シルバーブレットの後から現れた謎のヒーロー。
 上下ジャージ姿で頭にターバンのように布を巻き、目には黒いヒーローマスクを装着。長い棒を武器にしている。


 シャドウウォーカー

 逃亡中のヴィラン。
 厄介な男で、シルバーブレットとは因縁が深いようだ。
 

 ニムロッド

 逃亡中のヴィラン。魔法や特殊能力は使用出来ないが、侮れないらしい。


 ムー・メイ

 〝無明石むみょうせき〟という、どんな願いでも叶えてくれる特殊な石が体に埋め込まれた、かなりの希少種である精霊。
 シャドウウォーカーたちは、この精霊を探して千穂実たちの世界にやって来た。
 

しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

エルフは住処を探してる!〜アイルランドから来たエルフは只今ホームシック(T-T)です〜

麻麻(あさあさ)
キャラ文芸
これはエルフの女の子がひと夏、「懐かしい」を探す 為に旅をする話。 2024年、アイルランドのエルフの郷は隕石により消滅した。 エルフのエルシーは幼なじみの男の子アルヴィンと安全な国、日本に高校生として暮らす。 エルシーの事が好きなソータや、魔導書がない生活を不満にしていたが、グリーンの写真集とエックスの写真家souが彼女の癒しになっていた。  「家はあるけど家じゃない」とエルシーは孤独を感じていた。 しかしソータと仲良くなり、ソータは夏休みに長野の写真撮影旅行にエルシーを誘う。 エルシーは彼に世界旅行の提案をすがー。 これはエルフの少女の成長記

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

式鬼のはくは格下を蹴散らす

森羅秋
キャラ文芸
陰陽師と式鬼がタッグを組んだバトル対決。レベルの差がありすぎて大丈夫じゃないよね挑戦者。バトルを通して絆を深めるタイプのおはなしですが、カテゴリタイプとちょっとズレてるかな!っていう事に気づいたのは投稿後でした。それでも宜しければぜひに。 時は現代日本。生活の中に妖怪やあやかしや妖魔が蔓延り人々を影から脅かしていた。 陰陽師の末裔『鷹尾』は、鬼の末裔『魄』を従え、妖魔を倒す生業をしている。 とある日、鷹尾は分家であり従妹の雪絵から決闘を申し込まれた。 勝者が本家となり式鬼を得るための決闘、すなわち下剋上である。 この度は陰陽師ではなく式鬼の決闘にしようと提案され、鷹尾は承諾した。 分家の下剋上を阻止するため、魄は決闘に挑むことになる。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは

竹井ゴールド
ライト文芸
 日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。  その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。  青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。  その後がよろしくない。  青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。  妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。  長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。  次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。  三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。  四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。  この5人とも青夜は家族となり、  ・・・何これ? 少し想定外なんだけど。  【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】 【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】 【2023/6/5、お気に入り数2130突破】 【アルファポリスのみの投稿です】 【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】 【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】 【未完】

下っ端妃は逃げ出したい

都茉莉
キャラ文芸
新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりーー 庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになる。 そんな鈍臭い妃の一人たる私は、偶然後宮から逃げ出す手がかりを発見する。その手がかりは府庫にあるらしいと知って、調べること数日。脱走用と思われる地図を発見した。 しかし、気が緩んだのか、年下の少女に見つかってしまう。そして、少女を見張るために共に過ごすことになったのだが、この少女、何か隠し事があるようで……

処理中です...