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第二章
05 灯台下暗し
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「四時半過ぎだが、どうする?」
公園を出ると、冷司はまだ明るい空を見上げながら口を開いた。
「今からコンビニ行っても構わないぞ」
「いや、今日はもういい。そろそろ帰ろうかな」
「そうか。じゃあ家まで送るよ。というか、俺が付いていきたいんだ。駄目か?」
「駄目じゃねーよ。行こうぜ」
二人と入れ違いに、黒い学ランの男子と、グレーのチェック柄スカートの女子が公園に入っていった。九斗は振り返って見やると、口元に手を当て小声で、
「何処の高校だろ」
「……わかんねえけど、女の子の方はデザイン的に私立っぽいな」
冷司はほんの僅か──少なくとも九斗には気付かれない程度──に眉をひそめた。
「気になるのか? 今の子が」
「ほら、カップルっぽかったろ? オレたちみてぇに、ベンチ座って手ぇ握ったりすんのかなって」
「あ、そっち?」
「そっちって?」
冷司は答えず小さく笑うと、公園の出入口まで戻り、そっと中を覗いた。
「お、おい冷司……」九斗は後ろから囁き、袖を引っ張って止めた。「いいって。やめろって」
直後、冷司の顔から表情が消えた。そして素早く身を翻すと、九斗の腕を掴んで歩き出した。
「……え、おい、どうした」
しばらく進んでも無言のままの恋人に不安を覚え、九斗は恐る恐る尋ねた。
「なあ、何があったんだよ」
「いやー、まあ……ね」
「まあねって、え──」
歩きながら、九斗は公園の方へ振り返った。名前のわからない野鳥の囀りが聞こえる以外は静かだ。
「何だよ……な、何を見たんだ?」
「早い」
「え?」
「お前にはまだ早い……早いんだよああいうのは……お前に穢れてほしくねえからさ……」
正面を向いたまま、半ば独り言のようにぶつぶつ呟く冷司の様子に、九斗はそれ以上聞き出そうとするのをやめた。
アパートの前まで到着すると、共用出入口から九斗の知る人物が出て来た。
「お、東堂さんだ」
東堂は九斗に気付くと小さく手を挙げた。「やあ」
「こんにちはっす!」
三人は接近すると、誰からともなく足を止めた。東堂に急いでいる様子はなく、襟のよれたグレーの五分袖Tシャツに色褪せたジーンズ、サンダルというラフな格好だ。
「お友達かい?」
「っ、そうっす! 中学からの親友っす!」
一瞬迷ったが、九斗は笑顔で半分嘘を吐いた。
「どうも、二階に住んでいる東堂です」
「……はじめまして。槙屋、です……」
──ヤベェ、やっぱ怒ったかな……。
普段と変わらず明るいトーンの東堂に対して、冷司はどことなくぎこちない。ちらりとでも表情を窺いたかったが、気まずくて目をやる事が出来ない。
「一緒に遊んできた帰りかい?」
「そうっす、冷司の家で。割と近所なんっすよ」
「へえ、そうなんだ。じゃあよく会うんだ?」
「よく会う……ああ、そういやほとんど毎日っすね。高校もクラスが同じで」
「おお、いいねいいね!」
「にゃはははは!」
少々無理に笑いながら、九斗はやっと隣の恋人をちらりと見やった。冷司に笑顔はなく、何か言いたそうに中途半端に口を開いたまま東堂を凝視している。
「……あー、前からちょっと聞きたかったんすけど! 東堂さんって体鍛えてます……よね?」
「うん、まあちょっとした筋トレならね」
「おお、やっぱり! 何かそんな感じがしたんすよ。朝も毎日走ってるんすか?」
「いや、休みの日に早起き出来た時だけ。この間も久し振りだったんだよ」東堂は照れ臭そうに笑った。「だから途中で疲れちゃってさ。歩く方が長かったかも」
「でも続けられるのは凄いっすよ! なあ冷司!」
冷司はゆっくり九斗の方を向くと、額に手を当てて盛大に溜め息を吐いた。
──そ、そんな露骨に機嫌悪くすんなよ……!
冷司にしては珍しい態度であり、だからこそ九斗は内心かなり焦った。二人切りの時ならまだしも、東堂に嫌な思いをさせるわけにもいかない。
「えっ、と。じゃあオレたちはこれで──」
「なあ九斗」
「な、何だ?」
冷司の手が九斗の肩に置かれた。
「何でそんな冷静なんだ?」
「れ、冷静って──」
「というか、全然気付いてないだろお前! 鈍過ぎるだろ!!」
「……は?」
ぽかんと口を開く九斗の近くで、東堂もきょとんとしている。
冷司は再び溜め息を──先程よりも小さいが──吐くと、東堂に向き直った。
「トウドウさん、とおっしゃいましたよね。失礼ですが、一〇年くらい前までどんなお仕事をされていましたか?」
「え、何だよ冷司いきなり」
冷司は言葉ではなく、呆れたような目で応えた。
──な、何なんだよぉホントによぉ!?
「あー、もしかしてマキヤ君……昔のおれの事知ってる?」
「はい。めちゃくちゃ驚きましたよ、まさか近所に、しかも恋──親友と同じアパートに住んでいたなんて」
「え~っマジか! おれもビックリなんだけど! 大して売れなかったおれを、君みたいな若い子が知っているなんてさ!」
興奮気味の東堂が心底嬉しそうに目を輝かせると、冷司はやっと笑顔を見せた。
「え? は? んん?」
状況が飲み込めず、九斗は二人を交互に見やった。
「えーっと、冷司……オレにもわかるように説明してくれ」
「ああわかった。頭だけじゃなくて目と記憶力もちょっと悪くなったらしい九斗君に、冷司君がとってもわかりやすく教えてあげよう」
「む! だからゴリラボーイとか言うな!」
「いやそんな事は言ってないぞ!? とうとう耳までやられたか」
「何おう!?」
東堂が豪快に笑い出した事で、もうしばらく続きそうだった二人の戯れ合いは中断された。
「マキヤ君、どうしておれを?」
「それはですね……なあ九斗、東堂さんの顔、改めてよぉ~く見てみなよ」
「む?」
本人の意思とは裏腹に鋭い印象を与えがちな九斗の目と、対照的に柔和な印象を与えるのが容易いであろう、東堂の奥二重の垂れ目がかち合った。
「ついさっきまで、画面越しに何回も目にしていただろ?」
「画面越し……」
呆けたように呟きながら、遠慮なく東堂の顔を見据えていた九斗の脳裏に、一人の若い男の顔が浮かんだ。
「……ああっっ!?」
雷に打たれたような衝撃を受け、九斗は大声を上げずにはいられなかった。
「し、俊だ! 『バトルサイキッカー俊』じゃねーか!!」
無精髭を生やし髪型も異なり、加齢によるシミや皺こそ増えているが、目の前の歳上の知人は、鬼村喬その人だった。
「おおっ、おれの記念すべき初主演作品じゃないか。いやぁよく知ってるね! 再放送とかしてた? ああ、今はネットで簡単に見付かるか」
「そうです、全話ネットで観ました。元々俺が原作のゲームのファンで」
衝撃を受けたまま固まっている九斗に代わり、冷司が答えた。
「でも、九斗の方がすっかり気に入っちゃったんですよ」
「そうだったのか。うわぁ~スゲェ嬉しいな!」
アパートから出て来た宅配業者の男性が、すれ違いざま三人をチラリと見やり、小走りで去っていった。
「あー、ここでずっと立ち話も何だから、君たちさえ良ければ、場所を変えてもうちょっと話さない?」
「いいですよ。なあ?」
東堂の少々遠慮がちな提案を快諾すると、冷司はすっかり静かになっている隣の恋人を見やった。
「あ、駄目だこいつ石化状態です」
「主人公がそうなると問答無用でゲームオーバーだったよね、確か」
「そうです、一発アウトです」
冷司と東堂は、顔を見合わせて笑った。
公園を出ると、冷司はまだ明るい空を見上げながら口を開いた。
「今からコンビニ行っても構わないぞ」
「いや、今日はもういい。そろそろ帰ろうかな」
「そうか。じゃあ家まで送るよ。というか、俺が付いていきたいんだ。駄目か?」
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二人と入れ違いに、黒い学ランの男子と、グレーのチェック柄スカートの女子が公園に入っていった。九斗は振り返って見やると、口元に手を当て小声で、
「何処の高校だろ」
「……わかんねえけど、女の子の方はデザイン的に私立っぽいな」
冷司はほんの僅か──少なくとも九斗には気付かれない程度──に眉をひそめた。
「気になるのか? 今の子が」
「ほら、カップルっぽかったろ? オレたちみてぇに、ベンチ座って手ぇ握ったりすんのかなって」
「あ、そっち?」
「そっちって?」
冷司は答えず小さく笑うと、公園の出入口まで戻り、そっと中を覗いた。
「お、おい冷司……」九斗は後ろから囁き、袖を引っ張って止めた。「いいって。やめろって」
直後、冷司の顔から表情が消えた。そして素早く身を翻すと、九斗の腕を掴んで歩き出した。
「……え、おい、どうした」
しばらく進んでも無言のままの恋人に不安を覚え、九斗は恐る恐る尋ねた。
「なあ、何があったんだよ」
「いやー、まあ……ね」
「まあねって、え──」
歩きながら、九斗は公園の方へ振り返った。名前のわからない野鳥の囀りが聞こえる以外は静かだ。
「何だよ……な、何を見たんだ?」
「早い」
「え?」
「お前にはまだ早い……早いんだよああいうのは……お前に穢れてほしくねえからさ……」
正面を向いたまま、半ば独り言のようにぶつぶつ呟く冷司の様子に、九斗はそれ以上聞き出そうとするのをやめた。
アパートの前まで到着すると、共用出入口から九斗の知る人物が出て来た。
「お、東堂さんだ」
東堂は九斗に気付くと小さく手を挙げた。「やあ」
「こんにちはっす!」
三人は接近すると、誰からともなく足を止めた。東堂に急いでいる様子はなく、襟のよれたグレーの五分袖Tシャツに色褪せたジーンズ、サンダルというラフな格好だ。
「お友達かい?」
「っ、そうっす! 中学からの親友っす!」
一瞬迷ったが、九斗は笑顔で半分嘘を吐いた。
「どうも、二階に住んでいる東堂です」
「……はじめまして。槙屋、です……」
──ヤベェ、やっぱ怒ったかな……。
普段と変わらず明るいトーンの東堂に対して、冷司はどことなくぎこちない。ちらりとでも表情を窺いたかったが、気まずくて目をやる事が出来ない。
「一緒に遊んできた帰りかい?」
「そうっす、冷司の家で。割と近所なんっすよ」
「へえ、そうなんだ。じゃあよく会うんだ?」
「よく会う……ああ、そういやほとんど毎日っすね。高校もクラスが同じで」
「おお、いいねいいね!」
「にゃはははは!」
少々無理に笑いながら、九斗はやっと隣の恋人をちらりと見やった。冷司に笑顔はなく、何か言いたそうに中途半端に口を開いたまま東堂を凝視している。
「……あー、前からちょっと聞きたかったんすけど! 東堂さんって体鍛えてます……よね?」
「うん、まあちょっとした筋トレならね」
「おお、やっぱり! 何かそんな感じがしたんすよ。朝も毎日走ってるんすか?」
「いや、休みの日に早起き出来た時だけ。この間も久し振りだったんだよ」東堂は照れ臭そうに笑った。「だから途中で疲れちゃってさ。歩く方が長かったかも」
「でも続けられるのは凄いっすよ! なあ冷司!」
冷司はゆっくり九斗の方を向くと、額に手を当てて盛大に溜め息を吐いた。
──そ、そんな露骨に機嫌悪くすんなよ……!
冷司にしては珍しい態度であり、だからこそ九斗は内心かなり焦った。二人切りの時ならまだしも、東堂に嫌な思いをさせるわけにもいかない。
「えっ、と。じゃあオレたちはこれで──」
「なあ九斗」
「な、何だ?」
冷司の手が九斗の肩に置かれた。
「何でそんな冷静なんだ?」
「れ、冷静って──」
「というか、全然気付いてないだろお前! 鈍過ぎるだろ!!」
「……は?」
ぽかんと口を開く九斗の近くで、東堂もきょとんとしている。
冷司は再び溜め息を──先程よりも小さいが──吐くと、東堂に向き直った。
「トウドウさん、とおっしゃいましたよね。失礼ですが、一〇年くらい前までどんなお仕事をされていましたか?」
「え、何だよ冷司いきなり」
冷司は言葉ではなく、呆れたような目で応えた。
──な、何なんだよぉホントによぉ!?
「あー、もしかしてマキヤ君……昔のおれの事知ってる?」
「はい。めちゃくちゃ驚きましたよ、まさか近所に、しかも恋──親友と同じアパートに住んでいたなんて」
「え~っマジか! おれもビックリなんだけど! 大して売れなかったおれを、君みたいな若い子が知っているなんてさ!」
興奮気味の東堂が心底嬉しそうに目を輝かせると、冷司はやっと笑顔を見せた。
「え? は? んん?」
状況が飲み込めず、九斗は二人を交互に見やった。
「えーっと、冷司……オレにもわかるように説明してくれ」
「ああわかった。頭だけじゃなくて目と記憶力もちょっと悪くなったらしい九斗君に、冷司君がとってもわかりやすく教えてあげよう」
「む! だからゴリラボーイとか言うな!」
「いやそんな事は言ってないぞ!? とうとう耳までやられたか」
「何おう!?」
東堂が豪快に笑い出した事で、もうしばらく続きそうだった二人の戯れ合いは中断された。
「マキヤ君、どうしておれを?」
「それはですね……なあ九斗、東堂さんの顔、改めてよぉ~く見てみなよ」
「む?」
本人の意思とは裏腹に鋭い印象を与えがちな九斗の目と、対照的に柔和な印象を与えるのが容易いであろう、東堂の奥二重の垂れ目がかち合った。
「ついさっきまで、画面越しに何回も目にしていただろ?」
「画面越し……」
呆けたように呟きながら、遠慮なく東堂の顔を見据えていた九斗の脳裏に、一人の若い男の顔が浮かんだ。
「……ああっっ!?」
雷に打たれたような衝撃を受け、九斗は大声を上げずにはいられなかった。
「し、俊だ! 『バトルサイキッカー俊』じゃねーか!!」
無精髭を生やし髪型も異なり、加齢によるシミや皺こそ増えているが、目の前の歳上の知人は、鬼村喬その人だった。
「おおっ、おれの記念すべき初主演作品じゃないか。いやぁよく知ってるね! 再放送とかしてた? ああ、今はネットで簡単に見付かるか」
「そうです、全話ネットで観ました。元々俺が原作のゲームのファンで」
衝撃を受けたまま固まっている九斗に代わり、冷司が答えた。
「でも、九斗の方がすっかり気に入っちゃったんですよ」
「そうだったのか。うわぁ~スゲェ嬉しいな!」
アパートから出て来た宅配業者の男性が、すれ違いざま三人をチラリと見やり、小走りで去っていった。
「あー、ここでずっと立ち話も何だから、君たちさえ良ければ、場所を変えてもうちょっと話さない?」
「いいですよ。なあ?」
東堂の少々遠慮がちな提案を快諾すると、冷司はすっかり静かになっている隣の恋人を見やった。
「あ、駄目だこいつ石化状態です」
「主人公がそうなると問答無用でゲームオーバーだったよね、確か」
「そうです、一発アウトです」
冷司と東堂は、顔を見合わせて笑った。
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