494 / 556
494
しおりを挟む
「早かったな」
「たった一ヘクタールだけだったからな」
「…一ヘクタールって100×100だろ?結構な大きさじゃねーか」
「まあ…そうだな」
藤原の発言に俺が適当な感じで軽く返すと柴田が確認するように聞いた後にツッコむように言うので俺はちょっと考えて賛同する。
「魔法農法ができる内はいーけどよ、元の世界に戻っても同じ感覚だったら流石にヤバイぜ?」
「…だな、気をつけるわ」
「おい柴。その発言俺らにもブーメランだぞ。しかも致命傷級の」
「うっ…!!…俺も、気をつけます」
柴田が忠告のような事を言うので俺が少し反省しながら返すと藤原が呆れたように指摘し、柴田は『しまった!』って顔をしながら反省するように言う。
「お」
「誰か来たな」
「多分委員長だ。あと藤、王子が戻して欲しいって」
「オッケー」
王子がアッチの家に来ると飯島もほぼ同時にコッチの家に着いたのか、インターホンが鳴るので俺は来客の素性を告げてから藤原にお願いした。
「フジワラ殿、感謝いたす」
「うーい」
「ではウミハラ殿、金を用意するため一旦失礼させてもらう」
「はいはい」
王子は藤原に礼を言うと俺にも一声かけてから家から出て行った。
「そーいや委員長はなんで?」
「魔鉱石製の装備が欲しいんだと。今さっき電話あった」
「あー…作るよう頼まれたワケね」
「今んトコこの新大陸じゃ海以外に作れる奴がいねーからな」
藤原の疑問に俺が答えると柴田も納得したように言う。
「あ、海原くんよろしく」
「…よろしく、お願いします…」
「え!?」
「…まさか鍛治職人だったのか…?」
委員長が客間に来ると前と同じパーティメンバーも一緒に入って来る。
「武器は一人3万、委員長の防具一式は合わせて金貨15万枚ね」
「「3万!?」」
「…はい」
「…どうぞ」
俺の説明に剣士の男と射手の男が驚くが飯島と魔法使いの女の子は直ぐに金を払う。
「形状はどうする?適当でもいい感じ?」
「えっと…コレと同じ物に出来る?防具はコレで」
俺が確認すると飯島は今使ってるのとは別の剣を取り出して確認し返すと、今着けてる防具を外して渡してきた。
「私も…コレと同じ物を…」
「3万…3万かぁ~…」
「俺はコレと同型の物を頼む」
女の子も装備してるのと別の杖を渡してくると剣士の野郎は腕を組んで悩み、射手の男は弓を渡してくる。
「……ええい!俺はコレと同じ物を!」
剣士の野郎は決断したかのように叫んで装備してる剣を差し出した。
「はいはい」
「お金は?先に払った方がいい?」
「物と交換でいいぜ」
「分かった。…どれくらいかかりそう?」
俺が兵に物を受け取らせて指示を出すと飯島が時間を確認してくる。
「今からだと…昼飯前ぐらいだろうな」
「そんなに早く?……じゃあその時間にまた来るね」
「おう」
俺の返答に飯島は驚いたように確認するとパーティメンバーと共に帰って行った。
「たった一ヘクタールだけだったからな」
「…一ヘクタールって100×100だろ?結構な大きさじゃねーか」
「まあ…そうだな」
藤原の発言に俺が適当な感じで軽く返すと柴田が確認するように聞いた後にツッコむように言うので俺はちょっと考えて賛同する。
「魔法農法ができる内はいーけどよ、元の世界に戻っても同じ感覚だったら流石にヤバイぜ?」
「…だな、気をつけるわ」
「おい柴。その発言俺らにもブーメランだぞ。しかも致命傷級の」
「うっ…!!…俺も、気をつけます」
柴田が忠告のような事を言うので俺が少し反省しながら返すと藤原が呆れたように指摘し、柴田は『しまった!』って顔をしながら反省するように言う。
「お」
「誰か来たな」
「多分委員長だ。あと藤、王子が戻して欲しいって」
「オッケー」
王子がアッチの家に来ると飯島もほぼ同時にコッチの家に着いたのか、インターホンが鳴るので俺は来客の素性を告げてから藤原にお願いした。
「フジワラ殿、感謝いたす」
「うーい」
「ではウミハラ殿、金を用意するため一旦失礼させてもらう」
「はいはい」
王子は藤原に礼を言うと俺にも一声かけてから家から出て行った。
「そーいや委員長はなんで?」
「魔鉱石製の装備が欲しいんだと。今さっき電話あった」
「あー…作るよう頼まれたワケね」
「今んトコこの新大陸じゃ海以外に作れる奴がいねーからな」
藤原の疑問に俺が答えると柴田も納得したように言う。
「あ、海原くんよろしく」
「…よろしく、お願いします…」
「え!?」
「…まさか鍛治職人だったのか…?」
委員長が客間に来ると前と同じパーティメンバーも一緒に入って来る。
「武器は一人3万、委員長の防具一式は合わせて金貨15万枚ね」
「「3万!?」」
「…はい」
「…どうぞ」
俺の説明に剣士の男と射手の男が驚くが飯島と魔法使いの女の子は直ぐに金を払う。
「形状はどうする?適当でもいい感じ?」
「えっと…コレと同じ物に出来る?防具はコレで」
俺が確認すると飯島は今使ってるのとは別の剣を取り出して確認し返すと、今着けてる防具を外して渡してきた。
「私も…コレと同じ物を…」
「3万…3万かぁ~…」
「俺はコレと同型の物を頼む」
女の子も装備してるのと別の杖を渡してくると剣士の野郎は腕を組んで悩み、射手の男は弓を渡してくる。
「……ええい!俺はコレと同じ物を!」
剣士の野郎は決断したかのように叫んで装備してる剣を差し出した。
「はいはい」
「お金は?先に払った方がいい?」
「物と交換でいいぜ」
「分かった。…どれくらいかかりそう?」
俺が兵に物を受け取らせて指示を出すと飯島が時間を確認してくる。
「今からだと…昼飯前ぐらいだろうな」
「そんなに早く?……じゃあその時間にまた来るね」
「おう」
俺の返答に飯島は驚いたように確認するとパーティメンバーと共に帰って行った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
309
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる