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その後、王子は鉱石の解析結果を話して直ぐに睡眠のために帰って行ったので俺も藤原に電話してテントへと帰還する。
「で、なんだった?」
「昨日の鉱石、調べた結果やっぱり『魔石』とか『魔鉱石』だったんだと」
「「マジで!?」」
藤原の疑問に俺が王子から聞いた事をそのまま話すと柴田も一緒に驚いた。
「じゃあめっちゃ貴重なヤツじゃん!」
「な。…ってか良く考えたら『魔鉱石』ってなんだ?魔石みたいなモンか?」
藤原がテントの片付けを手伝いながら興奮したように言うと柴田も片付けを手伝いながら同意し、少し考えて尋ねてくる。
「ん。魔石と似たような性質を持つ鉱石とか鉱物だな」
「へー、そんなのもあるんだな」
「一応魔石よか手に入り易いではある。それでも数えられる程度の希少品だけど」
「ほー、そんなのがゴロゴロ出てきたのか…」
俺の説明に藤原が意外そうな感じで言うので補足すると柴田も昨日の事を思い出しながら意外そうに呟いた。
「…なあ、その魔鉱石も魔石みたいに武器強化とか出来んのか?」
「いや、強化は無理だと思う。一から作る材料なら問題ないけど…ってか普通に魔石もそうだけど、魔鉱石とかは扱いが難しくて加工とか結構厳しいらしいぜ?」
藤原が疑問を聞いてくるので俺は説明しながら返す。
「マジか。じゃあお前の魔法でも無理な感じ?」
「いや?俺の兵なら余裕よ」
「「やっぱりかよ!」」
柴田の確認するような問いに俺が否定的に返すと藤原と二人でツッコんできた。
「『魔法鍛法』っつーワウシャープの研究の応用でな」
「あー…そういやソコは金属関係の研究だっけ?」
「つー事は…剣とか鎧も作れんの?」
「よゆーよゆー。『魔法鍛法』は鍛治とかも範囲に含まれっからな」
作る必要もねーけど。と、俺は藤原の疑問に肯定しながら今まで使わなかった理由を話す。
「まあ…俺ら一応『亡霊王』とかの装備持ってっから新しく買ったり作ったりする必要ねーしな」
「流石にそんな無駄遣いは、なぁ…」
「…そういや魔獣がドロップする装備って全部エンチャント付きなのか?」
「基本的にはそーだな。キングミノタウルスの斧でも『攻撃力アップ』とか『威力アップ』とか付いてるし」
「エンチャが付いてねーのもあるけど、そういうのは大抵ステが高性能だったりする」
「へー」
俺の疑問に柴田と藤原が答え、片付けも終わったところで…俺らは登山を再開する事に。
「まあでも魔石とか魔鉱石?とかが普通に採れるようになったら冒険者全体の質も上がるんじゃね?」
「あー…装備が高性能になったらそうなるかもな」
「冒険者の質が上がったらなんかあんのか?」
「バカかおめー!俺らの負担が減って楽になるだろーがよー!えー!」
「そーそー」
藤原が歩きながら話すと柴田も賛同し、俺が疑問を聞くと藤原は圧を強くするように返し柴田が面白がるかのように乗っかる。
「…なるか?」
「…いや、ごめん。言い過ぎた」
「どっちだよ。なるって言えよ!」
そもそも負担も何も俺らは自分達の考えや判断で動いているので、キツイも楽もない気がする…と思いながら聞くと藤原が謝り、柴田がツッコむ。
「で、なんだった?」
「昨日の鉱石、調べた結果やっぱり『魔石』とか『魔鉱石』だったんだと」
「「マジで!?」」
藤原の疑問に俺が王子から聞いた事をそのまま話すと柴田も一緒に驚いた。
「じゃあめっちゃ貴重なヤツじゃん!」
「な。…ってか良く考えたら『魔鉱石』ってなんだ?魔石みたいなモンか?」
藤原がテントの片付けを手伝いながら興奮したように言うと柴田も片付けを手伝いながら同意し、少し考えて尋ねてくる。
「ん。魔石と似たような性質を持つ鉱石とか鉱物だな」
「へー、そんなのもあるんだな」
「一応魔石よか手に入り易いではある。それでも数えられる程度の希少品だけど」
「ほー、そんなのがゴロゴロ出てきたのか…」
俺の説明に藤原が意外そうな感じで言うので補足すると柴田も昨日の事を思い出しながら意外そうに呟いた。
「…なあ、その魔鉱石も魔石みたいに武器強化とか出来んのか?」
「いや、強化は無理だと思う。一から作る材料なら問題ないけど…ってか普通に魔石もそうだけど、魔鉱石とかは扱いが難しくて加工とか結構厳しいらしいぜ?」
藤原が疑問を聞いてくるので俺は説明しながら返す。
「マジか。じゃあお前の魔法でも無理な感じ?」
「いや?俺の兵なら余裕よ」
「「やっぱりかよ!」」
柴田の確認するような問いに俺が否定的に返すと藤原と二人でツッコんできた。
「『魔法鍛法』っつーワウシャープの研究の応用でな」
「あー…そういやソコは金属関係の研究だっけ?」
「つー事は…剣とか鎧も作れんの?」
「よゆーよゆー。『魔法鍛法』は鍛治とかも範囲に含まれっからな」
作る必要もねーけど。と、俺は藤原の疑問に肯定しながら今まで使わなかった理由を話す。
「まあ…俺ら一応『亡霊王』とかの装備持ってっから新しく買ったり作ったりする必要ねーしな」
「流石にそんな無駄遣いは、なぁ…」
「…そういや魔獣がドロップする装備って全部エンチャント付きなのか?」
「基本的にはそーだな。キングミノタウルスの斧でも『攻撃力アップ』とか『威力アップ』とか付いてるし」
「エンチャが付いてねーのもあるけど、そういうのは大抵ステが高性能だったりする」
「へー」
俺の疑問に柴田と藤原が答え、片付けも終わったところで…俺らは登山を再開する事に。
「まあでも魔石とか魔鉱石?とかが普通に採れるようになったら冒険者全体の質も上がるんじゃね?」
「あー…装備が高性能になったらそうなるかもな」
「冒険者の質が上がったらなんかあんのか?」
「バカかおめー!俺らの負担が減って楽になるだろーがよー!えー!」
「そーそー」
藤原が歩きながら話すと柴田も賛同し、俺が疑問を聞くと藤原は圧を強くするように返し柴田が面白がるかのように乗っかる。
「…なるか?」
「…いや、ごめん。言い過ぎた」
「どっちだよ。なるって言えよ!」
そもそも負担も何も俺らは自分達の考えや判断で動いているので、キツイも楽もない気がする…と思いながら聞くと藤原が謝り、柴田がツッコむ。
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