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余談
おまけ 5
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…そして放課後。
「じゃあ海ん家に行くか」
「だな」
「お、海原の家行くのか?面白そうだな」
帰りのホームルームが終わると柴田と藤原が来て駒込が反応する。
「お前も来るか?」
「俺とイノは部活があるからパス。部活が無い時に誘ってくれ」
「おう。頑張れよ」
「委員長はどうする?」
俺の誘いに駒込は申し訳なさそうに断るので応援の言葉をかけると藤原が飯島を誘う。
「え?あ、今日は塾があるから…ごめん」
「マジかー…沼内は?」
「今日父さんが居ないから無理。母さんが『一人じゃ不安だ』とか心配性でうるさくて…ごめん」
「…みんな結構忙しいんだな」
「な。逆に暇な俺らがちょっとアレやわ…」
飯島と沼内に断られ、俺が意外に思いながら言うと柴田が微妙な顔で呟く。
「まあいいや。じゃあいつものメンツで行くか」
「そだな。他の奴らは用があるんだからしょうがない」
藤原が気を取り直したように言うと柴田が賛同してカバンを持つ。
「んじゃ、行くか」
「「おう」」
女子達も帰り仕度が済んだようなので俺が合図をして家まで案内する事に。
ーーーーーー
学校近くのバス停でバスに乗って15分ぐらいで降り…そこから歩く事、約5分後。
「ココ。このアパートが俺の家」
「へー…意外と良い建物だな」
「近くにスーパーもあるし、立地も良さそう」
俺が住んでる二階建てのアパートに到着して指差しながら教えると柴田が建物を褒め、住吉が周りを見ながら言う。
「101から205の全10部屋あるんだけど…今8人しか居ないから2部屋空いててな。永江、お前は隣の102号室使っていいぞ」
「うむ。助かる」
「「…は?」」
俺は自分の住んでる部屋である101号室に向かいながら説明すると永江がお礼を言い…
女子達はポカーンとした反応をして柴田と藤原の不思議そうな反応での言葉が被る。
「この101が俺の部屋」
「待て待て待て!いや、ちょっと待て!」
「説明してくれよ説明!おめー、どういう事?もしかしてこの建物全部がお前の家って事?」
俺の部屋へと案内すると柴田がツッコミ、藤原もツッコむように疑問を聞いてきた。
「いや?この土地とアパート自体は確か爺さんの名義だったはず。とりあえずは爺さんの物だな」
「マジで!?お前の爺ちゃんそんな金持ちなの!?」
「…ココらへんって住宅街だから土地建物だけで結構な額にならねー?」
「まあとりあえず入れよ」
俺が否定しながら所有者の事を教えると柴田が驚き、藤原も驚きながら周りを見るので俺は部屋のドアの鍵を開けて中へ入るよう促す。
「お邪魔しまーす」
「お邪魔します」
「…お邪魔…します…」
「お、おお…」
すると女子達が真っ先に部屋の中に入って行って柴田と藤原はついて行くように最後に入ってドアを閉める。
「へー…中、結構広いな。1LDKぐらいあんじゃね?」
「こんなアパート持ってるって事はやっぱ金持ってんの?」
柴田が間取りを見ながら意外そうに聞くと藤原はニヤニヤ笑いながら下世話な事を尋ねてきた。
「爺さんは大企業の元社長で今は会長だったらしいからかなりの金持ちじゃねーかな?」
「「マジ!?」」「「「ホントに!?」」」
俺の思い出すような返答に永江と高木を除くみんなが食いつくような反応をする。
「じゃあお前将来社長の後継ぎって事か?」
「だからこんな一人暮らししてんの?」
「いやいやまさか。そもそも一人暮らしじゃねーし」
「…もしかしてお父さんとかお母さんは別の部屋に?」
「このアパート全体で暮らしてるってこと?」
藤原と柴田の問いに俺が否定すると深山と斉藤が疑問を聞き…
「海兄ただいまー…あれ?友達?」
俺が答えようと口を開くと丁度いいタイミングで弟の一人がドアを開けて帰宅の挨拶をして、みんなを見て不思議そうに尋ねた。
「おう、お帰り」
「海にぃ遊びに行って来ていいー?」
「遅くなるなよ」
「海お兄ちゃん、友達連れて来たんだけど…部屋に入れて良い?」
「良いけどあんまり騒いだり散らかしたりするなよ」
…一人が帰宅すると次々と妹や弟達が帰宅の報告と確認をしてくる。
「…お前…こんな弟とか妹がいっぱいいたの?」
「初耳やわー…ってかてっきりお前一人っ子だと思ってたのに…意外過ぎる」
「まあみんな腹違いだけどな」
「「…は?」」「「「「え?」」」」
藤原が驚いたように確認すると柴田も驚きながら言うので誤解とか勘違いされないように教えると…
永江以外のみんなの反応と言葉が被った。
「じゃあ海ん家に行くか」
「だな」
「お、海原の家行くのか?面白そうだな」
帰りのホームルームが終わると柴田と藤原が来て駒込が反応する。
「お前も来るか?」
「俺とイノは部活があるからパス。部活が無い時に誘ってくれ」
「おう。頑張れよ」
「委員長はどうする?」
俺の誘いに駒込は申し訳なさそうに断るので応援の言葉をかけると藤原が飯島を誘う。
「え?あ、今日は塾があるから…ごめん」
「マジかー…沼内は?」
「今日父さんが居ないから無理。母さんが『一人じゃ不安だ』とか心配性でうるさくて…ごめん」
「…みんな結構忙しいんだな」
「な。逆に暇な俺らがちょっとアレやわ…」
飯島と沼内に断られ、俺が意外に思いながら言うと柴田が微妙な顔で呟く。
「まあいいや。じゃあいつものメンツで行くか」
「そだな。他の奴らは用があるんだからしょうがない」
藤原が気を取り直したように言うと柴田が賛同してカバンを持つ。
「んじゃ、行くか」
「「おう」」
女子達も帰り仕度が済んだようなので俺が合図をして家まで案内する事に。
ーーーーーー
学校近くのバス停でバスに乗って15分ぐらいで降り…そこから歩く事、約5分後。
「ココ。このアパートが俺の家」
「へー…意外と良い建物だな」
「近くにスーパーもあるし、立地も良さそう」
俺が住んでる二階建てのアパートに到着して指差しながら教えると柴田が建物を褒め、住吉が周りを見ながら言う。
「101から205の全10部屋あるんだけど…今8人しか居ないから2部屋空いててな。永江、お前は隣の102号室使っていいぞ」
「うむ。助かる」
「「…は?」」
俺は自分の住んでる部屋である101号室に向かいながら説明すると永江がお礼を言い…
女子達はポカーンとした反応をして柴田と藤原の不思議そうな反応での言葉が被る。
「この101が俺の部屋」
「待て待て待て!いや、ちょっと待て!」
「説明してくれよ説明!おめー、どういう事?もしかしてこの建物全部がお前の家って事?」
俺の部屋へと案内すると柴田がツッコミ、藤原もツッコむように疑問を聞いてきた。
「いや?この土地とアパート自体は確か爺さんの名義だったはず。とりあえずは爺さんの物だな」
「マジで!?お前の爺ちゃんそんな金持ちなの!?」
「…ココらへんって住宅街だから土地建物だけで結構な額にならねー?」
「まあとりあえず入れよ」
俺が否定しながら所有者の事を教えると柴田が驚き、藤原も驚きながら周りを見るので俺は部屋のドアの鍵を開けて中へ入るよう促す。
「お邪魔しまーす」
「お邪魔します」
「…お邪魔…します…」
「お、おお…」
すると女子達が真っ先に部屋の中に入って行って柴田と藤原はついて行くように最後に入ってドアを閉める。
「へー…中、結構広いな。1LDKぐらいあんじゃね?」
「こんなアパート持ってるって事はやっぱ金持ってんの?」
柴田が間取りを見ながら意外そうに聞くと藤原はニヤニヤ笑いながら下世話な事を尋ねてきた。
「爺さんは大企業の元社長で今は会長だったらしいからかなりの金持ちじゃねーかな?」
「「マジ!?」」「「「ホントに!?」」」
俺の思い出すような返答に永江と高木を除くみんなが食いつくような反応をする。
「じゃあお前将来社長の後継ぎって事か?」
「だからこんな一人暮らししてんの?」
「いやいやまさか。そもそも一人暮らしじゃねーし」
「…もしかしてお父さんとかお母さんは別の部屋に?」
「このアパート全体で暮らしてるってこと?」
藤原と柴田の問いに俺が否定すると深山と斉藤が疑問を聞き…
「海兄ただいまー…あれ?友達?」
俺が答えようと口を開くと丁度いいタイミングで弟の一人がドアを開けて帰宅の挨拶をして、みんなを見て不思議そうに尋ねた。
「おう、お帰り」
「海にぃ遊びに行って来ていいー?」
「遅くなるなよ」
「海お兄ちゃん、友達連れて来たんだけど…部屋に入れて良い?」
「良いけどあんまり騒いだり散らかしたりするなよ」
…一人が帰宅すると次々と妹や弟達が帰宅の報告と確認をしてくる。
「…お前…こんな弟とか妹がいっぱいいたの?」
「初耳やわー…ってかてっきりお前一人っ子だと思ってたのに…意外過ぎる」
「まあみんな腹違いだけどな」
「「…は?」」「「「「え?」」」」
藤原が驚いたように確認すると柴田も驚きながら言うので誤解とか勘違いされないように教えると…
永江以外のみんなの反応と言葉が被った。
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