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「え、そお?」
「少なくとも俺から見たらお前らは陰キャじゃねーな」
「…海原はなんて言うか陽キャって感じはしないけど意外と陽キャだよね」
「そうか?」
佐藤が嬉しそうに聞いてくるので印象の話をすると逆に俺の事を言ってくるので適当に流す。
「だって初対面の人とも直ぐに仲良くなれるし、柴田とか藤原達と良くバカやるじゃん?」
「それって普通じゃねーか?俺の中では陽キャって言ったらワーワー騒いで周りに迷惑をかける事も気にせずやるイメージだけど」
「いや、あなた達ソレにがっつり当てはまってるから。自分達では気づいてないだけで」
「…そーかぁ?」
佐藤の言葉に俺が微妙な感じで返すと心外な事を言われたので反発するように返した。
「でもまあ『パリピヒャッホー』って騒いでるわけじゃないから典型的な陽キャって感じはしないけどさ」
「いやいや、普通はあんな騒がねーだろ。めんどくせぇ」
「ソレを楽しむのが真の陽キャでしょ?そう考えたら海原達はまだまだだね」
「…なんでいつのまにか俺らが陽キャ目指してるって事になってんだ?別に今のままの普通でいいんだが」
佐藤が意味不明な思考回路での勘違い発言をかましてくるので、俺はボケかどうかの判断に困りつつも一応呆れながらツッコむように否定する。
「おっと、そろそろだ…じゃあ高木さんによろしくね」
「おう。今度連れてくるからな」
「オッケー」
時間を見て用事を思い出しように別れの挨拶をする佐藤に俺がそう返すと指でポーズを取りながら了承した。
…その後。
厨房で料理長達と喋ってると時間になったので兵を10体預け、装備を回収して帰宅する。
そして野郎三人で昼飯を食ってると深山から電話があり…
今度は帝国の帝都に買い物に行きたいと言うので藤原とのスキルの連携で移動させた。
「くっ…伊達つえー。政宗居ないのになんでこんなに強いんだよ」
「おめー南部滅ぼしてんだから騎兵隊組めよ。こっちなんて朝倉と織田に挟まれてんだぞ」
「やっぱ野望シリーズは島津だろ。九州制圧も時間の問題だな」
「こりゃ俺と海の東西戦争になりそうだな」
「…お、電話だ」
俺らが某戦国シミュレーションゲームをオンラインで対戦してるとようやく買い物が終わったであろう深山から着信が。
「ただいまー」
「おう。おかえり」
「王都とか帝都ってやっぱ品揃えが凄いね!その分値段も凄いけど」
「おー、高木その服似合ってんじゃん。やっぱ斉藤達のファッションセンス良いな」
「えー、そう?」
女子達が持ってた紙袋を下ろしながら言うと柴田が高木の格好を見て斉藤達と同時に褒めると住吉が嬉しそうに謙遜する。
「マジマジ。やっぱ私服だと制服姿とは印象が大分変わるな」
「だよね。高木さん顔も可愛いのに髪型で隠れちゃっててもったいない気がするんだけど…」
「…似合ってる…?」
「似合ってる似合ってる」
藤原も柴田の意見に賛同すると斉藤が皮肉っぽい事を言い、高木が不安そうに聞くと柴田がもう一回褒めた。
「少なくとも俺から見たらお前らは陰キャじゃねーな」
「…海原はなんて言うか陽キャって感じはしないけど意外と陽キャだよね」
「そうか?」
佐藤が嬉しそうに聞いてくるので印象の話をすると逆に俺の事を言ってくるので適当に流す。
「だって初対面の人とも直ぐに仲良くなれるし、柴田とか藤原達と良くバカやるじゃん?」
「それって普通じゃねーか?俺の中では陽キャって言ったらワーワー騒いで周りに迷惑をかける事も気にせずやるイメージだけど」
「いや、あなた達ソレにがっつり当てはまってるから。自分達では気づいてないだけで」
「…そーかぁ?」
佐藤の言葉に俺が微妙な感じで返すと心外な事を言われたので反発するように返した。
「でもまあ『パリピヒャッホー』って騒いでるわけじゃないから典型的な陽キャって感じはしないけどさ」
「いやいや、普通はあんな騒がねーだろ。めんどくせぇ」
「ソレを楽しむのが真の陽キャでしょ?そう考えたら海原達はまだまだだね」
「…なんでいつのまにか俺らが陽キャ目指してるって事になってんだ?別に今のままの普通でいいんだが」
佐藤が意味不明な思考回路での勘違い発言をかましてくるので、俺はボケかどうかの判断に困りつつも一応呆れながらツッコむように否定する。
「おっと、そろそろだ…じゃあ高木さんによろしくね」
「おう。今度連れてくるからな」
「オッケー」
時間を見て用事を思い出しように別れの挨拶をする佐藤に俺がそう返すと指でポーズを取りながら了承した。
…その後。
厨房で料理長達と喋ってると時間になったので兵を10体預け、装備を回収して帰宅する。
そして野郎三人で昼飯を食ってると深山から電話があり…
今度は帝国の帝都に買い物に行きたいと言うので藤原とのスキルの連携で移動させた。
「くっ…伊達つえー。政宗居ないのになんでこんなに強いんだよ」
「おめー南部滅ぼしてんだから騎兵隊組めよ。こっちなんて朝倉と織田に挟まれてんだぞ」
「やっぱ野望シリーズは島津だろ。九州制圧も時間の問題だな」
「こりゃ俺と海の東西戦争になりそうだな」
「…お、電話だ」
俺らが某戦国シミュレーションゲームをオンラインで対戦してるとようやく買い物が終わったであろう深山から着信が。
「ただいまー」
「おう。おかえり」
「王都とか帝都ってやっぱ品揃えが凄いね!その分値段も凄いけど」
「おー、高木その服似合ってんじゃん。やっぱ斉藤達のファッションセンス良いな」
「えー、そう?」
女子達が持ってた紙袋を下ろしながら言うと柴田が高木の格好を見て斉藤達と同時に褒めると住吉が嬉しそうに謙遜する。
「マジマジ。やっぱ私服だと制服姿とは印象が大分変わるな」
「だよね。高木さん顔も可愛いのに髪型で隠れちゃっててもったいない気がするんだけど…」
「…似合ってる…?」
「似合ってる似合ってる」
藤原も柴田の意見に賛同すると斉藤が皮肉っぽい事を言い、高木が不安そうに聞くと柴田がもう一回褒めた。
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