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「…苦いって事はもしかしたら殺虫とか殺菌作用があるかもな」
「マジか…ちょっと食っちまったけど大丈夫か?」
「ちょっとなら大丈夫だろ。後から成分調べてもらってお茶とかに使えないか聞いてみるわ」
俺の予想に柴田が不安そうに聞いてくるのでフォローするように返す。
「あー…まあお茶とかもにげぇもんな。俺は皮剥いて食お…柴サンキューな」
「ブドウの方は皮ごと食えたのに…」
藤原が納得しながらピーラーで皮をむき始めると柴田も残念そうに呟きながら皮をむく。
「甘っ!うまっ!当たりだぜ!」
「俺のも甘いけど、外れってあんのか?コレ」
「そういやジュースもあるぜ。コレ」
楽しそうに喜びながら果物を食べてる二人に俺は兵に果物を片付けさせながら瓶を取り出して見せる。
「マジで?コレのジュースって美味そうだな」
「いやー普通のジュースとは一線を画す美味さだぜ?なんせ水の代わりに霊水使ってっからな」
「マジで!?でも霊水って貴重なんだろ?良いのか?そんなのに使って…」
柴田の言葉に俺が感想と説明をすると藤原が驚きながら聞いてきた。
「値段にしたら金貨1000枚は軽く超えるな。間違いなく」
「じゅ、10万のジュースって事かよ…」
「流石に桁が違ぇな。1000円でも高いのに、ソレの100倍かよ」
「ちなみにこのブドウジュース。凄ぇぜ?飲んでみるか?」
分かりやすく価値を伝えると藤原と柴田が驚くので俺はあと一つのジュースを取り出して試飲を勧める。
「飲む飲む!そう言われて飲まねーバカがいるか!」
「全くだ!」
「ほらコップ」
「…おおお!すげー!え?光ってない?」
「いや確実に光ってんな!すげー…!発光するジュースとか初めて見たわ!なんで光ってんの?」
俺がコップを渡して注ぐと光る液体を見て柴田と藤原が驚きながら興奮したように俺を見た。
「知らん。料理長は冷光がどうのこうの原理の難しい話をしていたが、とりあえず原料のブドウが光ってるからだと」
「はぁ~…光るブドウから出来た光るジュースか…」
「なんかすげー幻想的だな。夜に飲んでみたい気もするが…まあいいや、飲んでみよーぜ!」
「おう!」
俺の適当な説明に柴田も藤原も適当に納得したように返してジュースを一口飲んだ。
「うまっ!なんだコレ?ホントに水か?」
「すげーゴクゴク飲めるわ…汗かいてヤベー時のアクエリみてーだ」
「あ、分かる!そんな感じ!」
藤原があまりの美味さに驚いてコップに入ってる分を一気に全部飲むと柴田が経験談による例を挙げて藤原はソレに納得したように同意する。
「マジか…ちょっと食っちまったけど大丈夫か?」
「ちょっとなら大丈夫だろ。後から成分調べてもらってお茶とかに使えないか聞いてみるわ」
俺の予想に柴田が不安そうに聞いてくるのでフォローするように返す。
「あー…まあお茶とかもにげぇもんな。俺は皮剥いて食お…柴サンキューな」
「ブドウの方は皮ごと食えたのに…」
藤原が納得しながらピーラーで皮をむき始めると柴田も残念そうに呟きながら皮をむく。
「甘っ!うまっ!当たりだぜ!」
「俺のも甘いけど、外れってあんのか?コレ」
「そういやジュースもあるぜ。コレ」
楽しそうに喜びながら果物を食べてる二人に俺は兵に果物を片付けさせながら瓶を取り出して見せる。
「マジで?コレのジュースって美味そうだな」
「いやー普通のジュースとは一線を画す美味さだぜ?なんせ水の代わりに霊水使ってっからな」
「マジで!?でも霊水って貴重なんだろ?良いのか?そんなのに使って…」
柴田の言葉に俺が感想と説明をすると藤原が驚きながら聞いてきた。
「値段にしたら金貨1000枚は軽く超えるな。間違いなく」
「じゅ、10万のジュースって事かよ…」
「流石に桁が違ぇな。1000円でも高いのに、ソレの100倍かよ」
「ちなみにこのブドウジュース。凄ぇぜ?飲んでみるか?」
分かりやすく価値を伝えると藤原と柴田が驚くので俺はあと一つのジュースを取り出して試飲を勧める。
「飲む飲む!そう言われて飲まねーバカがいるか!」
「全くだ!」
「ほらコップ」
「…おおお!すげー!え?光ってない?」
「いや確実に光ってんな!すげー…!発光するジュースとか初めて見たわ!なんで光ってんの?」
俺がコップを渡して注ぐと光る液体を見て柴田と藤原が驚きながら興奮したように俺を見た。
「知らん。料理長は冷光がどうのこうの原理の難しい話をしていたが、とりあえず原料のブドウが光ってるからだと」
「はぁ~…光るブドウから出来た光るジュースか…」
「なんかすげー幻想的だな。夜に飲んでみたい気もするが…まあいいや、飲んでみよーぜ!」
「おう!」
俺の適当な説明に柴田も藤原も適当に納得したように返してジュースを一口飲んだ。
「うまっ!なんだコレ?ホントに水か?」
「すげーゴクゴク飲めるわ…汗かいてヤベー時のアクエリみてーだ」
「あ、分かる!そんな感じ!」
藤原があまりの美味さに驚いてコップに入ってる分を一気に全部飲むと柴田が経験談による例を挙げて藤原はソレに納得したように同意する。
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