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…そして昼食後。
「ウミハラ殿。頼みがあるのだが」
何故か各国の王子達がぞろぞろと揃って家にやって来た。
「頼み?」
「…魔鉱石製の武器と防具を譲って欲しい」
ドロウィンの王子の言葉に俺が聞き返すとトルツの王子が内容を言う。
「…王子自ら遠征隊に参加するつもり?」
「あ、いや…冒険者達が使うやつを」
俺が驚きながら聞くとトルツの王子は訂正するように返す。
「あー…まあ金さえ払うんなら別に構わないよ」
「!ホントか!?」
「そこらの奴らの頼みなら断るけど他ならぬ王子達の頼みだしね」
俺は王子達に恩を売るように言いながら了承する。
「助かる。ではとりあえず20人分頼みたいのだが…金貨150万枚で足りるだろうか?」
「えーと…剣が3万で…60万、鎧が4万で…80万…足して……140万だね」
「では残りは人件費という事で」
「お、やったね」
ドロウィンの王子の確認に俺が計算しながら返すと色を付けてくれるようなので俺は喜んで兵に金を受け取らせた。
「…どれくらい、かかる…?」
「形を指定しないんなら明日の朝までには終わるかも」
「流石の仕事の早さだな!我々も見習いたいものだ!」
ワウシャープの王子が期間を聞いてくるので最速の場合での想定で返すとモニクァの王子が笑いながら褒めてくる。
「ふむ…計画を前倒ししても問題無さそうですな」
「…ん」
「ではウミハラ殿、また明日」
「おー」
王子達は用が済むと次の遠征の事を話しながら家から出て行った。
「…もう慣れてきたけどよ、王子からの直接の依頼で150万の仕事ってすげーな」
「しかも一日で、だろ?儲かるなー」
「まあお前らのおかげで材料が揃ってっからな」
俺が兵達を召喚して指示を出すと柴田が弄るように言い、藤原も乗っかってくるので…
俺は一応柴田と藤原の功績も大きい事を告げるように返す。
「この前大量に採ったやつか」
「いくら俺でも材料が無いとどうしようもないからな。一人じゃ採りにも行けんし」
「アレあとどのぐらいあんの?」
「さあ?とりあえずまだまだ大量にあるぞ」
「やっぱあの時大量に採ってて良かったな」
「な」
「全くだ」
藤原の疑問に俺が適当に返すと柴田が思い出すように言うので藤原と俺はソレに同意した。
「ん?」
「どーした?」
「王子が一人引き返して来た」
王子達が出て行って5分もしない内にモニクァの王子が戻って来る。
「どうかした?」
「この前のチョコを譲ってくれないか?」
「いくつ?」
「…そうだな…10個ほど頼む」
部屋に通しての問いに王子はまた妹にねだられたのか新大陸製のお菓子を欲しがるので量を聞くと考えながら答えた。
「じゃあ金貨1000枚ね」
「1000!?チョコで!?いやいや高くね?」
「何言ってんだ、全然高くねーよ。逆に超格安だぞ」
「いやチョコ10個で金貨1000枚は高いだろ。ぼったくりかよ」
俺が料金を請求すると藤原が値段に驚くので俺が否定するも柴田も藤原に賛同するように言う。
「ウミハラ殿。頼みがあるのだが」
何故か各国の王子達がぞろぞろと揃って家にやって来た。
「頼み?」
「…魔鉱石製の武器と防具を譲って欲しい」
ドロウィンの王子の言葉に俺が聞き返すとトルツの王子が内容を言う。
「…王子自ら遠征隊に参加するつもり?」
「あ、いや…冒険者達が使うやつを」
俺が驚きながら聞くとトルツの王子は訂正するように返す。
「あー…まあ金さえ払うんなら別に構わないよ」
「!ホントか!?」
「そこらの奴らの頼みなら断るけど他ならぬ王子達の頼みだしね」
俺は王子達に恩を売るように言いながら了承する。
「助かる。ではとりあえず20人分頼みたいのだが…金貨150万枚で足りるだろうか?」
「えーと…剣が3万で…60万、鎧が4万で…80万…足して……140万だね」
「では残りは人件費という事で」
「お、やったね」
ドロウィンの王子の確認に俺が計算しながら返すと色を付けてくれるようなので俺は喜んで兵に金を受け取らせた。
「…どれくらい、かかる…?」
「形を指定しないんなら明日の朝までには終わるかも」
「流石の仕事の早さだな!我々も見習いたいものだ!」
ワウシャープの王子が期間を聞いてくるので最速の場合での想定で返すとモニクァの王子が笑いながら褒めてくる。
「ふむ…計画を前倒ししても問題無さそうですな」
「…ん」
「ではウミハラ殿、また明日」
「おー」
王子達は用が済むと次の遠征の事を話しながら家から出て行った。
「…もう慣れてきたけどよ、王子からの直接の依頼で150万の仕事ってすげーな」
「しかも一日で、だろ?儲かるなー」
「まあお前らのおかげで材料が揃ってっからな」
俺が兵達を召喚して指示を出すと柴田が弄るように言い、藤原も乗っかってくるので…
俺は一応柴田と藤原の功績も大きい事を告げるように返す。
「この前大量に採ったやつか」
「いくら俺でも材料が無いとどうしようもないからな。一人じゃ採りにも行けんし」
「アレあとどのぐらいあんの?」
「さあ?とりあえずまだまだ大量にあるぞ」
「やっぱあの時大量に採ってて良かったな」
「な」
「全くだ」
藤原の疑問に俺が適当に返すと柴田が思い出すように言うので藤原と俺はソレに同意した。
「ん?」
「どーした?」
「王子が一人引き返して来た」
王子達が出て行って5分もしない内にモニクァの王子が戻って来る。
「どうかした?」
「この前のチョコを譲ってくれないか?」
「いくつ?」
「…そうだな…10個ほど頼む」
部屋に通しての問いに王子はまた妹にねだられたのか新大陸製のお菓子を欲しがるので量を聞くと考えながら答えた。
「じゃあ金貨1000枚ね」
「1000!?チョコで!?いやいや高くね?」
「何言ってんだ、全然高くねーよ。逆に超格安だぞ」
「いやチョコ10個で金貨1000枚は高いだろ。ぼったくりかよ」
俺が料金を請求すると藤原が値段に驚くので俺が否定するも柴田も藤原に賛同するように言う。
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